ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「みなに幸あれ」

2025年02月04日 | 日本映画
昨年1月公開の日本映画の紹介です

監督は、下津優太。
おぞまし過ぎる、お薦めできないホラー映画です。
主演・出演は、古川琴音、松大航也、犬山良子、有福正志。


(あらすじ)
幼いころ祖父母の家で過ごすと2階から物音が聞こえ、
その部屋を開けようとした夢を見て“孫”は目を覚まします。
両親も一緒に祖父母宅を訪ねる予定でしたが、母が熱を出したと連絡が来ました。
“孫”は仕方なく一人で田舎町の祖父母を訪ねます。
ところが2人とも時々異常な行動をとり、“孫”は認知症かもしれないから早く来るよう母に電話したのです。
やはり2階で物音が聞こえ、やがてそこからあるものがはい出してきて“孫”は驚きました。
祖父母が引きずって閉じ込め直すことに更に“孫”は驚き、
幼馴染に相談して助け出そうとするのです・・・

******************************************************
出演者全員、可哀そうすぎる役どころでした。
最近観かける古川琴音も、主役とはいえしんどかったんでないかい?
監督が楽しんで作っているとしか思えませんでしたね。
異常な人々は「ゲットアウト」思い出しました。
私はどちらもアウトです。

幼馴染役は、松大航也。
「見えない目撃者」(2019)のヒロインの弟役だったんですね。
テレビドラマの出演も多数、
映画は他に、「20歳のソウル」(2022)、「劇場版 ねこ物件」(2022)など。



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唯一、タイトルは、「な~るほど!!」でした

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「夏への扉 -キミのいる未来へ-」

2025年01月30日 | 日本映画
2021年公開の日本映画の紹介です

監督は、三木孝浩。
ロバート・A・ハインラインの小説が原作の、SF映画です。
主演・出演は、山﨑賢人、清原果耶、夏菜、眞島秀和、藤木直人
浜野謙太田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造。


(あらすじ)
1995年。
科学者・高倉宗一郎は愛猫・ピートと暮らし、
亡き父の親友・松下の娘・高校生の璃子が時々訪れる暮らしをしていました。
宗一郎の恋人・白石鈴は璃子の叔父・松下和人の会社で働いていて、
ある日呼ばれた宗一郎は自分の開発中のAIロボットやプラズマ蓄電池を他社に譲る話しをされ大反対します。
ところが鈴は和人とグルで、宗一郎はすべて奪われたうえ“コールドスリープ”に入れらてしまったのです。
2025年。
“コールドスリープ”から目覚めた宗一郎は、
世話をするというヒューマノイドロボット・ピートを押しのけ外に飛び出しました。
すると欠陥商品で逃げて来たらしいピートが行動を共にし、
宗一郎は30年後の未来の仕組みに馴染み始めるのです。
そして宗一郎は、30年後に自分が来ることが分かっていたという人物に行き当たるのです・・・

********************************************************
ループ物なので、かなり楽しめました。
原作は読んでいませんが、わかりやすくとてもいいストーリー展開でした。

ロバート・A・ハインラインはアメリカのSF作家で、
原題も『The Door into Summer』、「夏への扉」ですね。

映像化で有名どころは、
「プリデスティネーション」(2014) ※ 原作『輪廻の蛇』
監督:マイケル・スピエリッグ/ピーター・スピエリッグ
出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク

他、
「ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物」(1994・劇場未公開) ※ 原作『人形つかい』
監督:スチュアート・オーム
出演:ドナルド・サザーランド、エリック・タール

「月世界征服」(1951) ※ 原作『宇宙船ガリレオ号』
監督:アーヴィング・ピシェル
出演:ジョン・アーチャー、トム・パワーズ

などなど。





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タイトルからは想像できないタイムトラベルものでした

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「Cloud クラウド」

2025年01月24日 | 日本映画
昨年9月公開の日本映画の紹介です

監督は、黒沢清。
“アカデミー賞:国際長編映画賞 日本代表作品”、
と大きく宣伝されているスリラー映画です。
主演・出演は、菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、
荒川良々、窪田正孝、松重豊。


