PCを使い始めたのは、
確か、1996年だった。
最初の本
「ドイツ地ビール夢の旅」(東京書籍)が、
刊行されて少しした頃、
ドイツの自動車会社(Mercedes)から、
HPに連載して欲しいとの依頼がきっかけだった。
テーマはドイツ・ビール紀行。
まずは、「会社のHPを見てください」
との連絡があった。
まさに好きなテーマだし、ドイツ地ビールについては、
ブラウマイスターや地元の人たちの協力が、
予想を遥かに超えてたくさんあった。
だから、取材が非常に潤沢で、
まだ書いていない、
さらに書きたいことがたくさんあった。
「まさに渡りに船」。
だが、私はPCを持っていなかった。
その頃、次の本の取材の準備や打ち合わせで、
PCを早々に買って、繋いで、
マニュアルを読む余裕が無かったから、
『困ったな~』と思っていると、
「早く見て、メール下さい!」。
まさに、外圧(?)のようだと思いながら、
結果的に、PCをアレコレ選ぶ暇も無いまま、
大投資(?)をして、すぐに買った。
これが良かった。
そうでもしないと、
私はワープロなるものを使い、
そのままで、仕事も友達付き合いも、
事が足りていたために、
グズグズしていたに違いない。
PCを使うきっかけを作ってくれた、
当時の担当者(女性)には、とても感謝している。
・・・そして、その後、彼女とはお友達になり、今に至る。