漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

日常に忍び込むフランス伝来の食べ物⑩-2 関係NOTHINGな者達 フレンチパピロ

2024年03月19日 18時46分25秒 | フランス伝来の食べ物



 これは洋風菓子。
スーパーやドラッグストアでは
和菓子の棚に並べられてたりする
フレンチパピロ。

 おフランスで最初に作られて
明治〜大正時代の頃に
初来日…では無く、

北九州市の七尾製菓さんが作り、
1962年(昭和32)に販売開始。
れっきとした日本のお菓子でした。




 が、
袋にはトリコロールも入って
フランス菓子に見えても
おかしくない装い。

 名前の由来は
ネットで調べてもよく分からない。
「フランスのクリームの商名品」
「フランス語の『紙』から来ている」
とあります。

 【参考単語】
papier 紙
papillon 小さな紙切れ
(蝶々、映画のタイトル、犬種と同じ綴り)
papillote パーマ用の毛を巻く紙

 「紙」だとしたら
和洋古代歴史物や
ファンタジー物で
見かける巻物から
ヒラメキして作った?か??

 で空いた空間には
更に洋風に見えるために
クリームを入れた、と?

 で、
当時は昭和真っ只中。
あの頃のセンスでは
ジャズ、ロックンロール→アメリカ
クラシック→ベートーベン
ラーメン→中国
スパゲティ→イタリア
洋菓子、アート、
「洋行」の行き先
→おフランス

という
単純なイメージがあったため、
「フレンチ」と頭に付ければ
高級感や優雅な商品イメージが
出せる!
という事で命名されたのでは?

 と、これは
バリバリな昭和の
生まれ&育ちの方々との
議論で浮かび上がって来た
シン説です。

 私は子供の頃、
グリコのクリームコロンが
大好きでした。
そして、
パピロの存在を知ったのは
かなり後の事です。

 「コロンと似てるけど、
噛むと固くて味も地味してんな」
 
と思いました。
パピロの方が伝統と格式が
あるというのが
これを書くために調べて
分ったんですけどね。

 詰まっているのは
白いクリームだけかと
思いきや今では
抹茶とかいろいろあるらしい。

 今度探してみます!


  


 で、
同年10月9日の追加事項。
  
 確かに、
100均とかで抹茶風味は
見つかった!

 そして上記の↑
プリン味まで
ありましたよ!
9月29日に
クリエイトSDにて。

 薄い茶色のクリーム入り。
カラメルが香ばしさの
レベルを上げてます。



この記事についてブログを書く
« 日常に忍び込むフランス伝来... | TOP | 日常に忍び込むフランス伝来... »

Recent Entries | フランス伝来の食べ物