ガンの治療は日々進歩していると感じた。
母は定位放射線治療の際にお風呂に入る事も許可された。
胸にマジックで書いてある印は消さないようにとだけ注意された。
食事も変わりない。ただ母の体は小さく
135センチ 35キロで食はもともと細い。
病室に1人いては 気が滅入っても。
と思い外へ連れ出した。
病院内の散策だ。K大学病院はとても広いので
毎日飽きなかった。
この日も、飛行船が見えた。
本当に不思議だった。飛行船ってそんなに
見るものではないから。私も何年ぶりかに見た。
母は喜んだ。きっと母の気持ちの中で《いい事》
がありそうだったんだと思う。
体調はまったく変わらない。
たまに気分が悪くなったりする人も
いるのでと先生は心配して下さった。
隣りの病室に同じ日に入院された方がいらしゃった。
歳は60歳前くらいの女性だ。母と同じ肺がんだった。
この方は乳がんで以前胸を取られていた。
「私は、兄弟の中で1人小さい頃から病気ばかりしてきた。
でも、まだ生きたい。前の病院ではこのままに
しておくしかない、と言われた。」
生きたいという気持ちを伝えこの病院を紹介
されたのだそうだ。転移ではないとの事。
頑張っていただきたい。
放射線室には母が終わる頃に来られる。
こうして2日目が過ぎた。
母は定位放射線治療の際にお風呂に入る事も許可された。
胸にマジックで書いてある印は消さないようにとだけ注意された。
食事も変わりない。ただ母の体は小さく
135センチ 35キロで食はもともと細い。
病室に1人いては 気が滅入っても。
と思い外へ連れ出した。
病院内の散策だ。K大学病院はとても広いので
毎日飽きなかった。
この日も、飛行船が見えた。
本当に不思議だった。飛行船ってそんなに
見るものではないから。私も何年ぶりかに見た。
母は喜んだ。きっと母の気持ちの中で《いい事》
がありそうだったんだと思う。
体調はまったく変わらない。
たまに気分が悪くなったりする人も
いるのでと先生は心配して下さった。
隣りの病室に同じ日に入院された方がいらしゃった。
歳は60歳前くらいの女性だ。母と同じ肺がんだった。
この方は乳がんで以前胸を取られていた。
「私は、兄弟の中で1人小さい頃から病気ばかりしてきた。
でも、まだ生きたい。前の病院ではこのままに
しておくしかない、と言われた。」
生きたいという気持ちを伝えこの病院を紹介
されたのだそうだ。転移ではないとの事。
頑張っていただきたい。
放射線室には母が終わる頃に来られる。
こうして2日目が過ぎた。