おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

ガンの治療は日々進歩している。≪3≫

2007年10月10日 01時23分02秒 | 母の事(肺がん) そして絆
母の2006年11月1日
 ≪3日目の定位放射線治療≫
その日の私のメモから。
母は気分がいいらしい。「痛い?しんどい?治療はつらい?」
と立て続けに聞く私に「この治療は本当に何にもつらくないし、痛くもないの。」と。よかった。先生には痛いつらいの治療は望みません。
でも、治してやりたい。と大変なお願いをした。
あきらめなくてよかった。本当にそう思う。
心から叫びたい。よかった。私は諦めなかった。と。

私は母を放射線室まで送って行き先生に「お願いします。」
と母を託し放射線室から出てくる間の気持ちは言葉で表現出来ない。

去年の今ごろの私は本当に辛かった。
母の治療を断念してこのままにする選択肢なんて考えられなかった。
今も私は 母の一挙一動に心迷わされる毎日を送っている。
咳をしても胸を擦っていたりするのを見ても心穏やかにはいられない。もしかして。と。
その思いが母には通じるらしく「何ともないし。咳ぐらい出るわ。」って。
ちょっとうるさそうにする母が愛おしい。
現在はそんな幸せな日々を送っている。

≪本日の母≫
今月で≪定位放射線治療≫
を受けて1年になる。
A病院にCTを撮りに行く。
CTは予約時間が決まっているが、診察にはCTが出来るまでと診察の順番を待たなければならない。CT予約時間9時15分。
診察までには3時間以上かかった。(先生も大変なんだな。)
時間待ちの間に「まだやな。長いな。」と母と話しているといろんな方が話し掛けて来られる。これが結構 いろんな情報を知ることも出来る。そして患者さんの生きた話も聞ける。
前に呼吸器をつけた男性76歳と言われた。
今は外出するのは病院に来るときぐらいです。でも食事もおいしく頂いています。とても楽しく生活しています。生きていてよかった。
と言われた。それが人ごとには思えず嬉しかった。

母の診断の結果は、変わりはありません。との事だった。
まずは一安心。
母を診断して下さる先生はCT画像を見ながら話してくださる。
これが私や母にはとても安心できる。
今日は胸部のCTも撮った。それでその事も質問した。
「異常はないと言ってきています。」との答え。
(レントゲン技師の意見だと思う。)
私は乳がんの疑いでこの病院で検査中だが9月にMRIを撮った際に担当医師は「異常は認められないと言ってきています。」とフイルムを見ることもない。以前もそうだった。この事に私は違和感を持っていた。フイルムを借り出してもう1つの病院で見てもらったら異常は有ると言われた。
先生にその事を柔らかく伝え母の胸部のフイルムも先生に見てもらい先生の意見を聞きたいと告げた。
先生はフイルムを出して専門外だがと念を押した上で説明して下さった。知識のない私にはこうした事がとてもありがたいし安心につながる。
このフイルムを持って来週 K病院へ行く。
コメント
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