ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「スコア」

2019年09月30日 | サスペンス映画
2001年公開の映画の紹介です

監督はフランク・オズ。
クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、マーロン・ブランド。


ニックはプロの泥棒ですが、表の顔はジャズ・クラブの経営者です。
ある日、友人のマックスが店に訪れ、新たな仕事を持ち込みます。
しかし、足を洗うことを決めているニックは断りました。
ところが、その計画を準備している若いジャックが再度仕事を持ちかけてきたのです。
ジャックは障害者のふりをして、ターゲットの税関所に勤めていました。
引き受けることにしたニックは、地下トンネルから盗品の様子を見に行きます。
そして同じ最新式の金庫を手に入れ、開ける方法を考えます。
依頼してきたマックスが問題を抱えていることを知り、急にニックは降りると話します。
しかしマックスは多額の借金を抱えており、ニックに、自分は殺されてしまうと打ち明けるのです・・

***********************************************
ジャック役はエドワード・ノートン。
なんと、
「脚本は好きではなかったが、ロバート・デ・ニーロとマーロン・ブランドと自分がポスターに写っている事を想像したら出演したくなった」
と言って、出演を決めたんだとか。
「真実の行方」(1996)、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2015)ではアカデミー賞・助演男優賞、「アメリカン・ヒストリーX」(2000)ではアカデミー賞・主演男優賞のノミネートがあります。

マックス役はマーロン・ブランド。
「革命児サパタ」(1952)ではカンヌ国際映画祭/男優賞受賞、「波止場」(1954)、「ゴッドファーザー」(1972)でアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。





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「はやぶさ 遥かなる帰還」

2019年09月30日 | 日本映画
2012年公開の日本映画の紹介です

監督は瀧本智行。
映画大手3社が競作した“はやぶさ”の、第二弾・東映60周年記念作品です。
主演・出演は、渡辺謙、江口洋介、夏川結衣、小澤征悦、中村ゆり、吉岡秀隆、石橋蓮司、藤竜也、山崎努。


閑散とした観測所を訪れたプロジェクトマネージャーの山口教授は、つまづいて、飛び出ているべニアにガムテープを張ります。
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2003年5月9日。鹿児島・内之浦宇宙空間観測所。
小惑星探査機“はやぶさ”を搭載したロケットの発射準備が行われています。
ミッションに協力を申し出ているアメリカのNASAからも博士が着き、山口と握手を交わします。
カウントダウンが始まり、宇宙事業の取材記者・井上真理も望遠カメラで待機しています。
そして無事打ち上げに成功し、“はやぶさ”は宇宙に飛び立ちます。
講習会に参加している真理はノートにメモを取っていきます。
「“はやぶさ”のミッションは小惑星に到着し、石や砂を持ち帰ること。
小惑星は『1998SF36』から『イトカワ』と名付けられました」
一方運用室では、4機のイオンエンジンのうち、『A』に不具合が見られ技術者が呼ばれます。
3機での運航が可能の為、“はやぶさ”は地球の重力と交点速度を借りて、方向転換し一気に加速を始めます。
“はやぶさ”とは裏腹に、火星探索機の“のぞみ”の中止が発表され、今でもNASAの10分の1の予算が心配されます。
2005年9月12日。
ついに“はやぶさ”は、地球から3億キロ離れた『イトカワ』の上空20キロに到着したのです。

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原作はノンフィクション作家・山根一眞のベストセラー『小惑星探査機はやぶさの大冒険』です。

新聞記者の真理扮するの夏川結衣が、取材であちこち訪れ、“はやぶさ”が石や砂をどのように回収するか、どのように地球に届くかなど詳しい説明を視聴者も知ることができます。

山口役は渡辺謙。
映画の製作から公開までのプロジェクトマネージャーを兼任しているようです。

撮影場所には、実際の「はやぶさ」打上げの地、鹿児島・内之浦宇宙空間観測所、カプセル降下地点のオーストラリア・ウーメラ砂漠などで行なわれているんですね。

≪第一弾≫

「はやぶさ/HAYABUSA」(2011) 20世紀フォックス
監督:堤幸彦
主演・出演:竹内結子、西田敏行、髙嶋政宏、佐野史郎

≪第三弾≫

「おかえり、はやぶさ」(2012年3月) 松竹
監督:本木克英
主演・出演:藤原竜也、杏、三浦友和







かりんとうのような“イトカワ”

