「カジュアリティーズ」

1990年公開の映画の紹介です

監督は、ブライアン・デ・パルマ。
実在の事件がもとになってる、戦争・ドラマ映画です。
主演・出演は、マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン、ジョン・C・ライリー、ジョン・レグイザモ、ドン・ハーヴェイ。

1974年。
電車に乗るベトナム帰還兵のエリクソンは、向かい側に座るアジア女性を見て、従軍中の嫌な出来事を思い出します。
1966年。ベトナム。
ミザーブ軍曹の小隊に属するエリクソンは、ベトコンの迫撃砲で穴にはまり動けず助けを呼びます。
皆逃げる中ミザーブは気付き、エリクソンを助け出します。
戻る途中突然の敵の発砲で一人が命を落とし、さらに夜街に繰り出す自由も禁止命令でミザーブは怒り狂います。
そして翌日の任務に1時間早く出発理由を、ミザーブはエリクソンたちに説明します。

小さい村に寄って少女を拉致するというとんでもないものでしたが、

ミザーブは数日後に帰還が決まっていてエリクソンは本気にしませんでした。

ところが、本当に就寝中の少女を一人拉致してしまうのです。
終始反対するエリクソンに、ミザーブはあの手この手で説明します。
しかし同じく反対を示していた仲間の一人は、仕返しを恐れてミザーブに従うのでした。
その後怪我で一旦戻ったエリクソンは、現状の報告に奔走するのです・・・

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原題は『Casualties of War』。
直訳で「戦争の死傷者」です。

ベトナム戦争中の1969年に『ザ・ニューヨーカー』誌に掲載された記事を基にしているようです。

エリクソン役は、このころ20代後半のマイケル・J・フォックス。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」と同じ時期の映画のようです。
「1行も読めなくなった」と引退表明をした際、この映画のセリフは「70ページ」もあったと言っていたようです。
エミー賞の受賞があります。
1986年 - 1988年 主演男優賞コメディー部門受賞「ファミリータイズ」
1997年 - 1999年 主演男優賞コメディー部門ノミネート「スピンシティ」
2000年 主演男優賞コメディー部門受賞「スピンシティ」

お立ち寄りと、ランキングの応援ありがとうございます
ショーン・ペンはこのころから畜生役がはまっていたのか・・・

「パーフェクト・ケア」

2021年公開の映画の紹介です

監督は、J・ブレイクソン。
ジャンルは、ブラックコメディ・スリラー映画のようです。
主演・出演は、ロザムンド・パイク、ピーター・ディンクレイジ、エイザ・ゴンザレス、ダイアン・ウィースト。

高齢施設の親の面会に来た男性は、面会を阻止され抵抗するも取り押さえられてしまいます。
裁判所で、その男性は面会を求める裁判を起こします。
ところが、男性の母親の法廷後見人であるマーラ・グレイソンは、自分には高齢者を守る責務があることを並べ立て、

裁判長は男性の禁止命令を維持する判決を下すのです。
秘かにほくそ笑むマーラは、その後施設の高齢者が他界し空きが出たことで医師に会いに行きます。
すると医師は、天涯孤独の女性で適任者・ジェニファーがいると紹介するのです。
マーラはジェニファーに会いに行き、裁判所の決定ということを強調し、いぶかるジェニファーを施設に連れてきます。
その後マーラは、ジェニファーの家財を売り払い、しかも貸金庫で登録のないダイヤを発見してしまうのです。
一方、ジェニファーと会うことになっていた息子・ローマンはいきさつを知り激怒します。
大金で取引を持ち掛けられたマーラは断り、ジェニファーに「何者か」と尋ねると、
「あなた、まずいわよ。あの子が来るわ。」

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この映画は、ゴールデングローブ賞で「主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)/ロザムンド・パイク」を受賞しています。

ローマン役は、ピーター・ディンクレイジ。
小人症で、身長132cm。
「エルフ～サンタの国からやってきた～サ」(2003劇場未公開)、「名犬ラッシー」(2006)、「私だけのハッピー・エンディング」(2011)、「余命90分の男」(2015)などの出演、
今年2月公開の「シラノ」の主演があります。

皆様、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ロザムンド・パイクの怪演は、かなり高い評価だったようです

