ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「アネット」

2024年11月19日 | ミュージカル映画
2022年公開の映画の紹介です

監督は、レオス・カラックス。
フランスでカルト的な人気を誇っているらしいカラックス監督の、ロックオペラ・ミュージカル映画です。
主演・出演は、アダム・ドライバー、マリオン・コティヤール、サイモン・ヘルバーク、
水原希子と福島リラも出演しています。


(あらすじ)
「これから映画が始まるので、観客は息を止めて観るように」と流れます。
音楽がスタートし、出演者やスタッフが歌いながら劇場の外に出てきます。
それぞれ手を振りながら配置に着き始めます。
-----------------------------------------
コメディアンのヘンリー・マックヘンリーは舞台に上がり、笑いと拍手喝さいを浴びます。
幕を閉じたヘンリーはバイクに乗り、何度も死ぬ役をこなす有名なオペラ歌手・アンを迎えに行きます。
たくさんの報道陣がフラッシュをたき、ニュースでは2人の結婚が流れました。
間もなく女の子が生まれ、アネットと名付けられますが画面では人形の作りです。
ある日ヘンリーの暴力をたくさんの女性が告発し、ヘンリーは舞台でも笑いが取れなくなっていきます。
生活を修正するため、ヘンリ-とアン、アネットの3人は自家用ヨットで旅に出ます。
しかし、悲劇が起きたのです・・・

****************************************************
あらすじでは簡単ですが、ヘンリーの舞台などかなりの尺をとった140分の長編です。
フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ製作です。

第74回カンヌ国際映画祭では「監督賞」受賞、批評家評も良いようです。
が、気合を入れて観ないと疲れそうな流れです。
実はテリー・ギリアム監督を思い出す、苦手系の映画でした。

クレジットの、かなり後にも映像が流れます。
ホッとする映像でしたので、御覧の方はお忘れなく。

たまたま調べました“第74回カンヌ国際映画祭”では、
配信などで観ることが出来る出展作品が多かったです。
「ドライブ・マイ・カー」「ベネデッタ」「英雄の証明」「MEMORIA メモリア」「ニトラム/NITRAM」
「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」「LAMB/ラム」「スティルウォーター」はご紹介済みです。
他、「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」「わたしは最悪。」、
「3つの鍵」「アフター・ヤン」「母の聖戦」は配信で見かけていました。
観れちゃいそうです。





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
それにしてもアダム・ドライバーは難解映画の出演も多いです
まぁ、それはそれで楽しめますけどね
おすすめ出来るかは別として(失礼っ)

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「ザ・プロム」

2024年04月09日 | ミュージカル映画
2020年公開・配信の映画の紹介です

監督は、ライアン・マーフィー。
ブロードウェイ・ミュージカルが基になっている、ミュージカル映画です。
主演・出演は、メリル・ストリープ、ジェームズ・コーデン、ニコール・キッドマン、
キーガン=マイケル・キー、アンドリュー・ラネルズ。



(あらすじ)
インディアナ州、ジェームズ・マディソン高校。
PTA会長のグリーンは皆が集まる中、同性のパートナーを選ぶ生徒がいることで、
多数決を取り“プロム”は中止と決定します。
多くの生徒はショックを受け、発端となった女学生のエマは非難を浴びるのです。
ニューヨーク、ブロードウェイ。
ベテラン舞台俳優のディーディーは、“エレノア”の舞台の初日を終えるも、
NYタイムズから散々な酷評を受け、仕事がなくなってしまいます。
友人のコーラスガールのアンジーは元気を出すようディーディーに言い、
起死回生を狙ってのいい案をネットで見つけます。
ディーディーとアンジー、舞台俳優のバリーやトレントたちは貸し切りバスでインディアナ州に向かいます。
マディソン高校では、まさにPTAと校長トムが生徒たちと話し合っているところでした。
エマを助けに来たとディーディーたちは言い、
グリーンが呆れる中、トムは大ファンであるディーディーの出現に驚くのです。
その後逆効果だったかと心配するディーディーに、
エマは“プロム”が開催されることになったと報告します。
理由は、意外なものでした・・・

**************************************************
予備知識なく観たんですが、
やっぱりブロードウェイ・ミュージカルが思い浮かびました。
ジャケットはそのまんまですし。
キャストも素晴らしいので楽しみながら観てました。

