おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

私から母を奪わないで・・・。≪2≫

2007年10月17日 12時29分59秒 | 母の事(肺がん) そして絆
K大学病院へ母と9時50分の予約の為、8時過ぎに家を出た。
A病院で撮ったCTと担当医からの手紙・そして昨夜書いた
私から先生への手紙を持って車に乗った。どうかいい結果でありますように。そして私の心配が違っていてほしい。

K大学病院には9時20分頃に着いた。
診察券を入れると診察を案内する機器が出てくる。
いきなりビービーと鳴り出した。診察室の外待合で待つように。
2階の放射線科に急ぐ。
また、鳴り出した。中待合で待つように。
急いで中待合へ。母にここで待つように言うとCTを受付に
渡しに行った。受付で担当医からの手紙と私からの手紙も渡してくださるように頼んだ。

少しの時間も待っているのが辛かった。
隣りに座っていらしゃる男性に話掛けたりした。
しばらくすると、ビービーと鳴って診察室に入るようにと出た。

緊張しながら入っていくと いつもの優しい先生の笑顔があった。
母と一緒に呼ばれたので少し安心感があったのと先生の笑顔が私には嬉しかった。そして心配ない事。
画像は輪切りにしていくから 同じように写らない事もある事。
前に写した違う画像によく似た形の画像がある事など丁寧に説明してくださった。母の寝ているときに胸をさする事も心配ない事。
1年が経って安定している事。等々を話してくださった。
本当に嬉しかった。
母は先生に会った事でいつも安心するみたいだ。
昨日からK大学病院へ行く用意は完璧に出来ていた。
本当に先生に会うのが楽しみなんだね。お母ちゃん。よかったね。
私は今日のきれいな空の下で 
≪母は私から奪われなかった≫
と大声で叫びたい気持ちだった。



コメント
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