2018年公開の映画の紹介です
監督はブライアン・シンガー。
完成までに8年もの歳月を費やした、故・フレディ・マーキュリーの伝記映画です。
主演・フレディ・マーキュリー:ラミ・マレック
ブライアン・メイ:グウィリム・リー
ジョン・ディーコン:ジョゼフ・マゼロ
ロジャー・テイラー:ベン・ハーディ
1985年7月13日。
『クイーン』のリードボーカルのフレディ・マーキュリーは、ウェンブリー・スタジアムで大観衆の前に登場します。
---------------------------------------------------
1970年のロンドン。
ペルシャ系インド人の青年ファルークは自らフレディと名乗り、家族からは嫌がられます。
フレディはライブハウスで見た『スマイル』というバンドを気に入り、演奏後メンバーを探します。
ギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーからボーカルが突然辞めた話を聞いたフレディは、『スマイル』の楽曲を歌い、採用されます。
フレディはライブハウスで出会ったメアリーに会いに行き、2人は付き合い始めます。
ベースのジョン・ディーコンも加わり、フレディの提案でバンド名は『クイーン』に変更されます。
歌詞を覚えず、抜けないマイクを引きちぎって歌うフレディのパフォーマンスに、観客は乗ってくるのです。
更にフレディは、アルバム作りのためにジョンの車を売る話を持ち出し、『クイーン』の一枚目のアルバム・「戦慄の王女」が完成します。
ある日フレディの実家でメンバーとメアリーが寛ぐ中、フレディに電話がかかります。
エルトン・ジョンをスターにした名プロデューサーが会いたいと言ってきて、皆驚くのです。
『クイーン』はBBCの音楽番組の出演や、全米ツアーなど、どんどん名声を広げます。
メアリーと付き合うフレディですが、やがて2人ともフレディの変化に気付き始めるのです。
***************************************************
フレディ・マーキュリー役はラミ・マレック。
この映画でアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
オファーを受けた時は『クイーン』の知識はあまりなく、話し方、特徴的な歯を表現するための義歯の使用など役作りに励んだんですね。
歌唱シーンは、基本的にフレディ自身の歌を使い、一部はマレックも担当しているそうです。
実際のブライアン・メイとロジャー・テイラーに会った時のラミ・マレックの印象は、
「ロジャーはいかにも彼らしくクールで無口」
「僕のことをつま先から頭のてっぺんまで眺めていたブライアンが、ものすごく褒めてくれて感動したね。」
「二人に認めてもらったことでインスパイアされたし、パワーももらえた。」
≪ 付録 ボヘミアン・ラプソディ 歌詞 英詞/訳詞 ≫
題名の直訳は『自由奔放な狂詩曲』とか。
作詞・作曲はフレディ・マーキュリー。
5分55秒 シングルでは超、長めの曲です。
Is this the real life?
Is this just fantasy?
Caught in a landslide
No escape from reality
Open your eyes
Look up to the skies and see
I'm just a poor boy, I need no sympathy
Because I'm easy come, easy go
A little high, little low
Anyway the wind blows, doesn't really matter to me, to me
Mama, just killed a man
Put a gun against his head
Pulled my trigger, now he's dead
Mama, life had just begun
But now I've gone and thrown it all away
Mama, ooo
Didn't mean to make you cry
If I'm not back again this time tomorrow
Carry on, carry on, as if nothing really matters
Too late, my time has come
Sends shivers down my spine
Body's aching all the time
Goodbye everybody - I've got to go
Gotta leave you all behind and face the truth
Mama, ooo - (anyway the wind blows)
I don't want to die
I sometimes wish I'd never been born at all
I see a little silhouetto of a man
Scaramouch, scaramouch will you do the fandango
Thunderbolt and lightning - very very frightening me
Gallileo, Gallileo,
Gallileo, Gallileo,
Gallileo Figaro - magnifico
But I'm just a poor boy and nobody loves me
He's just a poor boy from a poor family
Spare him his life from this monstrosity
Easy come easy go - will you let me go
Bismillah! No - we will not let you go - let him go
Bismillah! We will not let you go - let him go
Bismillah! We will not let you go - let me go
Will not let you go - let me go (never)
Never let you go - let me go
Never let me go - ooo
No, no, no, no, no, no, no -
Oh mama mia, mama mia, mama mia let me go
Beelzebub has a devil put aside for me
for me
for me
So you think you can stone me and spit in my eye
So you think you can love me and leave me to die
Oh baby - can't do this to me baby
Just gotta get out - just gotta get right outta here
Ooh yeah, ooh yeah
Nothing really matters
Anyone can see
Nothing really matters - nothing really matters to me
Anyway the wind blows...
*** 日本語歌詞です ***
これは現実なのか
それともただの幻か
まるで地滑りに遭ったようだ
現実から逃れることは出来ない
目を開いて
空を仰ぎ見るがいい
僕は哀れな男 だが同情は要らない
いつでも気ままに流離(さすら)ってきたから
いいこともあれば 悪いこともある
どっちにしたって 風は吹くのさ僕にはたいしたことじゃない
ママ たった今、人を殺してきた
あいつの頭に銃口を突きつけて
引き金を引いたらやつは死んだよ
ママ 人生は始まったばかりなのに
僕はもう駄目にしてしまった
ママ
ママを泣かせるつもりじゃなかったんだけど
明日の今頃になって 僕が戻らなくても
今のままで生きていって、まるで何事も無かったかのように
もう遅すぎる 僕の最期が来た
体中を震えが走る
体中が苦痛に責めたてられる
さようなら みなさん 僕はもう行かなくては
あなた方の元を離れ 真実と向かい合う時だ
ママ
僕は死にたくないよ
時々 考えてしまうよ、いっそのこと生まれてこなきゃよかった
1人の男のシルエットが小さく映る
スカラムーシュ 道化の者よ ファンダンゴを踊っておくれ
雷鳴と稲妻ーとても恐ろしい
ガリレオ ガリレオ
ガリレオ ガリレオ
ガリレオ フィガロ~貴き人よ
彼は貧しい生まれの哀れな男この怪奇な運命から命を救ってやろう
気ままな人生を送ってきたんだ 僕を逃がして
神に誓って お前を逃がしはしないー 彼を逃がしてやろう
神に誓って 逃がしはしないー彼を逃がしてやれ
神に誓って 逃がすわけにはいかないー 彼を逃がしてやれ
いや 逃がさないー僕を助けて
いや絶対にダメだー助けて
ノーノーノーノーノーノー
ママ ママ 愛するママ 僕を助けて
魔の王ビールズバプよ 僕から悪魔を取り除いてくれ
僕の為に
僕の為に
それじゃ 僕に石をぶつけ顔につばを吐きかけようと思ってるんだな
僕を見殺しにしてそれでも僕を愛していると言うつもりか
ああ 君がそんな仕打ちをするなんて
すぐに逃げ出さなくては、今すぐ ここから逃げ出さなくては
何もたいしたこと無い
誰もが知ってることさ
たいしたことじゃない本当に僕にはたいしたことじゃないさ
どっちみち 風は吹くのさ
本人たち ↓