ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「アンストッパブル」

2019年11月30日 | サスペンス映画
2011年公開の映画の紹介です

監督はトニー・スコット。
サスペンス・アクション映画です。
主演・出演はデンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン。


ペンシルベニア州南部のブルースター操車場。
新人の車掌ウィル・コルソンは1206号に乗る機関士を探します。
ベテランのフランク・バーンズが手をあげ、
「わからないことは俺に聞け」
同じ頃、北部のフラー操車場では、機関士のデューイが分岐ポイントを降りて切り替えた後、乗り遅れてしまって777号は無人で走行してしまったのです。
フラー操車場長のコニー・フーパーは連絡を受け、あれこれ指示します。
ところが777号はものすごい速さで通過していき、危険な燃料を積んでいることもわかりました。
市街地に向かっている為、被害は予想を超えるもので、運行部長は脱線させることを決断します。
クリスとフランクが乗る1206号は、777号を避けるために側線に入るようにと指示を受け、777号を見送った後フランクはあることを思いつきます。
間もなく指示を仰ぎながら走行するフランクとウィルですが、高架付近に燃料タンクがある、急カーブが迫っていたのです。

*********************************************
この映画は2001年、オハイオ州で発生したCSX8888号暴走事故が基になっているんですね。
脱線事故など本物の列車を使い、迫力あるシーンがたくさんです。

≪ 列車を扱った映画 ごくごく、ごく一部 ≫

「サブウェイ・パニック」(1975)
「カサンドラ・クロス」(1976)
「大陸横断超特急」(1977)
「交渉人 真下正義」(2005)
「サブウェイ123 激突」(2009)
「阪急電車」(2011)
「スノーピアサー」(2014)
「オリエント急行殺人事件」(2017)(1974)
「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2017)
「15時17分、パリ行き」(2018)






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「オズ はじまりの戦い」

2019年11月30日 | ファンタジー映画
2013年公開の映画の紹介です

監督はサム・ライミ。
原作は『オズの魔法使い』・・の、オズが偉大になる前のファンタジー映画です。
主演・出演は、ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズ。


1905年。カンザス州。
小さなサーカス団でマジックを披露しているオズは、客からイカサマ扱いされてしまいます。
しかも、オズに恨みのある大男に追いかけられ、オズは気球に乗り、綱を切って逃げ切ります。
ところが、目の前には竜巻が渦を巻いていて、オズは気球ごと引き込まれてしまいます。
「助けて!きっと偉大な事をする!だからチャンスを与えて欲しい!!」
オズが目を開けると、とても美しい自然の中に気球は降り立ち、女性が現れます。
オズが天国かと尋ねると、女性・セオドラは、
「オズという国」
と答えます。僕と同じ名前だ、とオズが笑うとセオドラは驚き、
「国と同じ名前の魔法使いが現れ、皆を救い王になると予言がある」
と話し、いい気になったオズは魔法使いだと嘘をつくのです。
セオドラはオズをエメラルド・シティに招き、セオドラの姉のエヴァノラは、悪い魔女を倒さなければ王になれないとオズに話します。
仕方なく教えられた方向にオズは行くと、『陶器の町』に着きます。
そこはあらゆる陶器が壊れていて、助けを求める声が聞こえたのです。

************************************************************
原作はライマン・フランク・ボームの『オズの魔法使い』を元にした、20年前の物語です。
映画「オズの魔法使」(1954)の前日譚のようです。

オズ役はジェームズ・フランコ。
当初はロバート・ダウニー・Jr、ジョニー・デップにオファーがあったんですね。
「127時間」(2011)では、アカデミー賞・主演男優賞にノミネートがあります。
「ディザスター・アーティスト」(2017製作・劇場未公開)では監督・主演、ゴールデングローブ賞主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞しています。






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記事を書きながら、ますます映画が大好きになっています (*´∪`*)

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「マッチスティック・メン」

2019年11月29日 | 犯罪・ドラマ映画
2003年公開の映画の紹介です

監督はリドリー・スコット。
エリック・ガルシアの同名小説が原作の、クライム・サスペンス映画です。
主演・出演はニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン。