「友罪」

2018年公開の日本映画の紹介です

監督は、瀬々敬久。
薬丸岳の小説が原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、光石研、佐藤浩市。

ある町工場で、一か月間働くことで益田と鈴木が皆に紹介されます。
益田は挨拶しますが、寡黙な鈴木はその後もちょっかいを出される始末です。
寮では、鈴木がいない間に何者か調べると同僚が言い、益田も参加させられます。
益田が手に取ったスケッチには裸婦が描かれ、写真の人物は本人以外顔を消されていました。
夜うなされて眠れない益田は、ある日鈴木に自殺した友人の話をします。
鈴木は、その時の益田の気持ちを聞き返すのでした。
町では少年の殺害事件が起こり、記者の清美は元雑誌記者だった益田に協力を頼みます。
一度断った益田ですがパソコンで事件を調べると、ある人物が映り驚くのです・・・

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たくさんの登場人物がいて、それぞれの人生が描かれていて、あらすじ紹介しきれませんです。

あらすじには登場しませんが、鈴木が知り合う女性・美代子役は夏帆。
「天然コケッコー」(2007)では、日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞、
「海街diary」(2015)では、日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞しています。
「ピンクとグレー」(2016)、「22年目の告白 -私が殺人犯です-」(2017)、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」(2019)などの出演、
「さかなのこ」の出演が、今年9月公開予定です。

お立ち寄りと、ランキングの応援ありがとうございます

最近興味を引く映画に当たることが多く、

ご紹介したい作品が目白押しでございます

まだまだ、お付き合いお願いいたしますです　o(〃＾▽＾〃)o 

「宮廷画家ゴヤは見た」

2008年公開の映画の紹介です

監督は、ミロス・フォアマン。
スペイン画家フランシスコ・デ・ゴヤが活躍した時代の、関連する人々の歴史・ドラマ映画です。
主演・出演、ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド、マイケル・ロンズデール。

1792年マドリッド。
協会の異端審問所では、ゴヤが描いた数枚の絵を見ながら「これが自分たちの姿か」と問題視し、
自画像を頼んでいる修道士ロレンソにどういう画家か尋ねます。
「スペイン最高の画家」とロレンソは答えるのです。
その後ロレンソは、廃止となっていた異端審問を再開するためあらゆるところで人々を観察するよう修道士たちに話します。
フランシスコ・デ・ゴヤに自画像を描かせるロレンソは、美しいイネスの書きかけの肖像画を目にします。

酒場で修道士たちの目に留まったイネスは出頭命令を受けてしまい、心配する父トマスに見送られながら審問所に入るのです。
その後戻らないイネスを心配したトマスはゴヤ尋ね、肖像画の男(ロレンソ)に合わせてほしいと話します。
数日してトマスを訪ねたロレンソは、
「尋問の末、イネスはユダヤ教徒であると自白した」と話します。
拷問に怒ったトマスは、同じ目に合わせると言いロレンソを閉じ込め、吊るしあげてしまうのです・・・

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物語は、このあとしばし続きます。
イネス役のナタリー・ポートマンの凄まじさに絶句してしまいました。

ゴヤ役は、今年71歳のステラン・スカルスガルド。
「マイティー・ソー」シリーズでは、ナタリー・ポートマン役の教授でした。
息子様、アレクサンダー・スカルスガルド、ビル・スカルスガルドも活躍中です。
「レッド・オクトーバーを追え!」(1990)、「キス★キス★バン★バン」(2002)、「ドッグヴィル」(2004)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(2006)、「マンマ・ミーア!」(2009)、「DUNE/デューン 砂の惑星」(2021)など、たくさんの主演・出演があります。

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます

いやぁ～、ストーリーは重いんですが、面白かったです～

「メグ・ライアンの男と女の取扱説明書」

2009年制作・劇場未公開の映画の紹介です

監督は、シェリル・ハインズ。
ロマンチック・・ではない、コメディ映画です。
主演・出演は、メグ・ライアン 、ティモシー・ハットン、ジャスティン・ロング、クリステン・ベル。

