静岡県富士市の整体院  健友館富士整体療術院

富士山や愛鷹山の自然の様子、日常の出来事などです。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛等でお困りの方、即効性のある施術をお試し下さい

出来事と報道

2009年04月24日 | 社会
 何か出来事が起こると我先にとマスコミが走る。生まれ育った環境、生育歴、友人や近所の人の話等々、表面に現れた出来事をつなぎ合わせ、一人の人間をさらし者にしていく。裁判員制度が始まるが、表現の自由と基本的人権の関係を真剣に考えていかないと、世情の流れや風評による結果にもなりかねない。マスコミの影響は計り知れないものである。サリン事件を含めて無実の人間を罪人扱いしたり、選挙の世論の流れをつくったりと。マスコミもいろいろな事件を取材して独自の判断で報道する以上、最後までその責任を果たして貰いたいものだ。

 昨日、公然わいせつ罪で芸人が逮捕された。飲酒運転をしているわけではないので酒の量などどうでもいいことである。深夜の大きな声を出し迷惑をかけたことがきっかけみたいである。その時裸になっていたから公然わいせつ罪。酒を沢山飲んだことのある人は、ある時から記憶もなくなるのは普通にあることである。記憶のなくなった時に何かの事件の犯人にされても自分では分からない。仕事などストレスがたまっていれば、解放感にしたるため、誰も居ない所で裸になったり大きな声も出したくなるであろう。普通の酔っぱらいなら街中でやっている訳じゃあるまいし、保護してくれるかお説教で終わりなのでは。売れている芸人と言うことで、世間のさらし者である。マスコミでは鬼の首を取ったようである。悪いのは悪いのだが一生消えない傷を負わせてしまった。この閉塞感のある社会、温かさを感じられるようにしたいですね。