バリー役は、ジェームズ・コーデン。
イギリスの俳優、コメディアン、歌手、作家、プロデューサー、テレビ番組司会者。
俳優としてデビューが、ミュージカル『Martin Guerre』(1996)の舞台での端役だったようです。
英国アカデミー賞テレビ部門最優秀コメディ演技賞の受賞、
『One Man, Two Guvnors』でトニー賞演劇主演男優賞の受賞、
大英帝国勲章のオフィサー(将校、OBE)などの受賞もある、凄い方のようです。
映画は他に、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011)、「はじまりのうた」(2015)、
「イントゥ・ザ・ウッズ」(2015)などで観てました。

≪ 付録 舞台(ブロードウェイなど)の映画化作品 ≫

※ 調べながら、舞台か怪しい映画は載せてませんです

「王様と私」(1956)
「マンマ・ミーア! 」(2009)
「レ・ミゼラブル」(2012)
「ANNIE/アニー」(2015)
「ジャージー・ボーイズ」(2014)
「プロデューサーズ」(2006)
「シカゴ」(2003)
「NINE」(2010)
「イン・ザ・ハイツ」(2021)
「ウエスト・サイド・ストーリー」(1961)(2022)
「ディア・エヴァン・ハンセン」(2021)
「オペラ座の怪人」(2005)




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
映画観始めの頃はミュージカルは苦手でした
今は楽しんでみています、ボリウッドも!!!

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「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

2023年11月02日 | ミュージカル映画
2000年公開の映画の紹介です

監督は、ラース・フォン・トリアー。
デンマーク製作の、ミュージカル・ドラマ映画です。
主演・出演は、ビョーク、カトリーヌ・ドヌーヴ、デヴィッド・モース、ピーター・ストーメア。



(あらすじ)
アメリカのある町。
チェコの移民・セルマは、息子・ジーンと細々とですが楽しく毎日を暮らしをしています。
しかしセルマは病気で徐々に視力が失われ、
間もなく失明してしまう運命でした。
ジーンも遺伝を持っていて、助かる為の手術費用をセルマは少しづつ貯めています。
セルマの楽しみは練習しているミュージカルで、
どんな音でも音楽に変えてなめらかに体が動きます。
ところがある日、セルマは貯めていたお金を盗まれているのに気づきます。
盗んだ男ともみ合っているうちに、男が持っていた拳銃が発砲してしまいました。
その日から、セルマの人生は大きく変わってしまうのです・・・

************************************************
この映画は、カンヌ国際映画祭で「パルム・ドール」「主演女優賞/ビョーク」を受賞しています。
お薦め作品の中に、よく登場する映画のひとつです。

改めて記事を書いていて、先日ご紹介のウド・キアの出演を知りました。

≪ 歌姫 ビョーク 豆知識 ≫

アイランド女性歌手です。
他にシンガーソングライター、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家、女優とたくさんの肩書が!
ソロで活動する以前は、ロックバンド『ザ・シュガーキューブス』のメイン・ボーカルだったようです。
様々なジャンルの音楽に影響を受け、革新的な音楽を生み出すことで知られ、
グラミー賞13回のノミネートがあり、『バイオフィリア』で初受賞しています。
この映画では、アカデミー賞「歌曲賞/アイヴ・シーン・イット・オール」のノミネートがあります。
映画は他に、「ビョークの『ネズの木』~グリム童話より」(2001)、「ノースマン 導かれし復讐者」(今年1月)などの主演・出演があります。




歌姫ビョーク、なんて奇抜!!


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「ウエスト・サイド・ストーリー」

2022年11月06日 | ミュージカル映画
今年2月公開の映画の紹介です

監督は、スティーヴン・スピルバーグ。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド物語』の2作品目、ミュージカル・ラブロマンス映画です。
主演・出演は、アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレス、マイク・ファイスト、リタ・モレノ。