いつもお立ち寄りいただき有難うございます
頑張ってますp(^-^)q
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「ゴーン・ガール」

2019年09月29日 | スリラー・ミステリー映画
2014年公開の映画の紹介です

監督はデヴィッド・フィンチャー。
ギリアン・フリンの同名小説が原作の、ミステリー・サイコスリラーの映画です。
主演・出演は、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス。


ミズーリ州の田舎町。
結婚して5年目になるニックとエイミーは、誰もが羨む理想のカップルでした。
ところが結婚記念日に、エイミーは突然姿を消してしまいます。
室内には争った跡があり、警察は他殺と誘拐の両面から捜査を開始します。
児童文学のモデルにもなっている美しい人妻の謎めいた失踪事件はたちまち注目を集め、小さな町に全米中からマスコミが殺到しました。
ニックが妻の日常や妊娠を知らなかったことや、金銭的問題、家庭内暴力があったことなど、次々に明るみに出て、ニックは第一容疑者になってしまいます。
・・ところが、体型を変えて、エイミーは実は生きていたのです・・

***************************************************
この映画は、エイミーの失踪から、エイミーの出現までの展開が早く、その後物語はまだまだ続きます。

アカデミー賞では「主演女優賞/ロザムンド・パイク」のノミネートがあります。

デヴィッド・フィンチャー監督自身の映画では、
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2009)を上回って、興行収入累計が最高記録を樹立した話題作です。

エイミー役はロザムンド・パイク。
この映画の体型の変化で、わずか15~20日の間に体重を5~7キロも増減させたと言うからすごいです。
「プライドと偏見」(2006)、「アウトロー」(2013)などの出演、今年9月公開の「プライベート・ウォー」があります。







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「愛を読むひと」

2019年09月29日 | ドラマ映画
2009年公開の映画の紹介です

監督はスティーブン・ダルドリー。
ラブ・ロマンスのようなドラマ映画です。
主演・出演は、ケイト・ウィンスレット、ダフィット・クロス、レイフ・ファインズ。


第二次世界大戦後のドイツ。
15歳のマイケルは突然体調が悪くなり、バスを降りて建物の影で嘔吐していました。
通りがかりのハンナはバケツの水で嘔吐を流し、マイケルの世話をしたあと家まで送り届けます。
マイケルは猩紅熱で、数ヵ月安静にした後、お礼の花を持ってハンナのアパートを訪れます。
マイケルの目的を察していたハンナは裸になり、マイケルと体を合わせます。
何度かマイケルはハンナを訪ねるうち、ハンナはマイケルが読む本に興味を持ち読み聞かせてくれるよう言います。
マイケルはたくさんの本をハンナに読み聞かせ、恋人同士のように2人は連れ添います。
バスの切符切りの仕事をしているハンナは、ある日昇格して事務の話をされます。
そして間もなく、ハンナはマイケルの前から姿を消してしまうのです。
数年たち、ハイデルベルク大学法学部に通うマイケルは特別ゼミに参加します。
教授やゼミ仲間と研究のためにナチスの戦犯の裁判を、マイケルは傍聴します。
すると
「ハンナ・シュミッツ」
と呼ばれるのを聞いてマイケルが凝視すると、あのハンナだったのです。

***************************************************
原作は、ベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』です。

アカデミー賞では「作品賞」「監督賞」など5部門にノミネートがあり、「主演女優賞/ケイト・ウィンスレット」を受賞しています。 

少年期のマイケル役はダフィット・クロス。
ドイツの俳優さんです。
「クラバート 闇の魔法学校」(2010)の主演、「戦火の馬」(2012)の出演があります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます
頑張ってます!!!!!!!!!
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カテゴリ別 「死刑台のエレベーター」(2010・日本)

2019年09月28日 | 日本映画
少しづつ増やしていきたい日本映画ですが、
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カテゴリ別 「死刑台のエレベーター」(1958・フランス)

2019年09月28日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
ヨーロッパ映画など(英語圏以外)ですが、
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「サバービコン 仮面を被った街」

2019年09月28日 | コメディ映画
2018年公開の映画の紹介です

監督は出演していないジョージ・クルーニー。
ブラック・コメディ映画です。
主演・出演はマット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック。


