京都ツアー(12月28日のブログ掲載)へご参加なさる方々や、
もっと花街、舞妓さん・芸妓さんについて知りたい方々は、
京都花街、舞妓と芸妓の世界、
お店だし・衿かえ・事はじめなどのしきたり、
西陣織の帯・京友禅の着物など衣装の美、
儀式と衣装、旦那さんとは、旦那さんになるには(?)・・・などなど事前に知識を得ると、いっそう楽しめるのではないかと思います。
近年は、「舞妓さん」が身近になりました。
そして、日本各地の芸妓さん、芸者さんがTVのニュースなどで話題になっています。
でも、私が最初の花街に関する英語の著書「Gesha - A living tradition」を執筆、撮影をはじめ、その後、「Carlton Books」(英国/ロンドン) から刊行された2000年頃は、ベールの向こうの世界でした。
(実は今も、舞妓、花街、お茶屋、などの言葉が知られ、トリビア的な情報が広がっただけで、相変わらず、ベールの向こうの世界かもしれません。)
改めて考えると、文芸春秋「自著を語る」で、<最初の日本語の京都花街の本「京都花街 舞妓と芸妓の奥座敷」(文春新書)について>書いたように、とても不思議な気持ちになります。当時、編集委員の方々も、私と花街との出会いを『稀有な体験』だと、評価してくださいました。
私は、「私の知らない世界」=「京都花街」と、
英語の著書が出る以前から、17年以上も (#^.^#) 、京都五花街のおかあさん(女将さん)、芸妓さん、舞妓さんたちと、親しく、長いお付き合いさせてもらい、気づけば、本当に『奥座敷』も教えられるにいたりました。
花街に関する著書だけで、海外で刊行された写真集(エストニア語)や、英語版からの翻訳版(ハンガリー語、フランス語、ポーランド語)も含め、13冊となりました。
こんなにたくさんの言語で刊行されるとは、全く想像していませんでした。今思うと、それだけ、関心を持たれているわけです。
「舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)では、親しいおかあさんや芸妓さんたちの来し方をお聞きし、肉迫した人生の興味深いお話も書いてあります。スペイン講演会でへお越しくださったOさん(スペイン人)が、この本を三年かけて、辞書をひきながら読んでくださったそうです。鉛筆でうす黒くなった本を拝見し、びっくりしたのと同時に、著者としてはとてもありがたく思いました。
従来の花街の本にない深い内容と多くの方々が言って下さり、英語の本は系統だてて欧米人向けに書き、
「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」など、日本語の本は、うんちく多く、初めて活字になった(公になった)事がたくさんあり、地元の大旦那さんに(一体“そういうこと”を、)『書いても良いのだろうか、と思いましたね』と驚かれたことがありました。
わかる人にはキワなことや、歴史・文化・伝統としきたり、習わしなども、丹念に書いた本ですが、全く知らない人も楽しめる内容と言ってくださいました。。
舞妓さんたちの多くが、この本『奥座敷』をバイブルのように読んでから、置屋へ入っという話を関係者の方々からお聞きし、私本人もびっくりしています。
・・・ワカルとは、知るとは、理解とは、知識とは、そしてそれを自分のものとして昇華させることとは・・・花街の最初の一冊で、私は様々なことを考える機会を与えられました。
「一度や二度、お座敷へ行ったからといって、舞妓や芸妓が、(自分の)名前を覚えてくれるわけではないし、おかみさんとつきあえるわけでもないですよ・・・女将さんや芸妓さんと長くお付き合いして、自分でお座敷を揚げるのと、人に連れて行ってもらうのとでは、全く違う立場ですね・・・」などなどと、大正生まれで、花街でとても『モテた!』(同世代を生きた大正生まれの芸妓さんと内々のガールズトーク中の情報ですから、モテたのは間違いないでしょう!)大旦那さんの言葉を思い出します。(お二人とも亡くなられ、寂しいことです。)
さて、そして、
そういう一見さんお断りの世界が今もあることは、とても貴重なことです。
・・・花街と京都の皆様との出会いに、感謝 (*'▽')
あらら、今、Google で検索したら、いろいろ、Wikipedia や URLがあるみたい。
ご参考までにリストです:
「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」(文春新書)
「京都花街 もてなしの技術」(小学館)
「未知の京都 舞妓と芸妓」(弘文堂)
「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)
「京都発 舞妓さんのお道具帖」(山海堂)
「京都発 舞妓さんマナー集」(山海堂)
「Geisha - A living tradition]英語版(Carlton Books, London)
「Gesak - Elo hagyomany] ハンガリー語版(DEE-SIGN()
[GEJSZA. ?ywa tradycja ]ポーランド語版
「Geisha - Une tradition vivant] フランス語版(Soline)
「京都花街 歴史をつくった奥座敷」(NHK出版)
→「知るを楽しむ」テキスト