ニューヨーク、ウエスト・サイド。
“スラム街撤去の為、住宅局購入済みの土地”
と書かれた看板の奥には取り壊されている廃墟の建物があり、
地下から若者が顔を出し、集まると『プエルトリコ』と書かれた看板をペンキで塗りたくります。
その若者たちはイタリアなどからの移民の白人で、“ジェット”と名乗っています。
すると、プエルトリコの移民の若者たち“シャークス”が集まり格闘となってしまいます。
パトカーが来て退散した後、“ジェット”のリーダー・リフはそろそろ最終段階の決闘が必要で、トニーに相談すると話します。
そのトニーは仮出所の身で、喧嘩ごとを避けて真面目に働いていて、誘われたダンスパーティも断わってしまいます。
一方、“シャークス”のリーダー・ベルナルドの妹・マリアは、初めてのダンスパーティにワクワクしていました。
マリアはベルナルド達とパーティ会場に着きます。
敵対しながらもダンス会場は盛り上がり、途中から姿を見せたトニーはマリアに一目ぼれしてしまいます。
同じく視線を離せないマリアはトニーに誘導されるように会場の陰に行き、で2人でダンスをするのです。
2人に気づいたベルナルドは激怒し、リフを呼んで翌日の決闘の約束を取り付けます。
夜中の12時の決闘に、トニーも連れてくるようベルナルドはリフに言い捨てました・・・

********************************************************
1作品目と同じくらい長編の156分です。

アカデミー賞では、「助演女優賞/アリアナ・デボーズ」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「音響賞」「美術賞」「撮影賞」「衣装デザイン賞」のノミネートがあります。

あらすじには登場しませんが、出所後のトニーの世話をし店を経営している老婦人・バレンティーナ役はリタ・モレノ。
製作総指揮も担当していて、「ウエスト・サイド物語」(1961)ではアニタ(この映画ではアニータ)役で、
アカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞しています。
他、「王様と私」(1956)の出演があります。

「ウエスト・サイド物語」(1961)
監督: ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ
出演:    ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ




お立ち寄りと応援、ありがとうございます
ミュージカルが馴染めない頃で、前作は観ておりませんでした
今は? もうノリノリで楽しんでおりますですよ

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「シラノ」

2022年08月28日 | ミュージカル映画
今年2月公開の映画の紹介です

監督は、ジョー・ライト。
エドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』が原作の、ミュージカル・ラブロマンス映画です。
主演・出演は、ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr、ベン・メンデルソーン。


17世紀、フランス。
ロクサーヌは付き添いの女性からこまごま言われながら、支度をして公爵と芝居を見に行きます。
ロクサーヌは贈られているドレスすら着ず、申し込まれている公爵との結婚をかわしている状態でした。
芝居小屋では名優が登場して拍手喝さいを浴びると、どこからともなく「お前は大根役者」と聞こえてきます。
毒舌のシラノの仕業と皆知っていて、友人でもあるロクサーヌは微笑みます。
騎士のシラノはその後大尉から、ロクサーヌの為の芝居だと言われ、シラノは叶わぬ恋と話すのです。
ところがある日、ロクサーヌが会いたがっていると付き添いが伝えに来てシラノは有頂天になります。
やってきたロクサーヌは「告白したいことがある」とシラノに言い、喜ぶシラノの目の前で、
「あなたの連隊のクリスチャンに恋している。
手紙を書くように言ってほしい。」
呆然とするシラノですが、約束してしまいます。
クリスチャンもロクサーヌに一目ぼれしていることがわかり、
学力がないことでシラノが代わりに手紙を書くことにします。
ロクサーヌに届いたクリスチャンからの手紙には、素晴らしい詩がしたためられていました・・・

***********************************************************
人物名は知りながらも、こういうストーリーと詳しく知りました。
お勉強になりましたです(恥笑)。

この映画は、デトロイト映画批評家協会賞で「作品賞」「主演男優賞/ピーター・ディンクレイジ」の受賞があります。

クリスチャン役は、ケルヴィン・ハリソン・Jr。
「それでも夜は明ける」(2014)がデビュー作品のようです。
「ルース・エドガー」(2020)、「WAVES/ウェイブス」(2020)、「モンスター: その瞳の奥に」(2021配信)の主演、
「シカゴ7裁判」(2020)、「エルヴィス」(今年7月)などの出演があります。




皆さま、日々のお立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
ミュージカルということもあり、舞台劇の作りの感じを受けましたです
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「レ・ミゼラブル」

2022年04月05日 | ミュージカル映画
2012年公開の映画の紹介です

監督は、トム・フーパー。
ヴィクトル・ユゴーの同名小説が原作の、ミュージカル・ドラマ映画です。
主演・出演は、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター。