別荘についてタクシーから降りたイアンは、抱え込んだ花束を室内に飾りベッドにバラの花びらを散らします。
妻・ルイーズとの電話で翌日会うことになっている別荘についての話をしながらも「今は会議中」とイアンは言うのです。
その後イアンはルイーズに別れの手紙を書きます。
すると突然ルイーズが現れ、「1日早く来た」と言い、花のデコレーションに感激します。
がっかりしたイアンは、別れるつもりと書きかけの手紙をルイーズに見せます。
ルイーズが問い詰めると、イアンはサラという女性が好きになり明日パリに行くつもりと白状します。
怒ったルイーズが花の鉢を投げつけると、イアンに当たって倒れてしまいます。
気付いたイアンは、椅子にぐるぐる巻きにされていて驚きます。
ルイーズは別れるつもりがなく、イアンの心を取り戻そうと昔の話を始めます。
気持ちを決めているイアンはよりを戻すつもりはなく、ルイーズもあきらめずそのまま買い物に出かけてしまうのです。
イアンは２階の窓から男性の姿を見つけ、助けを呼びます。
気付いた男性は階下に入った様子ですが、一向に2階に来る気配がないのです・・・

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痛快ラブコメ、のようです。
確かに。

この映画の原題は『Serious Moonlight』。
直訳で「深刻な月光」です。

終始気の毒なイアン役は、ティモシー・ハットン。
映画デビュー作の「普通の人々」(1981)では、アカデミー助演男優賞を受賞しています。
「フレンチ・キス」(1995)、「シークレット ウインドウ」(2004)、「ゴーストライター」(2010)、「ゲティ家の身代金」(2018)などの出演があります。

お立ち寄りと、ぽち押しの応援ありがとうございます

な～るほど、こ～んな展開もありなんですね～

≪ 番外編 俳優さん・七変化 ③ ≫

今回は、今年48歳のクリスチャン・ベールです。
よく考えたら、変化写真を載せたら誰だかわからないことに気づきまして、
トップは普通のスナップにしてみました(恥笑)

「太陽の帝国」(1988)
監督：スティーヴン・スピルバーグ
ほか出演：ジョン・マルコヴィッチ、伊武雅刀
※　日本の零戦に憧れる無垢な少年役、日中戦争中の上海が舞台

「ベルベット・ゴールドマイン」(1998)
監督：トッド・ヘインズ
ほか出演：ジョナサン・リース＝マイヤーズ、ユアン・マクレガー
※　伝説のロック歌手の熱狂的なファン役

「アメリカン・サイコ」(2001)
監督：メアリー・ハロン
ほか出演：ウィレム・デフォー、ジャレッド・レト
※　快楽殺人を繰り返すサイコ野郎役

「バットマン ビギンズ」(2005)
監督：クリストファー・ノーラン
ほか出演：マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン
※　バットマン役、素顔だけどヒーロースーツが似合筋肉作りで、なんと45㎏増量

「ザ・ファイター」(2011)
監督：デヴィッド・O・ラッセル
ほか出演：マーク・ウォールバーグ、エイミー・アダムス
※　短気で怠惰な性格の元ボクサー役、約14㎏も減量

「アメリカン・ハッスル」(2014)
監督：デヴィッド・O・ラッセル
ほか出演：ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス
※　詐欺師役、20㎏増量。

「バイス」(2019)
監督：アダム・マッケイ
ほか出演：スティーヴ・カレル、エイミー・アダムス
※　アメリカ合衆国大統領ブッシュ時の副大統領役、18㎏増量

どうやら、細見と太見の役どころのオファーが交互のようです・・

『太陽の帝国』

『ベルベット・ゴールドマイン』

『アメリカン・サイコ』

『バットマン ビギンズ』

『ザ・ファイター』

『アメリカン・ハッスル』

『バイス』

皆さま、お付き合い頂きありがとうございます
相変わらず楽しんで作っておりますです　ε-(´∀｀*)

「消えない罪」

2021年配信の映画の紹介です

監督は、ノラ・フィングシャイト。
ドラマ映画です。
主演は、製作も兼ねているサンドラ・ブロック。
他出演は、ヴィンセント・ドノフリオ、ヴィオラ・デイヴィス、ジョン・バーンサル。