1950年代。
サバービコンは、理想的なマイホームを求める住人が集まって出来た街です。
ロッジ家のマーガレットと双子の姉・ローズは、向かいの新しい住民・マイヤーズ家を見ています。
ローズは甥のニックに、マイヤーズ家の同い年の子と遊ぶよう話します。
しかし黒人家族のマイヤーズ家は、たちまち街全体に動揺を招くのです。
ある夜ニックは、父・ガードナーに起こされ、泥棒が入ったと言われます。
1階に下りると、男が2人侵入していて、ニックたちは椅子に縛られます。
男たちはクロロホルムで皆を眠らせ、その後ニックは病院で目覚め、父から母が殺されたことを聞きます。
マーガレットの葬儀は厳かに行われ、ローズがニックの為に同居する事になります。
間もなくガードナーは、仕事中に刑事から電話を受け犯人らしい人物の面通しの依頼を受けます。
ローズも警察で合流し、一緒にいたニックは面通しの画面をこっそり見るのです。
ニックは犯人の2人を確認しますが、ローズもガードナーも誰も見覚えがないと警察に話すのでした・・

*********************************************
双子のマーガレットとローズ役はジュリアン・ムーア。
「ブギーナイツ」(1998)、「エデンより彼方に」(2003)など、アカデミー賞のノミネートが4作品あり、
「アリスのままで」(2015)でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

ジョシュ・ブローリンも出演したようですが、シーンは劇場公開版の編集過程で全部カットされたんですね。
どんな役だったのか大変気になるところです。







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「ナイトクローラー」

2019年09月28日 | サスペンス映画
2014年年公開の映画の紹介です

監督はダン・ギルロイ。
犯罪スリラー映画です。
主演・出演は、ジェイク・ジレンホール、レネ・ルッソ、リズ・アーメッド、ビル・パクストン。


盗んだ金属を売りに行ったルイスは、雇って欲しいと店長に話すも盗人はいらないと断られます。
ルイスは学歴も人脈もなく途方に暮れていると、事故現場に遭遇します。
爆発が起きそうな車から警官2人が女性を救出し、一部始終をカメラマンが写していました。
ルイスがカメラマンに話しかけると、フリーで、高く買ってくれるテレビ局に売るというのです。
さっそくルイスはビデオカメラとスキャナーを購入し、無線で事故の連絡を傍受して事故現場に駆けつけました。
他のカメラマンを出し抜いて、カージャックに撃たれた血まみれの被害者を近くで写し、テレビ局に持ち寄ります。
ニュース番組のプロデューサーをするニナは、刺激的なルイスの写真を気に入りお金を渡します。
ルイスがニナに、テレビが求める画像について訪ねると、ニナは
「郊外に忍び寄る都市犯罪、望ましいのは被害者は裕福な白人で、犯人は貧困者か少数派」
と話し、ルイスは事故現場に急行し、刺激的な写真を撮るのです。
しかしある日、ついにパトカーより先に現場についたルイスは、絶妙のアングルの為に遺体を動かしてしまうのです・・

****************************************************
ルイス役はジェイク・ギレンホール。
報道専門パパラッチに扮するため、12キロの大幅な減量をして、ギョロ目になりました。
監督が
「予想以上の驚異的な変身ぶりで、なんとなく恐ろしい感じがした時もあった」
と語るほどです。

“ナイトクローラー”という呼び名は、業界では“ストリンガー”と呼ばれることが多く、フリーの映像ジャーナリストのことを指すようです。

本作ではストリンガー会社「RMG Media」が、テクニカルアドバイザーとコンサルタントとして参加してます。
この会社は、2013年11月30日に起こった、故・ポール・ウォーカーの自動車事故の映像を撮影したことで有名です。






頑張ってます
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「ブルックリン」

2019年09月27日 | ドラマ映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はジョン・クローリー。
アイルランド・イギリス・カナダ合作のドラマ映画です。
主演・出演は、シアーシャ・ローナン、エモリー・コーエン、ドーナル・グリーソン。


1950年代のアイルランド。
田舎町に暮らすエイリシュは、淡々とした生活を変える為、ニューヨーク・ブルックリンへの移住を決めます。
最愛の姉・ローズの紹介で、ブルックリンの神父が仕事や寮の手配をしてくれる予定です。
道中の船は悲惨で、船酔いで体調不良になりますが、同室で、同郷の女性が適切なアドバイスをしてくれます。
しかしブルックリンへ着いても、エイリシュは内気な性格が災いして、仕事も寮の生活もうまくいかず、完全なホームシックに陥ってしまうのです。
相談した神父は、エイリシュに簿記の講義を薦めます。
そして、寮の女性と参加したパーティーで、イタリアの男性・トニーと知り合うのです。
陽気で誠実なトニーと、エイリシュは恋人同士になります。
ところが、生活が楽しくなり始めた頃、エイリシュのもとに故郷から訃報がとどいたのでした。