1815年、フランス。
たった一つのパンを盗んだ罪で、19年刑務所に入っているジャン・バルジャンは、仕事の終わりに警部のジャベールから旗を持ってくるよう言われます。
折れた大木に繋がれた旗を担ぎジャベールの前におくと、言われます。
「仮釈放で身分証を渡すが、危険人物と表記されている。指定日には出頭するように。」
ついに自由の身になったジャンですが、必ず求められる身分証の提示で仕事も飲み食いも出来ず司教に助けられます。
その夜、銀食器を盗んで捕まったジャンは司教の前に差し出されますが、司教は自分が渡したと言い、「正しい人になりなさい」と言われるのです。
ジャンは心を入れ替え生まれ変わることを決意し、身分証を破り捨てるのです。
1823年。
名前を変えたジャン・バルジャンは市長となり、工場を経営していました。
ある日幼い子供・コゼットを預けその工場で働くファンティーヌは、周りの女性たちのせいで工場長から「出て行け」と追い出されてしまいます。
ファンティーヌは仕送りの為髪を売り身を売る商売に身を落とし、あるとき客に暴力をふるいジャベールに捕まります。
自分の工場で働いていたファンティーヌに気付いたジャンは、抱きかかえ病院に連れて行きます。
自分のせいで追い出された事もあって、ジャンはファンティーヌに子供を守ることを約束します。
しかしその後、ジャンが仮出所で身を隠している囚人だった事に、ジャベールは気付き始めるのです・・・

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この映画はほぼ全編ミュージカルで、みんな歌ってます。

アカデミー賞では、「助演女優賞/アン・ハサウェイ」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」「録音賞」を受賞、
日本アカデミー賞で「最優秀外国作品賞」を受賞しています。

あらすじには登場しませんが、コゼットが預けられた家の娘・エポニーヌ役はサマンサ・バークス。
ブロードウェイの舞台でも2010–11、エポニーヌ役を演じているようです。
他映画では、「消されたスキャンダル」(2015製作)、「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード」(2017)などの出演があります。

たくさん映画化されていました。

「レ・ミゼラブル」(1999)
監督:ビレ・アウグスト
出演:リーアム・ニーソン、ジェフリー・ラッシュ、ユマ・サーマン、クレア・デインズ

「レ・ミゼラブル」(2019) ※ フランス製作
監督:ラジ・リ
出演:ダミアン・ボナール、アレクシス・マネンティ




お立ち寄りと、ポチ押しの応援ありがとうございます
ランキングサイトからのご訪問もたくさん頂いていて、
とても励みになっております
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「プロデューサーズ」

2021年03月13日 | ミュージカル映画
2006年公開の映画の紹介です

監督は、スーザン・ストローマン。
ブロードウェイ・ミュージカルが元になっている、ミュージカル・コメディ映画です。
主演・出演は、ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック、ユマ・サーマン、ウィル・フェレル。


ブロードウェイ、“シューバート劇場”。
マックス・ビアリストック提供の「ファニー・ボーイ」の初日。
見終わって劇場から出てくる客は皆、最悪・最低のショーと怒りあらわで、ビアリストックはまたもや大コケしてしまいます。
ある日ビアリストックの事務所に、会計士のレオ・ブルームが帳簿の整理に訪ねます。
ブルームは、ブロードウェイのプロデューサーになるのが夢と話しながら帳簿を合わせて不明金に気付きます。
ブルームが「コケた時にもうかる」とつぶやくと、ビアリストックはどういう事かと問い詰めブルームは説明します。
するとビアリストックは、最悪の脚本、最低の役者を探すことを思いつき、ブルームに一緒にやろうと話すのです。
大量の脚本の中から、やっと最低の脚本を見つけたビアリストックとブルームは演出家探しを始めます。
ある日、ブロードウェイのミュージカルに出演したいと言う美しい女性・ウーラが事務所を訪ねてきます。
出演の予定はないものの、2人はウーラに、出演まで秘書兼受付嬢を提案するのです・・

**************************************************
この映画は、ゴールデングローブ賞で、「最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)」を受賞、
「最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)/ネイサン・レイン」「最優秀助演男優賞/ウィル・フェレル 」「最優秀主題歌賞」のノミネートがあります。

出演の、ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック、ゲイリー・ビーチ、ロジャー・バートは、元々ブロードウェイ・ミュージカルに出演しているようです。