詐欺師のロイは強迫性障害にかかっていて、極度の潔癖症です。
通いの精神科医とトラブルがあり、ロイは相棒のフランクに別の医者を紹介してもらいます。
その医者と話すうちに、ロイは別れた妻が妊娠してたことを思い出し、医者の薦めで子供に会うことになります。
娘のアンジェラは14歳で、戸惑いつつも会ううちにロイの病気は良い方向に向かいます。
ロイの仕事に興味を持つアンジェラは、試しに詐欺をしてみます。
しかし、なんとかお金を受け取ったアンジェラに、ロイは練習だから返して来いと言うのです。
その頃、ロイとフランクは大きな仕事を計画していました。
ところが予定の日取りが早まって人手が足りなくなり、ロイは仕方なくアンジェラを連れていきます。
ばれそうなところで上手く皆退却出来、ロイはアンジェラに足取りをつかまれそうな犯罪履歴がないか確認します。
アンジェラは、ある、と答えたのです・・

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題名の『マッチスティック』は、マッチ棒(のように細いもの)の事ですが、"詐欺師”という意味で使われることもあるんですね。

アンジェラ役はアリソン・ローマン。
なんとこのころ20歳を過ぎています・・
「ビッグ・フィッシュ」(2004)の出演、「スペル」(2009)の主演があります。
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』では、英語版吹き替えでナウシカの担当をしているんですね。







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「トゥームレイダー ファースト・ミッション」

2019年11月29日 | アクション映画
2018年公開の映画の紹介です

監督はローアル・ユートハウグ。
アドベンチャー・アクション映画です。
主演・出演はアリシア・ヴィキャンデル、ドミニク・ウェスト、クリスティン・スコット・トーマス。


イギリス・ロンドン。
21歳のララは、大学へ進まず、自転車で荷物を運ぶ仕事をしています。
ボクシングジムのお金も滞納していて、稼ぐために自転車ゲームに参加します。
しかし車に接触してしまい、父・リチャードの部下のアナが警察までララを迎えに来ました。
アナはララに、滞っているリチャードの遺産相続の手続きをするように話します。
リチャードは、7年前に日本に渡ってから行方不明になっていました。
リチャードの会社に顔を出したララは、懐かしい日本のパズルを受け取り、父のメッセージに気付きます。
ララ宛てに、リチャードが調べた資料をすべて焼却するよう伝えるビデオが残されていたのです。
日本最古の女王・卑弥呼の伝説を調べていることを知り、ララはリチャードの後を追う事にするのです。
資料から香港のルー・レンを訪ね、2人は卑弥呼の墓がある『魔の海』の孤島に向かいます。
しかし、島では悪い組織が既に墓を探していて、ルーとはぐれたララは捕まってしまうのです・・

******************************************
この映画は「トゥームレイダー」(2001)のリブート版の作品です。
リブート版とは、これまでの作品とは関係がなく、新たに再起動した作品です。
ストーリーも若干違います。

ララ役はアリシア・ヴィキャンデル。
小さい頃から「トゥームレイダー」のララ・クロフトの大ファンだったとか。
この映画は初主演のアクション映画。
「すごく体を張った」という、かなりな華麗なアクションシーンが見応えありです。
「エクス・マキナ」(2016)では英国アカデミー賞助演女優賞/ゴールデングローブ賞 助演女優賞のノミネートの他にたくさんの受賞、
「リリーのすべて」(2016)ではアカデミー助演女優賞を受賞しています。






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たくさんの映画を、まだまだ紹介していきたいです  (p*・∀・)p
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「エゴン・シーレ 死と乙女」

2019年11月28日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督はディーター・ベルナー。
オーストリア・ルクセンブルク製作の、オーストリアの画家・エゴン・シーレの伝記映画です。