(あらすじ)
“ラーテル”のハンドルネームで転売屋をしている吉井は、
散々文句を言われながら40万の売値の商品をかなりの安価で購入しネットで20万円で売りさばきます。
勤務している上司の滝本の管理職の誘いにも、
高専の先輩・村岡からもうけ話の誘いにも吉井はそっけない態度で断ります。
そして吉井は退職し、村岡に連絡先も伝えず人里離れた場所に恋人の秋子と共に引っ越しました。
地元の青年・佐野を雇い安定した生活と思われましたが、
ある日何者かにガラスを割られてしまいました。
警察に相談するも、吉井は宅配業者から怪しい転売業者だと知らされていると脅され、
直接遠方まで宅配の手配に行く羽目になったのです。
吉井不在の間、佐野はパソコンで“ラーテル”を検索しました・・・

****************************************************
性格上感情を出さず、平坦なしゃべりの演:菅田将暉は、あまりにも平坦すぎ。
後半のバトルも長すぎの感じがしました。
“日本代表作品”となると、それなりに見方が違ってきます。
同じ配信で上がっている黒沢清の“蛇の道”は、なかなか観る勇気が持てないでいます。

秋子役は、古川琴音。
「十二人の死にたい子どもたち」(2019)、「メタモルフォーゼの縁側」(2022)は観てました。




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転売業の流れは勉強になりましたです


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「箱男」

2025年01月18日 | 日本映画
昨年8月公開の日本映画の紹介です

監督は、石井岳龍。
安部公房の小説が原作の、スリラーよりもコメディ要素が強い映画です。
主演・出演は、永瀬正敏、浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、渋川清彦、中村優子。


(あらすじ)
・・・1973、新人類の“サナギ”ともいうべき謎の存在が生まれていた。
“わたし”『段ボールを虐げた目で人々は見る。
それは違う、蔑まれるのはお前たちだ。
お前たちの本当の姿を“わたし”は見る。』
箱男は必死に逃げるも“ワッペン乞食”や狙撃手から狙われ怪我をします。
「近くに病院がありますから。」
美しい足の看護士・葉子は箱の中に現金と地図を入れた封筒を差し込み、“わたし”は病院へ行きます。
“ニセ医者”の治療中、箱男となった経緯を“わたし”は思い出します。
実は“ニセ医者”は箱男に執着していて、誘い出すよう葉子に伝えていてました。
その後“ニセ医者”自らも箱を作り始めるのです・・・

****************************************************
映画の予告で、箱男と箱男の闘うシーンがめちゃウケまして、
とても観たかった映画でした。
安部公房原作(読んでません)で、後述しますが30年ほど前から構想があったと初めて知りました。

この映画は、1997年に日本・ドイツ合作の映画化の計画があったものの、
日本側の製作資金の問題などでとん挫していたようです。
当時も、石井岳龍監督、永瀬正敏と佐藤浩市の出演が決まっていたとか。

モノクロで始まりますが、ほぼカラーです。

葉子役は、オーディションで決まったという白本彩奈。
ヘンな男たち(失礼)の出口的な存在で、動きが優しく素敵な女優さんでした。
たくさんのテレビドラマ、ウェブドラマなどの出演、
映画は他に、「悪夢ちゃん The 夢ovie」(2014)、「劇場版/仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻」(2018)、
「銀幕彩日」(2021)などの出演があります。






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謎が幾つかありますが・・・まぁ、いいかな

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「遊びの時間は終らない」

2025年01月14日 | 日本映画
1991年公開の日本映画の紹介です

監督は、萩庭貞明。
都井邦彦の小説が原作の、コメディ・ドラマ映画です。
主演・出演は、本木雅弘、石橋蓮司、萩原流行、原田大二郎、今井雅之、
小河麻衣子、あめくみちこ。


(あらすじ)
警察官の平田は、連絡があって酔っぱらいの男性を保護し、
派出所で供述を取りますが男性の経歴を事細かく書くほど几帳面でした。
ある日平田はかつらをかぶりマシンガンをバッグに詰め、同じ警官の中野が運転する軽トラックで銀行に着きます。
中に入った平田はカウンターの女性行員の目の前で通帳を開き、現金をバッグに詰めるよう指示します。
行員が通報したことで中野は捕まりますが、周りからは拍手喝采でした。
実は署では毎年行っている防犯訓練をリアルにするため、
それぞれに臨機応変な行動を任されていたのです。
生真面目以上の平田は犯人役に抜擢され、緻密な計画の元、
銃が丸見えの深川警部補を銃で撃つマネをし“死亡”の札をつけたのでした。
既にマスコミは周りを囲んでいて、銀行のドアからマシンガンを掲げた平田が叫ぶと、
驚く警察面々をよそに大喝采だったのです。
署長の鳥飼は本部長からの電話で、「警察の面目を保つため逮捕するよう」言われるのでした・・・

