漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

ここだけの秘密(11/19) 平仄(ひょうそく)整合の魔術

2008年12月06日 14時49分54秒 | 第11話/ここだけの秘密
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― そして、今日の副々題は「こんなにアッサリ認めていいのか?」です。


 えーっ、でも「登場人物紹介」では、ハリソンさんとシャンディさんの誕生日が違ってたよー。
誕生日が違うと運命も違うんだよ。

誕生日ぐらい変えたってどうって事ないわよ!
どうせ「何日」程度の事でしょ!
たかが2週間くらいじゃない。
私なんて、「年単位」でしている事あるから!!

…この点について、僕のコメントは控えさせていただきます。

しかし、作者は第7話の最後のページで、「お迎えが来る」と言っておったぞ。
「お迎え」と言ったらもう〈アレ〉しかないではないか!

イヤだわ、縁起でもない!

あれだな、マーティン・ローソンのトリストラム・シャンディ
やって来て、「よくも俺を騙(かた)ったな~!」
― ってハリソンがブッ殺される
んだ。
絶対そうだぜ!

何かこっちの、ローソンさんが描いた方の絵の人、妖怪みたいだよね。

「 ♪ きっと来る~ ♪ 」とか言ってっけど、
まさかTVはないだろうし、ゴテゴテ模様の金ピカ額に入って
飾ってある絵の中からでも出て来んのかな?

18世紀にTVは、カサノバ殿の頭の中にしかなかったのじゃろうな。

なーに、この絵っ?!
「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな漫画描いたらゼッタイ受けるわよ!
まだ描いてないのかしら?描いてないなら描けばいいのにィ~!!


マーティン・ローソン作「漫画版トリストラム・シャンディ」について詳しくお知りになりたい方は、
サイト検索するか、作者みたいに下記のメモ書きを持って、洋書の輸入をしてくれる書店に頼んで入手にトライしてみて下さい。
もちろんご自分で欧米行って買って下さってもいいんですけどね。
前にも書きましたが、値段は¥4980(平成15年当時)でした。
高っ!美術書かよ!?


Publisher : Overlook Press
ISBN : 0879517689
“ The Life and Opinions of Tristram Shandy , Gentleman ”
by Martin Rowson

 …ところで、ランズバーグ夫人、「トリストラム・シャンディ」を読んだ事が
あるんでしょうか?18世紀当時は女子が読むべきではない本でしたのに。
今日の続きは明日。




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