**************************************************
この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「脚色賞」「主演女優賞/シアーシャ・ローナン」にノミネートがあります。

原作は、アイルランド人作家・コルム・トビーンの同名小説です。
予算の都合で、ブルックリンの街はカナダのモントリオールでほぼ撮影されたようです。

エイリシュ役はシアーシャ・ローナン。
ニューヨーク生まれで、アイルランド育ちです。
映画の中でアイルランド訛りを使えることを喜んでいたとか。
「つぐない」(2008)では、アカデミー助演女優賞にノミネートされています。
2018年公開の「レディ・バード」では、「ゴールデングローブ賞 映画部門 /主演女優賞」を受賞しています。

ブルックリンはニューヨーク5区のひとつで、たくさんの移民が住む、活気あふれるところです

 付録 ≪ ブルックリンの舞台が出てくる映画作品 ≫ 

「ソフィーの選択」(1983)
「アメリカン・ギャングスター」(2008)
「狼たちの午後」(1976)
「グッドフェローズ」(1990)
「42 世界を変えた男」(2013)
「ブリッジ・オブ・スパイ」(2016)
「サタデー・ナイト・フィーバー」(1978)
「GODZILLA」(1998)
「おとなのけんか」(2012)

などなど たくさんありました!!







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「2001年宇宙の旅」

2019年09月27日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1968年公開の映画の紹介です

監督はスタンリー・キューブリック。
スタンリー・キューブリックとSF作家・アーサー・C・クラーク脚本の、歴史に残るSF映画です。
主演・出演は、キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ダグラス・レイン。


人類の夜明け。
猿たちはある日、地面に黒い板(モノリス)が立っているのに驚き恐る恐る触ってみます。
間もなく、マンモスの骨を武器として使うようになるのです。
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2001年。
木星探査船『ディスカバリー号』は乗組員6人を乗せて木星へ向かっています。
人工冬眠状態の三人の科学者と、宇宙飛行士のデビッドとフランク、6人目は船の管制を行うAIロボット“HAL9000”・ハルです。
ハルは感情こそないものの、話し相手にもなる有能なAIでした。
地球を出発して18カ月後、ハルは『AE35ユニット』に故障が見られるとデビッドとフランクに伝えます。
2人は外に出て確認するも異常が見られずハルに訪ねます。
ハルは“9000”型は一度もミスをした事がないと話します。
デビッドとフランクはポッドに入り、電源を切ってハルが聞いていないことを確認して話します。
「ハルの言動はおかしい、ハルの思考部を止めて管制システムだけに変えよう。」
2人の口の動きをハルは見ていました。
その後外の活動中にフランクが外に放り出され、デビッドは小型ポッドで外に出てフランクを助け戻ろうとします。
ところが、あるミッションの為、ハルは進入口を開けるのを拒否したのです。

*************************************************
アカデミー賞では「特殊視覚効果賞」を受賞しています。
この映画で、宇宙食を食べるシーンが登場します。
NASAが実際に開発して提供したものなんですね。

スタンリー・キューブリックは美術担当として漫画家の手塚治虫に協力を頼んだんですね。
その当時超多忙の手塚治虫は、
「200名もの人間を食わせなければならないので」
と断って、家族が200人もいる事にキューブリックはたいそう驚いたんだとか!!

曲は有名なクラシック音楽、
『ツァラトゥストラはかく語りき』リヒャルト・シュトラウス作曲の交響詩
『南極交響曲』レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ作曲の交響曲
『アトモスフェール』
『美しく青きドナウ』ヨハン・シュトラウス2世作曲の合唱用のウィンナ・ワルツ
など。

映画史上のベスト・ランキング、オールタイム・ベストなどでは、未だにランクインしているようです。
中でも目を引いたのは、
「AFIアメリカ映画100年シリーズ」 の、
2003年:「ヒーローと悪役ベスト100・悪役部門」第13位(HAL 9000)

≪ 付録 モノリスとは ≫

一枚岩(いちまいいわ)ともいわれ、
建築物や遺跡の内で配置された単一の大きな岩、
幾つかの山々のように一枚の塊状の岩や石から成る地質学的特徴を表すものなんですね。