*************************************************
この映画、知りませんでした。
どうなるかと、結構楽しんで観てました。

テレビドラマもあったんですね。

ドラマスペシャルとして、放送は1985年。
出演:小西博之、香坂みゆき、小林克也、泉谷しげる

本当に知りませんでした~~




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ラストが、ちょっと

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「DISTANCE」

2025年01月08日 | 日本映画
2001年公開の日本映画の紹介です

監督は、是枝裕和。
ドキュメンタリーのような、音楽なしのドラマ映画です。
主演・出演は、ARATA、伊勢谷友介、寺島進、夏川結衣、浅野忠信、
りょう、遠藤憲一、津田寛治、木村多江。



(あらすじ)
夕子の恋人・敦、環の妻・きよか、女性の元夫・実、男性の弟・勝のそれぞれの生活が映し出され、
その日久々に再開した4人は敦の車で湖に到着します。
カルト教団“真理の箱舟”のシンボルだった花を湖面に落とし、きよかのお弁当を食べて4人は帰途に着きます。
ところが敦の車はなく、やはりバイクを盗まれた坂田も立ち往生でした。
山の奥深い場所のため、元教団のメンバーだった坂田は、教会が使っていたロッジに案内しました。
それぞれが教団に夢中になる恋人や夫に困り果てる姿、
教団が起こした事件について、刑事に聴取される姿が映ります・・・

********************************************************
本当にドキュメンタリーのようで、俳優陣は自然な会話を重ねていきます。
全容はなかなか興味あるストーリーでしたが、山場がないながれで興味が薄れる状態でした。
キャストは良かったです。
自然な会話もベテランならでは。
電車の音や周りの音で聞き取りづらかったです。

フォロワーさんの紹介で初めて知った映画でした。
是枝監督の3作品目で、3年後に「誰も知らない」の発表です。
俳優陣は自分の出演部分のみ脚本だけ渡されたらしく、
物語全体は映画が完成して初めて知ったようです。
気持ち、入るの?

是枝監督の有名作品は多く、

「歩いても 歩いても」(2008)
出演:阿部寛、夏川結衣、樹木希林

「そして父になる」(2013)
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー
※ 第66回カンヌ国際映画祭「審査員賞」

「海街diary」(2015)
出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
※ 第39回日本アカデミー賞「最優秀監督賞」「最優秀作品賞」

「三度目の殺人」(2017)
出演:福山雅治、広瀬すず、役所広司

「万引き家族」(2018)
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優
※ 第71回カンヌ国際映画祭「 パルム・ドール」/第42回日本アカデミー賞「最優秀作品賞」「最優秀監督賞」他

「真実」(2019)
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク

「ベイビー・ブローカー」(2022)
出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ

「怪物」(2023)
出演:安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太
※ 第76回カンヌ国際映画祭「脚本賞」「クィア・パルム賞」

観ていないのも数点あります。

タイトルの『DISTANCE』の意味は、「距離」。



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尺を長く撮るだけの映画、気持ちが入れないと結構苦痛です

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「悪霊島」

2025年01月04日 | 日本映画
1981年公開の日本映画の紹介です

監督は、篠田正浩。
横溝正史の原作発表から直ちに映像化されたらしい、サスペンス映画です。
主演・出演は、鹿賀丈史、室田日出男、古尾谷雅人、伊丹十三、
岩下志麻、岸本加世子、中尾彬、石橋蓮司、根岸季衣。


(あらすじ)
1980年、冬。
職場で三津木五郎はジョン・レノンの暗殺事件のニュースを目にし、
60年代にヒッピースタイルでビートルズの曲を聞きながら旅をしていた頃を思い出します。
------------------------------------------------
1960年代。
電車で切符を探す金田一耕助を目にした三津木は、提案し到着直後トンズラしました。
その後2人とも刑部(おさかべ)島に向かうためフェリーの乗り場に着くと、
金田一は良く知る磯川警部に呼び止められました。
崖から落ちた“青木”という死体と、
現在手掛けている元産婆だったという老婆の遺体場所に金田一は案内されます。
どちらも刑部村に関係しているようで、
金田一は「青木という男性を見つけてほしい」と依頼されていると話しました。
三津木も祭りを見に行く予定で、その後2人は刑部村に到着します。
さっそく金田一は旅館の宿帳をこっそり見て、“青木”が泊まっていたことを確認します。
島を仕切っている刑部大膳は、金田一に娘の巴の夫・守衛と村長を紹介し、
更に神社に収められている黄金に輝く頼経の弓矢を見せるのです。
その後金田一はいろいろ調べ、巴には精神を患っている双子の姉・ふぶきがいることや、
依頼されている越智竜平が巴と恋仲だったことなど知ります。
数日後越智竜平が島に戻り、そして黄金の弓矢で撃ち抜かれた第一の死体が発見されるのです・・・

