横浜能楽堂で
大坪喜美雄先生の
「喜扇会」 初謡会。
私は、歳もキャリアも、
一番下の初心者で、
「鶴亀」
のワキを、
先輩方と謡わせていただきました。
お目出度い言葉。
美しい日本語。
それ青陽の春になれば
四季の節会の事始め
・・・
庭の砂は金銀の
・・・
千代のためしの
数々に
・・・
丹頂の鶴も一千年の齢を君に授け奉り
・・・
と続きます。
荘厳で晴れやかな情景が目に浮かびます。
さらに、
小袖曽我も地謡に加わり。
最初から通して謡うと
声だけなのに、
ストーリーや登場する人たちの心が
響いてくるような気がしました。
そして、
打ち上げも
楽しく。
能「三山」の話から、
男性が好む女性とは・・・、
男女関係の話題となり、
長老(失礼!)の方の
「人に聞いた話ですが・・・」
に始まるものの、実は
自らの『体験談』らしきお話が続き、
その面白さに、
盛り上がったのでした。
昔はいい意味で
色気があったのだな~と
想像しました。