ブロードウェイ・ミュージカルの元は、オリジナル映画です。
「プロデューサーズ」(1968)
監督:メル・ブルックス
出演:ゼロ・モステル、ジーン・ワイルダー

≪ 日本 舞台情報です ≫

2005年・2008年
出演:井ノ原快彦、長野博、彩輝なお、藤木孝

2020年
出演:井上芳雄、吉沢亮、大野拓朗、木下晴香





お立ち寄りありがとうございます
本場モンのブロードウェイ・ミュージカル、観たいな~~
コメント (2)
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「オペラ座の怪人」

2020年11月06日 | ミュージカル映画
2005年公開の映画の紹介です
監督は、ジョエル・シューマカー。
ガストン・ルルーの小説が原作、日本でもたくさんの舞台公演があるミュージカル映画です。
主演・出演は、ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン。


パリ。1919年。
オークションが開催されている旧劇場に、車椅子のシャニュイ子爵は訪れ、シンバル付きの猿のおもちゃを手にします。
「“オペラ座の怪人”、今も謎に包まれた事件の惨事に一役かったという噂のシャンデリアです。」
支配人の紹介後、シャンデリアが姿を現します・・
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パリ。1870年。
新作『ハンニバル』の舞台稽古の時、新しい支配人と、後継者・ラウルが紹介されます。
クリスティーヌは幼なじみのラウルだと知り、ときめきます。
看板の歌姫・カルロッタはわがままで歌も酷く、立ち去った機会にクリスティーヌが推薦され、歌ってみるとみごとな歌声でその後客を魅了します。
ラウルは花束を持ってクリスティーヌの楽屋を訪れ、食事に誘い一旦外に出ます。
すると何者かが内側からカギをかけ、辺りが暗闇になりクリスティーヌが驚いていると力強い歌声が聞こえてきます。
クリスティーヌは最愛の父が言い残した言葉を思い出します。
「天国に行ったら、音楽の天使をよこすよ」
そして、仮面をかぶった男性・ファントムに誘われるまま地下の奥深くに行ったクリスティーヌは、翌朝目を覚まします。
クリスティーヌが素顔を見たさに仮面を外すと、ファントムは顔を隠しながら怒り狂うのです・・・

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どちらかというと、原作よりもアンドルー・ロイド・ウェバーの舞台が近いようです。

本作品の歌は、全て俳優陣本人が歌っているんですね。

ファントム役はジェラルド・バトラー。
ジョン・トラボルタ、アントニオ・バンデラス、ヒュー・ジャックマンという経緯があるようです。
「ドラキュリア」(2001)の出演の演技が監督の目にとまったんだとか。
「300 〈スリーハンドレッド〉」(2007)、「バウンティー・ハンター」(2010)、「エンド・オブ・ホワイトハウス」(2013)、「ジオストーム」(2018)、「ハンターキラー 潜航せよ」(2019)など、大忙しです。
現在も、おそらく製作中のタイトルがいくつか並んでいます。

クリスティーヌ役はエミー・ロッサム。
ケイティ・ホームズ、アン・ハサウェイと経たようです。
「ミスティック・リバー」(2004)、「サヨナラの代わりに」(2015)、「スノー・ロワイヤル」(2019)などの出演があります。





お立ち寄り、ありがとうございます
あの曲が、未だに頭の中で回り続けております・・
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「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

2020年07月09日 | ミュージカル映画
2008年公開の映画の紹介です

監督はティム・バートン。
15R指定のミュージカル・ファンタジー・ホラー映画です。
主演・出演は、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール。


ヴィクトリア朝中期のロンドン。
理髪師のベンジャミン・バーカーは船乗りのアンソニー・ホープと港に降り立ち、バーカーはホープに礼を言い別れます。
フリート街に着いたバーカーは、かつての理髪店に『ミセス・ラヴェットの店』という看板を見、中に入ると怪しいミートパイを出されます。
虫があちこち動いている酷い店で、ラヴェットも「味が酷いのはご時世のせいさ」という始末です。
ラヴェットは、かつてその場所に美しい男性が理髪店を経営していたが、美しい妻を気に入ったターピン判事に罪を着せられ投獄されたと話します。
ラヴェットはバーカー本人ではないかと聞くと、
「バーカーは既に死んだ。スウィーニー・トッドだ。」
とバーカーは言います。
ラヴェットは2階を使うように話し、床下に隠してあったものを渡します。
その後2人は戸外で理髪師が発毛剤を宣伝しているのを見かけ、いちゃもんをつけてバーカーは髭そりの勝負を持ちかけます。
舞台で2人、客の髭そりを始めますがごたくを述べているうちにあっという間にバーカーは仕上げて勝ってしまうのです。
そしてついに、評判を聞いたターピンがバーカーの理髪店へやってくるのです・・