*****************************************************
金田一シリーズは久々で、多分初見のこの映画は楽しめましたです。
岩下志麻が、超絶!美しかったです。

横溝正史の最後の長編小説、角川春樹自身が金田一ものはこれで最後という意気込みで、
最高のスタッフ、キャストを組んだようです。
金田一耕助も、『それまでの金田一とはひと味もふた味も違う探偵を創ろう』と鹿賀丈史がキャスティングされたとか。
後で知った女中役の根岸季衣が、かなり良かったです。
あらすじには登場しませんが、巴の双子役・岸本加世子は二十歳前後でした。

主題歌がビートルズの「レット・イット・ビー(Let It Be)」だったのも最高でしたね。

テレビの2時間ドラマになっていたようです。

(1991年版)
出演:片岡鶴太郎、平幹二朗、牧瀬里穂、嶋田久作、島田陽子

(1999年版)
出演:古谷一行、山本陽子、神山繁、中村俊介

金田一シリーズの映画を記載しようと思いましたが、20数本もあるため断念しました。
その間の金田一耕助役は、
片岡千恵蔵、池部良、高倉健、中尾彬、石坂浩二、渥美清、
西田敏行、古谷一行、豊川悦司
など、たくさんの俳優さんが演じていたんですね。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
今年邦画の第一作目です
実は結構選択に迷うんですが、このくらいの古さのも楽しめますね

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「戦国自衛隊1549」

2024年12月28日 | 日本映画
2005年公開の日本映画の紹介です

監督は、手塚昌明。
半村良原案の、SF・アクション映画です。
主演・出演は、江口洋介、鈴木京香、北村一輝、綾瀬はるか、中尾明慶、
生瀬勝久、嶋大輔、的場浩司、宅麻伸、高畑淳子、伊武雅刀、鹿賀丈史。


(あらすじ)
2003年10月13日。陸上自衛隊東富士駐屯地。
第3特別中隊は実験に参加中、突然の嵐で本部が見守る中忽然と姿を消してしまいました。
第3特別中隊の的場1佐たちが当たりの様子の異変に気付くと、
無数の矢が飛んできて隊員たちが命を落としてしまいます。
2005年。
レストラン経営の元自衛隊員の鹿島は、ある日自衛隊の森3佐と神崎 2尉の訪問を受けます。
2年前過去に飛ばされたらしい的場達の救出の依頼でした。
本部の映像を確認すると、その後消えた地帯から武将が現れる姿が映り、戦国時代と特定していました。
更に鹿島は過去の異変で巨大なホールが地球で出現していると話されます。
目的が違うことで断った鹿島ですが、過去の武将・七兵衛の説得と的場の言葉を思い出し決意するのです。
現地人と極力接触を避けることと実弾は非常用を条件に、鹿島達は1549年にタイムスリップしました。
ところが到着直後実弾が飛んできて、偵察のヘリは砲弾を浴びてしまったのです。
鹿島達は怪我をしていて保護した少年・藤介から状況を聞くことが出来ました。
そして、敵対していたのは第3特別中隊の隊員たちと知る事になるのです・・・

*******************************************************
久々に観ました。
カタい歴史ものよりも(失礼)、こういう娯楽はとても楽しめます。
記事を参考にするウィキペディアでは、1979年の映画の紹介で、
“千葉真一と真田広之による吹き替えなしのスタントと大規模な戦争も見せ場”と記載があって、
こちらも俄然再見したくなりました。