シアトル。
保安官殺害で20年服役したルースは、荷物をまとめ保護観察官と出所します。
大工の技術があると話すルースに保護観察官は、
「釈放されても、何も解決しない」
と話し、他の仕事紹介のメモを渡します。
やはり大工の仕事は速攻で断られ水産加工に努めることになったルースは、共同住居でも嫌がらせの電話を受けてしまうのです。
ある日ルースは図書館のパソコンで、『ケイティ・スレイター』を検索します。
自分の名前も入力すると、当時の事件の画像が羅列。します。
一方、若い女性・キャサリンは携帯で母と話しながら車で事故ってしまいます。
大きなけがではないものの、病院に来た両親は懸念します。
「ルース・スレイターの釈放の日に」
ある日ルースは、以前住んでいた郊外の一軒家を遠目で見ます。
すると、ルースに気づいた男性が出てきて近づいてきたのです・・・

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サリー・ウェインライトの『Unforgiven』が原作のようです。
原題も『The Unforgivable』。
意味は、「消えない、許されない，容赦できない」などです。

あらすじには載せていませんが、ルースの以前の住居に住む女性役に、ヴィオラ・デイヴィス。
「ダウト～あるカトリック学校で～」(2009)でアカデミー助演女優賞、
「ヘルプ～心がつなぐストーリー～」(2012)で、アカデミー主演女優賞のノミネートがあります。
「フェンス」(2018)では、アカデミー助演女優賞を受賞しています。
他「エデンより彼方に」(2003)、「食べて、祈って、恋をして」(2010)、「スーサイド・スクワッド」(2016)などの出演があります。

皆様、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます

この映画のサンドラは、終始暗いイメージです

実感はつかめませんが、展開が気になり気持ちが入りこむ映画でした

「THE BATMAN-ザ・バットマン-」

今年3月公開の映画の紹介です

監督は、マット・リーヴス。
『バットマン』映画フランチャイズのリブート映画、ヒロー・アクション映画です。
主演・出演は、    ロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ、ジェフリー・ライト、ジョン・タトゥーロ、ピーター・サースガード、コリン・ファレル。

※　リブートとは、「シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すこと」

ハロウィーンの夜、ゴッサム・シティ。
2年間、街の犯罪を監視しているバットマンはすべては排除できないと思いながらも悪党に手を下していきます。
街では市長選が白熱していて、現在市長のミッチェルは自宅でニュースを見ていた時、侵入した覆面の人物に殺害されてしまいます。
現場には、ゴードン警部補と本部長、バットマンも呼ばれ調査に加わります。
傍にはバットマンあての手紙が置かれ、暗号めいた文字が並びます。
バットマン、億万長者のブルース・ウェインは自宅に戻り執事のアルフレッドと暗号を解読します。
答えからたどり、市長の車の中にあったもので、市長と映っている数人の人物を確認します。
その中にマフィアのファルコーネの右腕ペンギンと映っている写真もあり、バットマンは早速乗り込むのです・・・

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夜の闇に紛れるため、暗く地味なこの映画は176分の長編です。

バットマン役は、もともとはヒーロー映画出演に興味がなかったというロバート・パティンソン。

ブルースのキャラクター描写の解釈に興味を惹かれ、マット・リーヴスが監督だったことも引き受けた理由のようです。

話が来た日は日は『TENET テネット』撮影中だったとか。

子ども時代にはなんと100回ほども『リターンズ』を観ていて、セリフを覚えるほどだったとか。

≪　付録　バットマン　歴代演じた、演じている俳優陣　≫

【初代】アダム・ウェスト
｢バットマン｣(1966～1968　テレビドラマ)
｢バットマン｣(1966)
監督：レスリー・H・マーティンソン
他出演：ディック・グレイソン、イヴォンヌ・クレイグ

【2代目】マイケル・キートン
｢バットマン｣(1989)
監督：ティム・バートン
他出演：ジャック・ニコルソン
｢バットマン リターンズ｣(1992)
監督：ティム・バートン
他出演：ミシェル・ファイファー

【3代目】ヴァル・キルマー
｢バットマン フォーエヴァー｣(1995)
監督：ジョエル・シュマッカー
他出演：トミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー

【4代目】ジョージ・クルーニー
｢バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲｣(1997)
監督：ジョエル・シュマッカー
他出演：クリス・オドネル、ユマ・サーマン

【5代目】クリスチャン・ベール
「バットマン ビギンズ」(2005)
監督：クリストファー・ノーラン
他出演：マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン
｢ダークナイト｣(2008)
監督：クリストファー・ノーラン
出演：マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート
｢ダークナイト ライジング｣(2012)
監督：クリストファー・ノーラン
出演：マイケル・ケイン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット

【6代目】ベン・アフレック
｢バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生｣(2016)
監督：ザック・スナイダー
他出演：ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス
｢ジャスティス・リーグ｣(2017)
監督：ザック・スナイダー
他出演：ヘンリー・カヴィル、ガル・ガドット、ジェイソン・モモア
｢ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット｣
監督：ザック・スナイダー
他出演：ヘンリー・カヴィル、ガル・ガドット

【7代目】ロバート・パティンソン
｢THE BATMAN-ザ・バットマン-｣
監督：マット・リーヴス
他出演：ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ

皆さま、お立ち寄りとポチ押しのありがとうございます
実はとても観たいジョージ・クルーニー版。

探しきれず・・

「炎のランナー」

1982年公開の映画の紹介です

監督は、ヒュー・ハドソン。
ほぼ実話に基づいている、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、    ベン・クロス、イアン・チャールソン、イアン・ホルム、デニス・クリストファー。

イギリス、ケント州。カールトンホテル。
合宿に参加している陸上走者数人は、裸足で海岸を走り、戻るとクリケットなどしながら昔を回想します。
1919年。イギリス、ケンブリッジ大学・キーズ寮。
タクシーで同乗したハロルドとオーブリーは入寮の手続きをします。
受付で厳格な答えをしたハロルドは、その後自分がユダヤ人であることに劣等感を感じているとオーブリーに話します。
その後、何年も更新されていない中庭の“カレッジ・ダッシュ”に参加したハロルドは、時計が12打ち鳴らす間に一周し、皆の完成を浴びるのです。
スコットランド・エディンバラ。
中国から帰省している牧師のエリックは、少年達のかけっこの競技にスタートの合図をしていました。
ラグビーでも有名なエリックは、突然の申し出の“200ヤードオープンレース”に出場し、ゴールのテープを切るのです。
ある日、雨の中スコットランド対フランスの陸上競技大会が行われ、エリックは短距離走に出場します。
途中転んでしまうも、エリックは立ち上がりどんどん抜いて一位でゴールしました。
客席でエリックを見ていたハロルドは、有名なコーチ・マサビーニに声を掛けます。
「金メダルが欲しい。」
そして間もなく、ハロルドとエリックはイギリス代表としてオリンピックに参加することになるのです・・・

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この映画はアカデミー賞で「作品賞」「脚本賞」「作曲賞」「衣裳デザイン賞」を受賞、
「監督賞」「助演男優賞/イアン・ホルム」「編集賞」のノミネートがあります。

ハロルド役は、故/ベン・クロス。
「遠すぎた橋」(1977)がデビュー映画のようです。
「乱気流/タービュランス」(1997)、「ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン」(2002)、「スター・トレック」(2009)などの出演、
「愛しい人から最後の手紙」(2021年劇場未公開)の出演が遺作のようです。

マサビーニ役は、故/イアン・ホルム。
「ジャガーノート」(1975)、「ロジャー・ムーア/冒険野郎」(1978)、「エイリアン」(1979)、「フランケンシュタイン」(1995)などの出演、
「ロード・オブ・ザ・リング」(2002)では、ビルボ・バギンズ役でした。

皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
実は初めての鑑賞でした

青春物のような、熱く、さわやかな映画でございました

「一度死んでみた」

2019年公開の日本映画の紹介です

監督は、浜崎慎治。
コメディ映画です。
主演・出演は、広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、城田優、佐藤健。