*****************************************************
元になっているのは同名のトニー賞受賞の舞台ミュージカル。
監督のティム・バートンは学生時代に観ていて、1980年代初頭から映画版の意欲がわいていたとか。

この映画は、アカデミー賞で「美術賞」を受賞、
「衣装デザイン賞」「主演男優賞?/ジョニー・デップ」にノミネートがあります。
ゴールデングローブ賞/映画部門では、 「作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)」「主演男優賞/ジョニー・デップ(ミュージカル・コメディ部門)」を受賞しています。

(ミュージカルなので?)ジョニー・デップも生の歌声を初披露しています。
批評家からは役柄に合った歌声と評価が良かったようです。

全編モノクロに近い暗い作りで、深紅がとても映えます。







お立ち寄りありがとうございます
ティム・バートン×ジョニー・デップ×ヘレナ・ボナム=カーター3点セット(失礼)の作品はまだいくつかあるんです
またか~と思いながらも、面白いんですねー
コメント
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「シカゴ」

2020年02月08日 | ミュージカル映画
2003年公開の映画の紹介です

監督はロブ・マーシャル。
ブロードウェイの伝説的ミュージカルが元になっているミュージカル・ドラマ映画です。
主演・出演は、レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア、クイーン・ラティファ、ジョン・C・ライリー。



ある夜シカゴのキャバレーで、出演時間が迫っているヴェルマ・ケリーは走り込んで入店し手についた血を洗い流します。
いつもは姉妹の舞台だが、その日はヴェルマ一人で豪快なダンスを披露します。
ヴェルマに憧れるロキシー・ハートは、マネージャーに口利きをしてくれると言う男性と不倫をしていましたが、嘘だとわかり銃で撃ち殺してしまいます。
刑務所に収監されたロキシーは、夫と妹を殺したヴェルマも収監されていることに気付き近づきます。
しかしロキシーは、ヴァルマに冷たくあしらわれてしまうのです。
有能な弁護士ビリーの話を聞いたロキシーの夫は、あり合わせのお金で何とか雇う事が出来ました。
ビリーはロキシーに会い、マスコミや陪審員に印象付ける為、生い立ちを作り上げロキシーに暗記させます。
世間は注目し、マスコミが騒ぎ同じことを考えていたヴェルマは悔しくて仕方ありません。
ある日富豪の女性が殺人罪で捕まり、マスコミの注目が集まります。
刑務所でビリーにも無視されたロキシーは倒れ込みます。
慌てて近寄るビリーに、ロキシーはある言葉をささやくのです。
見ていたヴェルマはつぶやきます。
「あの、あま・・」

***************************************************
ブロードウェイでは、振付師・演出家、ボブ・フォッシーがトニー賞を受賞しています。
アカデミー賞では「作品賞」「助演女優賞/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ」「編集賞」「美術賞」「衣装デザイン賞」「録音賞」を受賞、
「監督賞」「主演女優賞/レニー・ゼルウィガー」「助演男優賞/ジョン・C・ライリー」にノミネートがあります。

ヴェルマ役はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
「ロック・オブ・エイジズ」(2012)でも、歌って踊るシーンがあります。
ミュージカル『A Little Night Music』でトニー賞/ミュージカル主演女優賞を受賞しています。
他に、「幸せのレシピ」(2007)の主演、「サイド・エフェクト」(2013)の出演などがあります。






お立ち寄り、ありがとうございます
素晴らしいダンス、ダンスです
レニー・ゼルウィガーは役柄で体重を増やすことしばしばですが、そのきちっと戻しているからすごい!というより、羨ましいです・・
コメント
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「ラ・ラ・ランド」

2019年09月11日 | ミュージカル映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はデミアン・チャゼル。
ロマンティック・ミュージカル映画です。
主演・出演は、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン。