「Dialogue with Kimono」エストニア語版
もっと花街、舞妓さん・芸妓さんについて知りたい方々は、
京都花街、舞妓と芸妓の世界、
お店だし・衿かえ・事はじめなどのしきたり、
西陣織の帯・京友禅の着物など衣装の美、
儀式と衣装、旦那さんとは、旦那さんになるには(?)・・・などなど事前に知識を得ると、いっそう楽しめるのではないかと思います。
近年は、「舞妓さん」が身近になりました。
そして、日本各地の芸妓さん、芸者さんがTVのニュースなどで話題になっています。
でも、私が最初の花街に関する英語の著書「Gesha - A living tradition」を執筆、撮影をはじめ、その後、「Carlton Books」(英国/ロンドン) から刊行された2000年頃は、ベールの向こうの世界でした。
(実は今も、舞妓、花街、お茶屋、などの言葉が知られ、トリビア的な情報が広がっただけで、相変わらず、ベールの向こうの世界かもしれません。)
改めて考えると、文芸春秋「自著を語る」で、<最初の日本語の京都花街の本「京都花街 舞妓と芸妓の奥座敷」(文春新書)について>書いたように、とても不思議な気持ちになります。当時、編集委員の方々も、私と花街との出会いを『稀有な体験』だと、評価してくださいました。
私は、「私の知らない世界」=「京都花街」と、
英語の著書が出る以前から、17年以上も (#^.^#) 、京都五花街のおかあさん(女将さん)、芸妓さん、舞妓さんたちと、親しく、長いお付き合いさせてもらい、気づけば、本当に『奥座敷』も教えられるにいたりました。
花街に関する著書だけで、海外で刊行された写真集(エストニア語)や、英語版からの翻訳版(ハンガリー語、フランス語、ポーランド語)も含め、13冊となりました。
こんなにたくさんの言語で刊行されるとは、全く想像していませんでした。今思うと、それだけ、関心を持たれているわけです。
「舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)では、親しいおかあさんや芸妓さんたちの来し方をお聞きし、肉迫した人生の興味深いお話も書いてあります。スペイン講演会でへお越しくださったOさん(スペイン人)が、この本を三年かけて、辞書をひきながら読んでくださったそうです。鉛筆でうす黒くなった本を拝見し、びっくりしたのと同時に、著者としてはとてもありがたく思いました。
従来の花街の本にない深い内容と多くの方々が言って下さり、英語の本は系統だてて欧米人向けに書き、
「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」など、日本語の本は、うんちく多く、初めて活字になった(公になった)事がたくさんあり、地元の大旦那さんに(一体“そういうこと”を、)『書いても良いのだろうか、と思いましたね』と驚かれたことがありました。
わかる人にはキワなことや、歴史・文化・伝統としきたり、習わしなども、丹念に書いた本ですが、全く知らない人も楽しめる内容と言ってくださいました。。
舞妓さんたちの多くが、この本『奥座敷』をバイブルのように読んでから、置屋へ入っという話を関係者の方々からお聞きし、私本人もびっくりしています。
・・・ワカルとは、知るとは、理解とは、知識とは、そしてそれを自分のものとして昇華させることとは・・・花街の最初の一冊で、私は様々なことを考える機会を与えられました。
「一度や二度、お座敷へ行ったからといって、舞妓や芸妓が、(自分の)名前を覚えてくれるわけではないし、おかみさんとつきあえるわけでもないですよ・・・女将さんや芸妓さんと長くお付き合いして、自分でお座敷を揚げるのと、人に連れて行ってもらうのとでは、全く違う立場ですね・・・」などなどと、大正生まれで、花街でとても『モテた!』(同世代を生きた大正生まれの芸妓さんと内々のガールズトーク中の情報ですから、モテたのは間違いないでしょう!)大旦那さんの言葉を思い出します。(お二人とも亡くなられ、寂しいことです。)
さて、そして、
そういう一見さんお断りの世界が今もあることは、とても貴重なことです。
・・・花街と京都の皆様との出会いに、感謝 (*'▽')
あらら、今、Google で検索したら、いろいろ、Wikipedia や URLがあるみたい。
ご参考までにリストです:
「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」(文春新書)
「京都花街 もてなしの技術」(小学館)
「未知の京都 舞妓と芸妓」(弘文堂)
「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)
「京都発 舞妓さんのお道具帖」(山海堂)
「京都発 舞妓さんマナー集」(山海堂)
「Geisha - A living tradition]英語版(Carlton Books, London)
「Gesak - Elo hagyomany] ハンガリー語版(DEE-SIGN()
[GEJSZA. ?ywa tradycja ]ポーランド語版
「Geisha - Une tradition vivant] フランス語版(Soline)
「京都花街 歴史をつくった奥座敷」(NHK出版)
→「知るを楽しむ」テキスト
「Dialogue with Kimono」エストニア語版