漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

夾竹桃 (25/27) やましき事無し

2009年05月24日 10時49分36秒 | 第13話/夾竹桃
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ハリソンさん、

「 心の奥から湧き上がる善意からしている事は、決して常識はずれなのではない。 」

― と、信じています。

 でも、ウォルポールさん作 「 オトラントの城 」 の、
セオドア君へのイザベラ姫の洞窟内でのお言葉になってしまいますが、

「 こんな所見られたら、世間は何と思うやら。 」

 …これに対して、

「 中世人がこんな現代人みたいな事を言ってんの!? 」

― と、ウォルポールさんが当時の読者達から突っ込まれたそうなので、
18世紀欧米でも、奥まった場所で家族以外の男女が二人っきりでいたら、
当人同士はどう思っていたとしても、
端からは好奇の目で見られたんでしょう。


 アラベラさん、インフルエンザだとしたら、
38度~40度の熱が、37度台に下がったくらいなんでしょうね。

〈 次回の更新は5月30・6月1日の予定 〉




 

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