地質学上のモノリスと言われるものはたくさんあるようです。
 スフィンクス:エジプト
 キャッスル・ロック:ウェストバージニア州
 ウルル(エアーズロック):オーストラリア
 フォボス・モノリス:火星の衛星フォボス
 日本の「古座川の一枚岩」も載ってました。

SF上のモノリスは、
「魁種族」という地球外知的生命の道具で、
ある生物の進化を促すものもあれば滅ぼすためのものもあるなど、役割は各モノリスによって異なっているようです。








有名なシーンの一つ、『グリップシューズ』を履いています

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「バリー・シール/アメリカをはめた男」

2019年09月26日 | トム・クルーズ
2017年10月公開の映画の紹介です

監督はダグ・リーマン。
天才的なパイロット、バリー・シールの伝記映画です。
主演はトム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラ・ライト、 ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。


1970年代後半。
バリー・シールは、大手航空会社でパイロットとして働いていました。
本来飛行運転が大好きなバリーは、CIAから極秘の任務を依頼され引き受けます。
バリーは名目は小さな航空会社に転職し、凄い飛行運転を披露しながらアメリカと中米などを拠点に往復する毎日です。
ところが、バリーは独断で大物との麻薬の密輸にも手を染めてしまうのです。
CIAはそれを黙認し、バリーを守りながら仕事を依頼するのでした。
バリーは更にセスナ5機を所持するほどに密輸業を拡大し、現金の隠し場所に困るほどです。
間もなく妻の弟・JBがやってきて、バリーが仕事を世話する事になります。
しかしだらけたJBは大した仕事もせず、隠してある現金を持ち出してしまうのです。
忙しい中バリーは、妻からJBが警察に捕まったという知らせを受けます。
密告される事を心配した仲間から、弟の事は俺たちに任せろと言われ、バリーは迷います。

*********************************************
HPから、
 「アメリカがその存在を知られたくなかった“ヤバすぎる男”のぶっ飛んだ人生のすべて」

バリー役は、製作も熱望したトム・クルーズ。
トムと監督のダグはバリーの性格を絶賛していて、トムは、
「彼は決して正義の味方ではないが、”ヒーロー”だ。
 彼の冒険のような人生に誰もが憧れる。それが、バリーだよ。」

低空飛行や操縦しながら寝ている仲間の起こし方(?)など、飛行機アクションも見ごたえありです!!







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「恋妻家宮本」

2019年09月26日 | 日本映画
みなさま、いつもお立ち寄りいただき有難うございます(*^_^*)

2017年公開の日本映画の紹介です

監督・遊川和彦の映画デビュー作。
阿部寛、天海祐希初夫婦共演の、ホーム・コメディ映画です。
他出演は、菅野美穂、相武紗季、工藤阿須加、富司純子。


50歳の中学教師宮本陽平は、小さい頃から未だにファミレスのメニューもさっさと決められない優柔不断な性格でした。
しっかり者の妻・美代子と同じファミレスで「結婚しよう」と言った時も、子供が出来たと打ち明けられたからかもしれないと考えてしまうのです。
27年前に生まれた一人息子の正は結婚して少し離れた福島に行ってしまいました。
夫婦2人だけになった事で、美代子は「名前で呼び合いましょう」と言います。
ところが、学生時代に読んだ「暗夜行路」に挟んである紙を見て陽平は驚きます。
それは離婚届で、美代子の名前とハンが押してあったのです。
さっそく問いただすべきと考える陽平ですが、美代子の目を見ると慌てて紙を隠してしまうのです。
趣味の料理教室に通う陽平は、同じグループの主婦・五十嵐が離婚検討中と聞いて相談します。
五十嵐は、「奥さんの浮気かも」ときっぱり言い、陽平はうろたえます。
そっと美代子の携帯を覗くと、違うようでホッとしたのもつかの間、美代子が現れて陽平は変な体制で誤魔化すのでした。
しかし、やはり、美代子を問い詰める日がやってくるのです・・

**************************************************
原作は重松清の小説『ファミレス』

≪ 作家 重松清 ≫

2000年『ビタミンF』で直木賞下半期を受賞。
2010年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。
2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。