1918年、第一次世界大戦末期 ウィーン
ゲルティは石炭を持って風邪で臥している兄夫婦を見舞います。
部屋の大きな鏡を見て、ゲルティは8年前を思い出します。
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エゴンは画家としてアトリエに大きな鏡を運び、ゲルティはモデルをしていました。
ある日後見人の伯父から、金銭的援助をやめる手紙が届き、エゴンとゲルティは別々に暮らさなければならなくなります。
森の中で生活を始めたエゴンはクリムトと出会い、クリムトの若いモデルのヴァリと知り合い、同棲を始めます。
クリムトは、エゴンが裸体のモデルに少女を使うことを心配していました。
そしてある日、エゴンは少女拉致の疑いで逮捕されてしまいます。
更にエゴンが描く数百枚もの絵が、わいせつ画像として没収されてしまったのです。

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エゴン役はノア・ザーヴェトラ
ゲルティ役はマレジ・リークナー

エゴン・シーレの映画は、他に
「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」(1981製作)があります。
監督:ヘルベルト・フェーゼリー
主演:ジェーン・バーキン(ヴァリ役)

≪ エゴン・シーレ 画風 ≫

わざと捻じ曲げられたポーズの人物画を多く描き、
見る物に直接的な衝撃を与える『表現主義』の分野に属する画家なんですね。
『表現主義』の他の画家は、カンディンスキー・マルク・ムンク・ノルデなど。




「死と乙女」

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「麒麟の翼」

2019年11月28日 | 日本映画
2012年公開の日本映画の紹介です

監督は土井裕泰。
東野圭吾原作、加賀恭一郎シリーズの劇場大作のサスペンス映画です。
主演・出演は、阿部寛、新垣結衣、三浦貴大、中井貴一、田中麗奈、溝端淳平、松坂桃李、菅田将暉、山﨑賢人、柄本時生。


日本橋。
巡査がフラフラと歩いている男性がうずくまるのを見て近づくと、男性の胸にはナイフが刺さっていました。
捜査に当たった加賀と松宮は、病院で家族に父であり夫である青柳の死亡が確認されたことを伝えます。
同じ頃、バイト先で香織は同居している冬樹から、変な電話を受け取ります。
要領を得ないまま、冬樹の電話は切れ、その後冬樹がトラックにはねられたと香織は連絡を受け病院に駆けつけます。
冬樹は警官から逃げる最中事故にあり、手には青柳のカバンを持っていた為加害者の容疑をかけられました。
加賀はなんどか聞き込みをするうち、香織から冬樹の電話の詳しい内容を知ることになります。
更に、青柳の息子・悠人は父親と確執があることを加賀は知り、亡くなる前に青柳が電話で話していた悠人の学校の教師に会いに行きます。
教師は、特に問題はなく学校でも1年ほど前にプールの事故があったくらいと加賀に話します。
そして間もなく、青柳の会社で問題が起こり始めるのです・・・

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香織役は、31歳になってしまった新垣結衣。
女子小中学生向けファッション誌『ニコラ』オーディションでグランプリを獲得しているようです。
いまや、テレビ・映画・CMなど引っ張りだこ。
「恋空」(2007)では日本アカデミー賞/新人俳優賞を受賞、
「ミックス」(2017)では、日本アカデミー賞/優秀主演女優賞を受賞しています。

≪ 加賀恭一郎シリーズ 映像化・豆知識 ≫

1 「卒業」
2 「眠りの森」 1993年『眠りの森の美女殺人事件』のタイトルで2時間ドラマ/2014年:SPドラマ 新参者”加賀恭一郎『眠りの森』
3 「どちらかが彼女を殺した」
4 「悪意」
5 「私が彼を殺した」
6 「嘘をもうひとつだけ」
7 「赤い指」 2011年:SPドラマ 赤い指~『新参者』加賀恭一郎再び!
8 「新参者」 2010年テレビドラマ 
9 「麒麟の翼」 2012年公開の映画
10 「祈りの幕が下りる時」 2018年公開の映画 完結編





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「悪党に粛清を」

2019年11月27日 | 西部劇映画
2015年公開の映画の紹介です

監督はクリスチャン・レヴリング。
デンマーク・イギリス・南アフリカ共和国の西部劇映画、15Rの作品です。
主演・出演は、マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン。