因みに冒頭の実験は、「人工磁場シールド発生装置の実験」らしく、
タイムスリップに関しても説明がちゃんとされてました。

「戦国自衛隊」(1979)
監督:斎藤光正
出演:千葉真一、夏木勲、渡瀬恒彦、江藤潤、岡田奈々、真田広之




皆さまお立ち寄りと応援ありがとうございます
20年前になるんですね
若々しい俳優陣でしたモン

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「一枚のハガキ」

2024年12月17日 | 日本映画
2011年公開の日本映画の紹介です

監督は、新藤兼人。
脚本も手掛けている監督の遺作、ドラマ映画です。
主演・出演は、豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政、大杉漣、柄本明、
倍賞美津子、津川雅彦、川上麻衣子、木下ほうか。



(あらすじ)
昭和19年。天理教本部。
戦争のただなか徴収された中年齢の100名は、くじで配属が決められます。
松山啓太は運よく宝塚歌劇壇の掃除となり、森川定造はフィリピンに派遣されることになります。
2段ベッドの上下になった定造は啓太に1枚のはがきを見せます。
妻・友子からで、自分が死んだら読んだことを伝えに行って欲しいと定造は頼みます。
その後定造の戦死の知らせを受けた友子は、遺体を治めた後定造の両親に呼ばれます。
そのままこの家にいてほしいという事と、
土地の習わしのため跡継ぎの次男の三平と結婚してほしいというのです。
身寄りのない友子は受け入れるしかありませんでした。
そしてある日、友子は啓太の訪問を受けました・・・

*************************************************
重いストーリーですが、どこかコミカルなシーンがあって楽しめました。
演:豊川悦司と演:大杉漣が戦うシーンは笑えましたです。

この映画は、
「日本アカデミー賞/優秀監督賞」
「ブルーリボン賞/監督賞」
「報知映画賞/特別賞」
など、たくさんの受賞があるようです。

三平役は大地泰仁(おおち やすひと)
「いちご同盟」(1997)の主演、「SWEET SWEET GHOST」(2000)などの主演、
あまり記憶にありませんでしたが、
テレビドラマ、映画、CMなどたくさんの出演があるようです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
他界された方が多く、違った意味でジーンとしてました

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「怪物」

2024年12月11日 | 日本映画
昨年6月公開の日本映画の紹介です

監督は、是枝裕和。
主要3人の同じ時間帯の、オムニバス的なドラマ映画です。
主演・出演は、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、
角田晃広、中村獅童、野呂佳代、黒田大輔、田中裕子。


(あらすじ)
火事のサイレンが鳴り、麦野早織、保利道敏、麦野湊それぞれの目線で進行します。
ある湖の岸辺の町。
-------------------------------------
麦野早織
火事のサイレンが鳴り、夫を亡くし一人息子・湊(みなと)を懸命に育てる早織は、
湊を呼びベランダで「頑張れー」と叫びます。
その頃靴が片方だけだったり様子がおかしいことで早織は湊に聞きます。
「自分のの脳は豚の脳と入れ替わっている。」
誰に言われたか問い詰めると、「担任の保利」と湊は言い、
翌日早織は学校に出向きますが、気持ちの入らない謝り方をされたどころか、
「湊君は星川依里(ほしかわより)君をいじめている」と言われてしまいました。
-------------------------------------
保利道敏
火事のサイレンが鳴り、エレベーターで恋人にプロポーズをする保利道敏(ほりみちとし)は呆れられてしまいます。
小学校教員である道敏が児童の事を話すと、恋人は言います。
「小学校の教師の名前覚えてないでしょ?いい加減でいいのよ」
ある日教室であばれている麦野湊を抑えようとして、道敏の肘が当たり湊は鼻血を出してしまいました。
その後湊の母親が学校に来ていると知らされ、道敏は校長たちからとにかく謝るよう言われるのです。
---------------------------------------
麦野湊
・・・・・・・・
小学5年生の麦野湊と依里は、人里離れた場所に秘密基地を作っていました・・・

************************************************
はい、やっと観れましたです。
予備知識全く入れませんでしたので、3部作の作りは楽しめました。
“麦野早織”の部分は、本当に学校の態度に怒り頂点でしたが、
目線を変えるとこうも違うのかと、驚きですよ。

この映画は、
カンヌ国際映画祭で「脚本賞」「クィア・パルム賞(独立賞のひとつのようです)」、
バンクーバー国際映画祭「観客賞」、
韓国芸術映画館協会賞「観客賞」「作品賞(海外作品)」など海外でもたくさんの受賞があり、
日本アカデミー賞では
「最優秀主演女優賞/安藤サクラ」「新人俳優賞/黒川想矢、柊木陽太」
「優秀監督賞」「優秀美術賞」「優秀音楽賞」「優秀撮影賞」「優秀編集賞」「優秀照明賞」「優秀録音賞」、
他、国内でもたくさんの受賞がありました。