ある会社の面接で、野畑七瀬は「1分間の自己紹介の中」で
「嫌いなのは父、この会社の社長」と言い切り、
「よかったらバンドの曲を聞きに来て下さ～い」と出て行ってしまいます。
バンドで思い切り言いたい放題の歌を歌う七瀬ですが、ある日会社に呼ばれ言われます。
「たった今、社長が亡くなりました。」
2日前。
野畑製薬の社員・松岡は七瀬がボーカルのデスメタルバンド“魂ズ”のライブを見ていました。
隣のプロデューサーは「彼女の歌には魂がない」と話しています。
松岡は存在感がないことで、社長から七瀬の監視を頼まれていたのです。
一方研究室に新薬の様子を見に行った野畑は、研究員の藤井から2日間だけ死ぬ薬が出来、試してみたと言われます。
側近の渡部は、ライバル会社に情報が漏れていることを懸念する野畑に、

「一度死んでみたら動き出すやつがいるのでは」と提案します。
野畑は薬を飲み、ある書類にサインを書かされ、後日七瀬が呼ばれるのです・・・

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この映画は、日本アカデミー賞「優秀主演女優賞/広瀬すず」の受賞があります。

七瀬役は、もう今年24歳の広瀬すず。
「謝罪の王様」(2013)が映画デビュー作品のようです。
他、「ちはやふる」シリーズ、「四月は君の嘘」(2016)、「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」(2017)、「流浪の月」(2022)などの主演があります。

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます

ところどころに笑いと、

ところどころに豪華な出演者が登場する映画でございました

「シンプル・フェイバー」

2019年公開の映画の紹介です

監督は、ポール・フェイグ。
ダーシー・ベルの小説『ささやかな頼み』が原作の、ジャンルはスリラーのようです。
主演・出演は、アナ・ケンドリック、ブレイク・ライヴリー、ヘンリー・ゴールディング。

料理の食材を前にブログを作成中の画面に向かい、ステファニーは話します。
「親友のエミリーが5日たっても戻らないの。
初めてのフォロワーさんに、最初から説明しますね・・」
ステファニーが学校に子供・マイルズを迎えに行くと、「ニッキーとまだ遊びたい」と駄々をこねられます。
ニッキーの母はNYに通う大手会社に勤めるエミリーで、その日は迎えに来ていました。
ニッキーも駄々をこね、エミリーはステファニーも自宅に来るよう誘います。
豪邸に目を見張るステファニーですが、エミリーは気さくでその後帰宅した夫・ショーンとも熱々でした。
その後もニッキーの迎えを頼まれるステファニーですが、ある日エミリーと連絡が取れなくなるのです。
ショーンも心配し、警察に連絡します。
謎めいているエミリーの行動は一向につかめないなか、ニッキーとマイルズはエミリーを見たといいだします。
そしてステファニーは、エミリーが務めている会社を訪ねるのです・・・

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原題も『A Simple Favor』。
原作と同じ、「ささやかな頼み」という意味です。

ステファニー役は、今年36歳に見えないアナ・ケンドリック。
無名のころですが、「トワイライト～初恋～」(2009)に出演していたようです。
「マイレージ、マイライフ」(2010)では、アカデミー賞助演女優賞のノミネートのほか、たくさんの受賞・ノミネートがあります。
「ピッチ・パーフェクト」(2015)では、 ティーン・チョイス・アワード 映画部門: コメディ女優賞のノミネートがあります。
他、「50/50 フィフティ・フィフティ」(2011)、「イントゥ・ザ・ウッズ」(2015)、「ザ・コンサルタント」(2017)などの出演があります。

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ブログの読者に語り掛けるステファニー役のアナが、なんて初々しい！！

「ルーム」

2016年公開の映画の紹介です

監督は、レニー・エイブラハムソン。
実際の事件を基にして書かれた、エマ・ドナヒューの同名小説が原作のドラマ映画です。
主演・出演は、ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャース、ウィリアム・H・メイシー。

