「モホイ=ナジ芸術大学」(MOME)を訪ねました。
ハンガリー/ブダペストで、個展と講演会をしたポントン・ギャラリーは、
この大学の付属ギャラリーです。
ギャラリーは町なかにありますが、
大学は車で5~6分の緑豊かな住宅街にあります。
ドイツ語が堪能な講師でリサーチャーのアグネスさんが、
校舎を案内してくださいました。
私の個展と講演会のポスターが、校内各所に掲示されていました。
私のハンガリー語版「Geisha」が、
「図書館に2冊収蔵しているのに、貸し出し中なのでお見せできないのが残念です」
と、図書館を歩きながら話してくれました。
「個展」のオープニングには、副学長のジョテール先生がお越しくださいました。
シュディ大使夫人によれば、簡単にお会いできる人ではないそうで、
ありがたいことです。
大学の設立は1880年。
当時はデザイン大学と呼ばれており、1950年代に国立大学となり、
2006年から「MOME」と呼ばれるようになりました。
大学には、モホイ=ナジが授業料を支払った領収書の控えが残っているそうです。
学生数は600人のみ。
入試は10倍の競争率とのこと。
金曜の午後、大学敷地内にある寮の中庭でおしゃべりする学生たち。
芸術活動にピッタリな雰囲気でした。
卒業生で、現在はデザイナーとして活躍する女性たちが、
この日の前日、ポントン・ギャラリーへお越しくださったのに、
入場者が多くて落ち着かず、ゆっくりお話できなくてとても残念でした。
私の著書「ベルギー美味しい旅」(小学館)の中で、
その学問に対する発想と、長期的視野で人を育てる姿勢に感激して
かなりページを割いて書いた
EUのプロジェクト「エラスムス・ムンドゥス」により、
ハンガリー国籍以外の学生たちもかなり在籍しています。
アグネスさんも、このプロジェクトでウイーンへ留学したそうです。
鳥さんのお家もあります。
静かで緑があると、豊かな発想もわいてきますねぇ。
アグネスさんに記念写真を撮っていただきました。
金魚みたいに小さく写っているのが、私です。
秋晴れの青空がすばらしい午後でした。
学生の頃から興味深いと思っていた、
写真家であり個性的で多才な芸術家 モホイ=ナジ
にまつわる大学のギャラリーとご縁ができて、
とても光栄であると共に、不思議な気持ちにもなります。
彼が活躍したドイツのデッサウも、何度も訪ねたことがあります。
「ウェッジウッド物語」(日経BP社)
「イギリス陶磁器紀行」(日経BP企画)の取材で、
ドイツの世界遺産「ヴェルリッツの庭園」へ行き、
その時に知り合ったクヴィリッチュ氏が車で案内してくださったのです。
バウハウスの校舎や、
グロピウスの家、モホイ=ナジの家など芸術家の邸宅が林の中に
建っている風景が、懐かしくなりました。
ああ、何かを創造したい…
そんな気持ちがわいてしまいました。
ハンガリー/ブダペストで、個展と講演会をしたポントン・ギャラリーは、
この大学の付属ギャラリーです。
ギャラリーは町なかにありますが、
大学は車で5~6分の緑豊かな住宅街にあります。
ドイツ語が堪能な講師でリサーチャーのアグネスさんが、
校舎を案内してくださいました。
私の個展と講演会のポスターが、校内各所に掲示されていました。
私のハンガリー語版「Geisha」が、
「図書館に2冊収蔵しているのに、貸し出し中なのでお見せできないのが残念です」
と、図書館を歩きながら話してくれました。
「個展」のオープニングには、副学長のジョテール先生がお越しくださいました。
シュディ大使夫人によれば、簡単にお会いできる人ではないそうで、
ありがたいことです。
大学の設立は1880年。
当時はデザイン大学と呼ばれており、1950年代に国立大学となり、
2006年から「MOME」と呼ばれるようになりました。
大学には、モホイ=ナジが授業料を支払った領収書の控えが残っているそうです。
学生数は600人のみ。
入試は10倍の競争率とのこと。
金曜の午後、大学敷地内にある寮の中庭でおしゃべりする学生たち。
芸術活動にピッタリな雰囲気でした。
卒業生で、現在はデザイナーとして活躍する女性たちが、
この日の前日、ポントン・ギャラリーへお越しくださったのに、
入場者が多くて落ち着かず、ゆっくりお話できなくてとても残念でした。
私の著書「ベルギー美味しい旅」(小学館)の中で、
その学問に対する発想と、長期的視野で人を育てる姿勢に感激して
かなりページを割いて書いた
EUのプロジェクト「エラスムス・ムンドゥス」により、
ハンガリー国籍以外の学生たちもかなり在籍しています。
アグネスさんも、このプロジェクトでウイーンへ留学したそうです。
鳥さんのお家もあります。
静かで緑があると、豊かな発想もわいてきますねぇ。
アグネスさんに記念写真を撮っていただきました。
金魚みたいに小さく写っているのが、私です。
秋晴れの青空がすばらしい午後でした。
学生の頃から興味深いと思っていた、
写真家であり個性的で多才な芸術家 モホイ=ナジ
にまつわる大学のギャラリーとご縁ができて、
とても光栄であると共に、不思議な気持ちにもなります。
彼が活躍したドイツのデッサウも、何度も訪ねたことがあります。
「ウェッジウッド物語」(日経BP社)
「イギリス陶磁器紀行」(日経BP企画)の取材で、
ドイツの世界遺産「ヴェルリッツの庭園」へ行き、
その時に知り合ったクヴィリッチュ氏が車で案内してくださったのです。
バウハウスの校舎や、
グロピウスの家、モホイ=ナジの家など芸術家の邸宅が林の中に
建っている風景が、懐かしくなりました。
ああ、何かを創造したい…
そんな気持ちがわいてしまいました。