湊役は黒川 想矢(くろかわそうや)。
依里役の柊木陽太(ひいらぎひなた)と共にオーデションで決定されたようです。
たくさんのテレビドラマ出演があり、映画でも「BISHU ~世界でいちばん優しい服~」(今年10月)の出演、
「【推しの子】-The Final Act-」(間もなく公開予定)、
「国宝」(2025年公開予定)が控えています。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
学校の方針を覆してほしかったなぁ

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「20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり」

2024年12月05日 | 日本映画
2008年公開の日本映画の紹介です

監督は、堤幸彦。
浦沢直樹の漫画が原作、3部作の1作品目、SF映画です。
主演・出演は、唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宮迫博之、
宇梶剛士、佐々木蔵之介、森山未來、小日向文世、佐野史郎、片瀬那奈、研ナオコ、
石橋蓮司、黒木瞳、井浦新、平愛梨。


(あらすじ)
2015年。
海に浮かぶ刑務所の、特別懲罰房。
唸り声が聞こえる隣の房に漫画家の角田は話しかけます。
「出版社に没にされた漫画をネットで流したらヒットしたものの、刑務所に入れられてしまった。」
そのストーリーを聞いていた隣の房の囚人は話し始めます。
「俺は本当の正義の味方を知っている・・・」
-----------------------------------------------
1997年。
失踪した姉の子供・カンナを背負いながらコンビニの店長を務めるケンヂは、警察から失踪した“敷島一家”について聞かれます。
集金がまだだったことを思い出しケンヂが敷島家に行くと、どこか懐かしいマークが壁に描かれていました。
その後小学校の同窓会に出席した同級生から、そのマークは教祖“ともだち”のシンボルで、
ケンヂが描いたのではと言われました。
はっきり思い出せないケンヂは、話すうち小学校の頃数人で秘密基地を作り、『よげんの書』を書いていたことを思い出したのです。
世界各国で伝染病が発生し、ケンヂの友人も飛び降り自殺したり、不可解な事件が続きます。
ある日万引きを追ったケンヂは、“ともだち”のところから逃げてきた男に言われます。
「『よげんの書』の通りに起こっている。
ケンヂ、お前しかいない。地球を救うのは・・・」

******************************************************
原作者の浦沢直樹は脚本を担当していて、原作とは異なるストーリーについて、
「もうひとつの『20世紀少年』として観ていただければ。」
最終章のラスト10分は、「映画として」のようです。

原作は読んでいませんが、映画は3部作品とも観ています。
忘れた部分も多いですが。
1作品目も、何となく新鮮でした(恥笑)。

総勢300人というキャストは、かなり豪華です。他に、
藤井フミヤ、津田寛治、竹中直人、遠藤憲一、池脇千鶴、タカトシ、オリラジなどまでも。

他2作品です。

「20世紀少年 <第2章> 最後の希望」(2009/1月)
監督:堤幸彦
1作品目以外の出演:佐藤二朗、石丸謙二郎、吉田羊

「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」(2009/8月)
監督:堤幸彦
1作品目以外の出演:高橋幸宏、福田麻由子、高嶋政伸






皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
小学校の頃の、定かではない記憶がリアルです
話しながら思い出していくのも、とても懐かしく

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「エヴェレスト 神々の山嶺」

2024年11月29日 | 日本映画
2016年公開の日本映画の紹介です

監督は、平山秀幸。
夢枕獏の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、岡田准一、阿部寛、尾野真千子、ピエール瀧、
風間俊介、佐々木蔵之介、甲本雅裕。