ジャックはママと一緒に『ルーム』に住んでいます。
ベッドや洗面台、テーブルと椅子、トイレ、クローゼットが置かれ、そこがジャックの世界でした。
ジャックは家具に挨拶をして、ママと体操をしたりTVを見たり一日を過ごします。
高い天井の小さい窓から空が見え、テレビの中の人や生き物は現実ではないとママはジャックに教えています。
5歳の誕生日を迎えママはケーキを焼きますが、ろうそくが無い事でジャックは文句を言います。
日曜にオールド・ニックが食べ物など持ってくるのですが、面倒なものは頼めないとママは言います。
ある日曜に来たオールド・ニックは、失業したから贅沢なものは用意できないと怒ります。
その後電気を止められた寒い中で、ママはジャックに5歳だからと本当のことを話します。
17歳の時に誘拐されたことや、外の世界はもっと広くおじいちゃんやおばあちゃんがいる事などです。
そしてある日曜に、ママは熱いタオルをジャックの顔につけ、
「熱があるふりをして病院に連れて行ってもらい、誰かに手紙を渡して」
と、嫌がるジャックに頼みます。
しかし、その日に限ってオールド・ニックはなかなか現れないのです・・・

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この映画はアカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「脚色賞」にノミネートがあり、
「主演女優賞/ブリー・ラーソン」を受賞しています。
トロント国際映画祭では「観客賞」を受賞しています。

ジャック役は、今年15歳のジェイコブ・トレンブレイ。
この映画の後、｢ワンダー 君は太陽｣(2018)、｢ザ・プレデター｣(2018)、「ドクター・スリープ」(2019)などのの出演、「あの夏のルカ」(2021)の主演と、目白押しです。

※　実際の事件とは、2008年・オーストリアで起こった『フリッツル事件』です。

お立ち寄りと応援、ありがとうございます

後半に映る外から見た『ルーム』が、なんて小さい！！

ドラマというよりスリラーの気がします　(( ；ﾟДﾟ)

「アンチャーテッド」

今年2月公開の映画の紹介です

監督は、ルーベン・フライシャー。
アドベンチャーゲーム『アンチャーテッドシリーズ』の実写化、アクション映画です。
出演・主演は、トム・ホランド、マーク・ウォールバーグ、ソフィア・アリ、アントニオ・バンデラス、タティ・ガブリエル。

ネイトが気が付くと、航空輸送機の外で、荷物のロープに絡まっている状態でした。
何とか輸送機にしがみつきますが、中から赤い車が飛び出し再び外へ墜落してしまったのです。
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15年前、ボストン。
ある夜10歳の少年ネイトと兄のサムは、博物館に侵入しマゼランが航海したときに使っていた世界地図を盗もうとします。
ところが見つかってしまい、警察に突き出されることになったサムはネイトに、

必ず迎えに来ると言って夜中に出て行ってしまったのです。
現在のニューヨーク。
バーテンダーとして働くネイトは、女性に話しかけながらうまくブレスレットを失敬します。
その後、それを見ていた男性・サリバンはネイトに話しかけてきます。
サリバンは自分はサムの友人で、サムは2年前にスペインで疾走したと話します。

宝を探しに行く相棒に誘われたネイトは、サムを探すためにも話に乗りました。
2人はオークションで十字架を盗んだ後スペインに向かいます。
やがてネイトは、サムの事を知ることになるのです・・・

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原題も『Uncharted』です。
意味は、「未知の、海図・地図に載ってない、未踏の」などです。

あらすじには登場しませんが、スペインで合流する女性・クロエ役は、ソフィア・アリ。
ドラマ出演も多く、
映画では、「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」(2016)、「トゥルース・オア・デア ～殺人ゲーム～」(2018未公開)などがあります。

≪　アンチャーテッドシリーズ　とは　≫

ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されているアクションアドベンチャーゲームのシリーズなんですね。
5作とスピンオフが1作発売されているようです。

皆々様、いつもお立ち寄りと応援ありがとうございます
アクションと特撮は素晴らしかった！！
横取り横取りは、目が回りましたです(恥笑)

「ファニーゲーム U.S.A.」

2008年公開の映画の紹介です

監督は、ミヒャエル・ハネケ。
絶対にお勧めしない、観客をいや～な気持ちにするハネケ監督のスリラー映画です。
主演・出演は、ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピット、ブラディ・コーベット、デヴォン・ギアハート。

