キャンドルの明かり

久しぶりに青空が戻ってきた
昨日つくし採りをしている家族を見かけた
野は春いっぱいである

でも
東電関内では計画停電のおかげで
町の商業等は冷え冷え
先日来院していた患者さんは
駅近くの商店街で店を開いているが
来客がほとんど無い状態だと言う
急に停電を取りやめたり
時間短縮でやったりと
安心して仕入れ等も出来ず
町にも人の流れが減少し
経営者だけでなく
従業員やパ－トの人達も困った状態になりつつあるという

地震の被災地だけでなく
地域経済も破綻し始めているのではないだろうか

町の灯りや信号機が消え
キャンドルが唯一の明かりである

何でも自粛自粛になっているが
果たしてそれでいいんだろうか
流通が止まり
地域の経済まで死んでしまったら
たくさんの死者や行方不明者を出し
心労や寒さで極限の生活を強いられている人々
さらに原発の放射線に苦しんでいる被災者の方々にも
支援や応援できなくなる