(あらすじ)
8848メートルのヒマラヤ山脈のエベレスト。
1924年、マロリーとアーヴィンは行方不明となり成功は確認できず、
1953年、ヒラリーとノルゲイが登頂に成功する。
-----------------------------------------------------------
1993年、ネパール・カトマンズ。
クライマー兼カメラマンの深町誠は、転がり落ちる登山者を撮影しますが、
出版が反故になった事で編集者・宮川に文句を言います。
その後、町を歩く深町は店先に並ぶカメラがマロリーのものと同じと気付きます。
映っているものを確認するため店で買いますが、盗品に文句を言いに来た男性たちに返すことになるのです。
すると、男の一人がクライマーの羽生と知り声をかけますが、無視されてしまいました。
帰国して深町は羽生の知り合い数人に確認するうち、岸凉子から連絡をもらいます。
凉子は以前羽生と登山をして命を落とした岸文太郎の妹で、羽生に会うため2人はネパールに行く事になるのです。
聞いていたようにとっつき辛い羽生ですが、
ある目的を知り深町は宮川に話をつけ羽生を写真に収めようとするのです・・・

********************************************************
登山をしないので、観ながら大変だろうという思いしかないです。

深町役の岡田准一の第一声、
「やった。仕事でエベレストに行ける!」
更に余裕で、
「つらかったことはひとつもありませんでした」
「つらかったのは演技ですかね(笑)」

一方の阿部寛は、
「エヴェレストでの撮影が相当きつかったのは事実です」

この違いって、何?




皆さまお立ち寄りと応援ありがとうございます
実話の「エヴェレスト3D]も観ていましたので、
滑落シーンはかなり怖かったです

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「64-ロクヨン- 前編」「64-ロクヨン- 後編」

2024年11月23日 | 日本映画
2016年、5月と6月に公開された日本映画の紹介です

監督は、瀬々敬久。
横山秀夫、同名原作のサスペンス映画です。
主演・出演は佐藤浩市、夏川結衣、瑛太、永瀬正敏、綾野剛、榮倉奈々、三浦友和、仲村トオル、吉岡秀隆、窪田正孝。


(あらすじ)
昭和64年1月5日。
群馬県の漬物工場の経営者・雨宮芳男の娘、小学1年生の翔子が誘拐される事件が起きました。
群馬県警は工場内に対策班を作り、逆探知も出来るようにして犯人の電話に備えます。
犯人は現金2000万円を要求してきて雨宮に運び場所を幾度も変えながら指示します。
言われたとおりにお金が入ったケースを川に落としますが、後日拾った男性は犯人ではありませんでした。
そして、翔子は遺体となって発見されてしまうのです。
平成14年12月4日。
警務部広報官の三上義信は妻・美那子と警察署の遺体安置所を訪れ、遺体を確認すると娘ではないことがわかり安堵します。
その後警視庁に戻った三上は、途中で抜け出した記者クラブの会見に顔を出します。
群馬県警が扱った事故の加害者の実名を伝えない事で、記者クラブと揉めている状態です。
間もなく警務部長は三上に、昭和最後に扱った事件『ロクヨン』の視察に警視庁長官が来ると伝えられます。
当時関わっていた三上は、14年ぶりに雨宮宅を訪れ視察の依頼をします。
その後三上は雨宮の心の閉ざし方が気になって、引退している捜査員に聞きに行き言われます。
「幸田メモの事を聞きに来たのか」
その後三上は探り続け、メモの内容を知ることになるのです・・・

***********************************************************
ブログ開設当初の記事を手直しして再アップしています。

この原作は『D県警シリーズ』の4作目・初の長編です。
2013年の「このミステリーがすごい!」では、第1位を獲得しています。

原作も面白く、速攻で(配信ですが)観ました。
映画の冒頭とラストは原作と多々、異なります。

日本アカデミー賞では、「最優秀主演男優賞/佐藤浩市」を受賞しています。
他、「優秀作品賞/64-ロクヨン- 前編」「優秀監督賞」「優秀脚本賞/64-ロクヨン- 前編」「優秀撮影賞」などがあります。

≪ このミステリーがすごい! 歴代一位獲得作品 国内編 近年 ≫

2008年 警官の血(佐々木譲)
2009年 ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
2010年 新参者(東野圭吾)
2011年 悪の教典(貴志祐介)
2012年 ジェノサイド(高野和明)
2013年 64(ロクヨン)(横山秀夫)
2014年 ノックス・マシン(法月綸太郎)
2015年 満願(米澤穂信)
2016年 王とサーカス(米澤穂信)
2017年 涙香迷宮(竹本健治)
2018年 屍人荘の殺人(今村昌弘)
2019年 それまでの明日(原尞)




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
続編映画も多くなりましたが、翌月公開は有難いところです
大昔、「スターウォーズ」の2作目を観た時、3年待ちましたもん