アンとジョージと息子・ジョージーの3人は夏休みを利用し別荘に向かってボートを積んだ車に乗り込みます。
近くなった時友人の姿が見え声を掛けますが、アンはいつもと様子が違うことにいぶかります。
間もなくジョージとジョージーはボートを下ろしに行きます。
夕食の支度のアンは突然若い男性・ポールの訪問を受け、アンの友人から卵を頼まれたと話します。
言われた4個を渡すも、ポールは落として割ってしまい、さらに渡した4個も割ってしまいます。
ポールの友人のピーターも家に入り込み、アンが出ていくように言うと「何か悪いことをしたか」と聞く始末です。
さらに、心配したジョージに対してもゴルフのクラブで怪我をさせ「手当をする」と座らせます。
2人の常軌を逸した行動に何とか逃げ出したジョージーは、助けを呼びに行きます。
しかし隣人宅の様子に、ジョージーはさらに怯えてしまうのです・・・

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この映画は、日本では12R指定です。

いつかは観たいと思っていたハネケ監督のこの映画ですが、あまりのひどさに絶句でございますよ。
オリジナルが見つからずこのハリウッド版になりましたが、オリジナル版も見ないで終わりそうです。
兎にも角にも、出演を承諾した俳優陣に大絶賛ですよ。

しかも、ナオミ・ワッツは製作総指揮にも加わっているからすごいです。

いや～な気持ちにさせられるポール役はマイケル・ピット。
「シルク」(2008)の主演、
「完全犯罪クラブ」(2002)、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(2017)などの出演があります。

同じくいや～な気持ちにさせられるピーター役はブラディ・コーベット。
「メランコリア」(2012)、「マーサ、あるいはマーシー・メイ」(2013)などの出演があります。
出演なしの監督作品「シークレット・オブ・モンスター」では、
ヴェネツィア国際映画祭で（オリゾンティ部門）監督賞・初長編作品賞を受賞しているようです。

オリジナル映画情報です

「ファニーゲーム」(2001)　オーストリア映画です。
監督：ミヒャエル・ハネケ
出演：スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ

皆様、いつもお立ち寄りと応援ありがとうございます
以前、「落ち込む映画」ランキングご紹介しましたが、ダントツでこの映画ですよ
・・・ジャンル違うかな

「わたしを離さないで」

2011年公開の映画の紹介です

監督は、マーク・ロマネク。
ジャンルは近未来のSF・ドラマ映画です。
主演・出演は、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリング、サリー・ホーキンス。

手術室の前にたたずむ、介護人となって9年となるキャシーは「未来よりも過去を想う」と語り回想します。
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寄宿学校ヘールシャム。
殆ど隔離された状態の中で、幼いキャシーはいじめられているトミーを気にかけます。
ある日ルーシー先生は、思いつめた表情で生徒に語ります。
「将来あなた達の人生は決められていて、間もなく臓器提供が始まります。
自分を知る事で生きることに意味を持たせて下さい。」
そしてその後ルーシー先生は辞めたと告げられます。
間もなくキャシーの友達のルースは、トミーと付き合うようになるのです。
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その後卒業して施設に移った3人は、それぞれの役割に入り別々の生活になります。
ある日“介護人”のキャシーはルースの情報を知り、会いに行きます。
ところが、臓器提供をしているルースは歩く事もままならない状態だったのです・・・

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原作はカズオ・イシグロの同名小説です。

英国インディペンデント映画賞では、「主演女優賞/キャリー・マリガン」を受賞、
ハリウッド映画祭では、「ブレイクスルー男優賞/アンドリュー・ガーフィールド」を受賞しています。

3人のとっても可愛い子役時代は、イゾベル・ミークル＝スモール、エラ・パーネル、チャーリー・ロウが演じていますが、詳しい情報があまりなくて残念です。

※　日本のテレビドラマでも2016年に放送されました。
綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみが演じています。

≪　付録　カズオ・イシグロ　映像化小説　≫

※　1989年に『日の名残り』で英語圏最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞。
2017年にノーベル文学賞を受賞しています。

｢日の名残り｣(1994)　

監督：ジェームズ・アイヴォリー　

出演：アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、クリストファー・リーブ

｢浮世の画家｣(2019年3月)　NHK/BS・総合　

出演： 渡辺謙、広末涼子

お立ち寄りと、日々の応援ありがとうございます

カズオ・イシグロの小説「忘れられた巨人」を読んでいるところです

まったくもって、掴みはOKでございますぞ