たくさん映画化されています。

『ヒナゴン』(原題は「いとしのヒナゴン」)2005年 監督:渡邊孝好 主演:伊原剛志、井川遥
『あおげば尊し』(原題は「卒業」)2006年 監督:市川準 主演:テリー伊藤
『青い鳥 』2008年 監督:中西健二 主演:阿部寛、本郷奏多
『幼な子われらに生まれ』2017年 監督:三島有紀子 主演:浅野忠信、田中麗奈
『泣くな赤鬼』2019年 監督:兼重淳 主演:堤真一、柳楽優弥






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「ゴースト・イン・ザ・シェル」

2019年09月25日 | コミックが原作の映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はルパート・サンダース。
士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』が原作のSF映画です。
主演・出演は、スカーレット・ヨハンソン、ピルー・アスベック、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ。


近未来。
病院に、両親をテロリストに殺された全身重症の少女が運ばれてきます。
オウレイ博士は、損傷のない脳を残し『義体化』(体の一部をサイボーグ化する事)を決断します。
-----------
ミラ・キリアン少佐は、「公安9課」を率いながらテロリストに対抗していました。
ある日ミラが様子を見ていた現場で、芸者ロボットがある人物の脳へのハッキングを始めたのに気付きます。
ミラは芸者ロボットの電脳世界へ入り込み、首謀者の名前はクゼという事を知ります。
更にクゼの目的が、義体化を進める政府公認の会社への復讐であることがわかるのです。
その後ミラは、オウレイ博士を襲った犯人の脳をハッキングし、クゼの場所を割り出しすことに成功します。
しかしその場所に足を運んだミラは、光景に驚き隙を疲れて捕まってしまうのです。
縛られているミラの前に、クゼが姿を現します・・

********************************************************
ミラ役はスカーレット・ヨハンソン。
オファーを受けるまで原作の事を知らず、
日本のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を実際に観てかなり恐ろしい、でも魅力的って思ったんですね。
荒巻大輔役のビートたけしの撮影時、日本語カンペを持ってあげてたんだとか。

この映画の吹替には、アニメ版『攻殻機動隊』シリーズで主要なキャラクターを演じた声優たちが再集結しているようです。

本作の街並みは『ブレードランナー』(1982)を参考にしたそうで、同じ広告が登場しているんですね。







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「フライト」

2019年09月25日 | ドラマ映画
2012年公開の映画の紹介です

監督はロバート・ゼメキス。
一見航空サスペンスに見えるものの、ヒューマンドラマ映画です。
日本ではPG12指定でした。
主演・出演は、デンゼル・ワシントン、ケリー・ライリー、ブルース・グリーンウッド、ドン・チードル、ジョン・グッドマン、メリッサ・レオ。


旅客航空機のベテラン機長・ウィップは、酒やコカインを徹夜の状態で翌日アトランタ行きの操縦席に乗り込みました。
離陸直後乱気流で機体は揺れましたが、オタオタする副操縦士を横目にウィップは難なく体勢を立て直します。
間もなく到着と言う頃、堂々と眠っていたウィップが目を覚ますと機体は大きく揺れ急降下していきます。
ウィップは適切に指示し、あらゆる方法を試みますが減速できず降下は止まりません。
ウィップは究極の選択をし、機体を逆さまにして背面飛行で減速し、立て直して野原に着陸します。
着陸時気絶したウィップが病院で目を覚ますと、昔の飛行仲間のチャーリーがいました。
チャーリーは、被害は最小限に留められたが、乗客4名・乗務員2名が亡くなったと話します。
世間では奇跡的な着陸を果たして96人を救ったウィップを英雄視し、病院の周りや自宅はマスコミで溢れていました。
退院後しばらく身を隠して生活していると、チャーリーから呼び出しの電話を受けます。
同席した弁護士は、入院直後の採血ででたアルコール濃度などの反応で責任を問われると話します。
ウィップは激怒し、帰宅後辞めようと誓った酒を買い込み、飲みまくるのでした・・・

***********************************************************
この映画は、アカデミー賞では「脚本賞」「主演男優賞/デンゼル・ワシントン」にノミネートがあります。

ウィップ役はデンゼル・ワシントン。
撮影の為に、体験したパイロットのシミュレーターがたいそう楽しかったんだとか。
飛行機が背面飛行するシーンは、360度回転するセットを使い、コックピットの内部が回転し、逆さづりの状態で演技をしたんですね。







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カテゴリ別 「トゥルーグリット」

2019年09月24日 | 西部劇映画
「トゥルーグリット」

2011年の西部劇ですが、
「比較レビュー」
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