≪プロローグ・冬≫ロサンゼルス。
何度も挑戦する女優のオーディションは上手くいかず、夜の道を一人歩いているミアは、聞こえてきた音楽に惹かれてバーのドアを開けます。
ピアノを弾いていたのは、日中後ろからクラクションを鳴らし続けていたセブでした。
ミアは話しかけますが、セブは無言で通り過ぎてしまいます。
≪春≫ 
ミアは参加したパーティで、偶然セブと再会し、帰りにミアの車を一緒に探します。
曲に合わせて、ミアとセブは軽快なタップダンスを披露します。
セブ「君と2人だけど、恋の気配もない」
ミア「私はシラケてる」
セブとミア「ステキな夜がもったいない」
その後、2人は分かれますが、翌日セブはミアが働くカフェに現れ、ミアを誘います。
「ジャズが嫌い」と言うミアを、セブはジャズ演奏のバーに誘い、店を持ちたいと語ります。
その後、映画館で落ちあった2人は恋に落ちて行くのです。
≪夏≫ 
ふたりは互いに夢を追いながら暮らしを共にします。
ある日、セブは昔の仲間からのバンドの誘いを受けます。
ミアはセブが演奏するコンサートを聞きに行きますが、セブが弾いていたのは本来のジャズではなかったのです。

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アカデミー賞では14のノミネートがあり、
「監督賞」「主演女優賞/エマ・ストーン」「作曲賞」「歌曲賞」など6部門受賞しています。

当初のキャスティングはマイルズ・テラーとエマ・ワトソン。

ミア役はエマ・ストーン。
「突然歌いだすのがいつも夢だった」
この映画で夢がかなったようです。
女優になる前に、実際に1年ほどオーディションを受けて落ち続けたてたとか。

セブ役はライアン・ゴズリング。
やはりアーティストを目指していた実体験があるんですね。
撮影までの3ヶ月間にピアノ特訓を行って、全てのシーン、あの素晴らしいシーンもを実際に弾いているからすごいです。

アカデミー賞では「作品賞」紹介の際にすったもんだがあって、
「あ・ら・らんど」なんて言われてしまっていましたね。

タイトルの『ラ・ラ・ランド』は「ロサンゼルスの愛称」、また、「現実離れした世界」という意味があるようです。







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「ヘアスプレー」

2019年06月08日 | ミュージカル映画
2007年公開の映画の紹介です

監督はアダム・シャンクマン。
ジョン・トラボルタの特殊メイクが話題となったミュージカル映画です。
主演・出演はニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラボルタ、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、 ジェームズ・マースデン、 ザック・エフロン。


アメリカ・ボルチモア、1963年。まだ人種差別が残っている時代。
ちょっと太めなトレイシーは、おしゃれとダンスが大好きな女の子です。
トレイシーの夢は、地元の人気TV番組で憧れのリンクと共演することでした。
ある日番組のメンバーに欠員が出て、新しい出演者を募るオーディションが行われることになります。
トレイシーと親友のペニーは大張り切りで参加しますが、見た目で追い返されてしまうのです。
翌日、学校をさぼった罰で居残り教室に行ったトレイシーは、黒人の生徒達とダンスでノリノリになります。
その姿がリンクの目にとまり、トレイシーは新メンバーに迎え入れられ、たちまち人気者になるのです。
父経営のおもちゃやは大盛況、もの凄く太った母のエドナもエージェントを務めます。
しかし番組のベルマは不満に思い、月に一度の黒人枠の番組を廃止してしまいました。
トレイシーと司会者や黒人出演者たちは抗議デモを起こすのですが、警官に次々と逮捕されてしまうのです。

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少しまるっとして、まっすぐでかわいいトレイシー役はニッキー・ブロンスキー。
15歳のときにブロードウェイの舞台『ヘアスプレー』のオーディションを受けましたが、若すぎるという理由で不合格にされていたんですね。
その2年後、“歌って踊れるぽっちゃりティーン”として募集されたこの映画のオーディションで見事合格しました。
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。

巨体の女性、エドナ役はジョン・トラボルタ。
ダンスの見せ場はありますが、重い巨体の上ハイヒールを履いてのダンスは、
かなりしんどかったとか。
特殊メイクは4、5時間かかったとか!!!



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