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「長い長い殺人」

2024年11月17日 | 日本映画
2008年公開の日本映画の紹介です

監督は、麻生学。
それぞれが持つ財布の、持ち主の語りが入る、ミステリー映画です。
主演・出演は、長塚京三、朝加真由美、金子賢、伊藤裕子、谷原章介、
西田尚美、小清水一揮、仲村トオル、平山あや、佐藤めぐみ、窪塚俊介、
大森南朋、佐藤藍子、谷村美月、酒井美紀、石井正則。



(あらすじ)
第一章 刑事の財布
刑事の響は夜中に起こされ、殺人現場で部下の寺島と合流します。
男性が殺されていて、間もなく多額の保険がかかっていたことで妻の森元法子に疑いがかかります。
ある日ホステスの路子が森元の自宅を訪ね、線香をあげた後いろいろ夫の秘密を知っていると脅します。
疑いが晴れるまで保険金は降りないため、法子は路子が希望する高額のブレスレットを渡します。
その後、路子は何者かに襲われました。
第二章 少年の財布
少年・雅樹は叔母の西方早苗が大好きで、結婚する塚田和彦を毛嫌いしていました。
結婚式の日、ある女性から和彦に渡すようメモ付きの和彦の名刺を渡されますが、
雅樹は名刺をしまい込んだ財布を中学生にカツアゲされてしまいました。
第三章 探偵の財布
探偵の河野は西方早苗から夫の素行調査を依頼されます。
しかしある日早苗は命を落としてしまったのです・・・

**********************************************
他に、
・目撃者の財布
・旧友の財布
・証人の財布
・犯人の財布
・エピローグ 再び、刑事の財布


などが続きます。
各章ごとに財布の語りが入るので、珍しい流れですが拍子抜けの感じもしました。
俳優陣は超豪華で、そこは十分楽しめました。

もともとWOWOWのオリジナルドラマのようでして、
2週間限定公開のところ、好評で延長したとか。

原作は宮部みゆきの同名小説です。
様々なジャンルを書く女流作家さんです。

結構前なので、谷村美月の女学生は新鮮で可愛かったです。
雅樹役は、小清水 一揮(こしみず かずき)。
今年29歳になるんですね。
『仮面ライダーディケイド』出演の、年少ライダーが話題だったとか。
他映画では、「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)シリーズ、
「春よこい」(2008)などの出演があります。



皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ストーリー的には、やっぱりドラマ向けでした

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「湖の女たち」

2024年11月12日 | 日本映画
今年5月公開の日本映画の紹介です

監督は、大森立嗣。
吉田修一の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、福士蒼汰、松本まりか、浅野忠信、財前直見、福地桃子、三田佳子。



(あらすじ)
西湖署の刑事・濱中圭介は、臨月近い妻からそろそろ実家で待機すると言われます。
その後遅れて“もみじ園”に入った圭介は、上司の伊佐美から文句を言われ、
2人は課長に状況を報告します。
100歳の老人・市島の死が自然ではないため、事件性を視野に職員を聴取します。
昨夜当直だった2人が呼ばれ、豊田佳代は死亡した朝5時から6時ころまで車で湖に行ったと話します。
市島の病室がある1階の担当で呼ばれた松本はしどろもどろでした。
「松本は犯人ではないと思う。」という圭介の意見に、
「課長も松本を犯人とみている。」と伊佐美は言い、もっときつく尋問するよう叱責するのでした。
ある雨の日、圭介は車を追突され、保険会社に電話するよう言った運転手は佳代でした。
その頃から圭介は佳代に執着するようになるのです。
一方、市島にまつわる昔の事件を雑誌社の池田が調べ始めます。
そして、毎日のように続く常軌を逸した尋問に、松本は車で事故ってしまったのです・・・

*************************************
官能的なシーンもあり、珍しい演:福士蒼汰、演:松本まりかは体を張ってましたねぇ。
つかみどころよりも、掴めないストーリー展開で、141は長すぎました。

池田役は福地桃子。
この役どころは大きすぎたのではと思いました。
名前は知っていましたが、哀川翔の娘様と、初めて知りました。
しかも今年27。全然見えませんですよ。
「あまのがわ」(2019)、「あの娘は知らない」(2022)、
「The Night Before 飛べない天使」(2023)では主演だったようです。
唯一観ている「サバカン SABAKAN」(2022)の出演もあります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
官能系続きですが、たまたまです

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