1864年。
ジョンと兄のピーターは、祖国デンマークで兵士として勇敢に戦っていました。
やがてジョン達は、新天地を求めひとまず家族を残したままアメリカ西部に移住します。
1871年。
ジョンはやっと妻・マリーと息子をアメリカに呼び寄せ、列車で到着後抱き合います。
駅馬車に乗り込むと、向かいの夫婦が話しかけてきますが、2人の酔っ払いが席を陣取り夫婦は追い出されてしまいます。
酔っ払いの2人はマリーにちょっかいを出し、ジョンは銃で脅しをかけますが息子を人質に取られてしまうのです。
馬車から降ろされたジョンは走って馬車の行方を追いますが、2人は遺体を目にします。
ジョンは男2人を撃ち、何度も何度も撃ち続けます・・・
ある村では、デラルーという男が牛耳っていて、刑務所帰りの弟の死体に激怒します。
デラルーは、犯人を探さなければ毎日住人を2人づつ殺し、用心棒代を倍に請求すると脅します。
住民たちはデラルーに従うしかなく、先住民に襲われて喋る事が出来ないデラルーの弟の妻も嫌気をさしていました。
そして、ジョンが弟と馬車に乗っていたのを知っている人物が、デラルーに存在を教えてしまうのです・・・

**************************************************************
原題は『THE SALVATION』
直訳で、救済・救う人

ジョン役はマッツ・ミケルセン。
デンマーク人の役ですが、本当にデンマーク・コペンハーゲン出身なんですね。
「キング・アーサー」(2004)、「007 カジノ・ロワイヤル」(2006)などの出演、
「偽りなき者」(2013)では、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞しています。






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「チャイナ・シンドローム」

2019年11月27日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1979年公開の映画の紹介です

監督はジェームズ・ブリッジス。
原子力発電所が題材のサスペンス映画です。
主演・出演は、ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス。


アメリカのテレビ局のリポーターであるキンバリーは、州ののどかな情報をメインにリポートしています。
その日は、ドキュメンタリーの特番でベンタナの原子力発電所に行くように言われ、報道を目指すキンバリーは喜んでカメラマンのリチャードと直行します。
発電所では概要の説明の後、制御室を見降ろせるブースに招待されます。
撮影は禁止と言われ、リチャードはがっかりしますが、そっと撮影を続けていました。
制御室には責任者のゴデルと数人がいて、突然ぐらぐらと揺れを感じ、皆慌てます。
パネルが点滅し、ゴデルはいろいろ指示を出し、事なきを得ますが慌て方は普通ではありませんでした。
キンバリーとリチャードはその日の特番に使うようテレビ局で話を勧めますが、発電所の撮影は重罪の為フィルム室に保管されてしまうのです。
後日フィルムが無くなっている事で、上司はリチャードを疑いキンバリーに話をするよう言います。
リチャードを探すキンバリーは、バーで偶然ゴデルに会い、審査は何事も無く、間もなく発電所は業務を再開すると聞き驚きます。
数時間後には運転を再開する予定の発電所で、作業の一人が漏れを見つけます。
そして、ゴデルは地震以外の恐ろしい振動を感じた事で、再開を不安になるのです。

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『チャイナ・シンドローム』とは、
 原子炉核燃料のメルトダウン(炉心溶融)によって、 核燃料が溶け落ち、その高熱で鋼鉄製の圧力容器や格納容器の壁が溶けて貫通し、放射性物質が外に溢れ出すことです。

※ 『チャイナ』がつくのは、高温の核燃料が溶けて地中にのめりこみ、地球の裏側にある中国にまで突き抜けて達する事態になるのではないかということのようで、一種のジョークのようです。

この映画はアカデミー賞で、「主演男優賞/ジャック・レモン」「主演女優賞/ジェーン・フォンダ」「脚本賞」にノミネートがあります。
カンヌ国際映画祭では、「男優賞/ジャック・レモン」の受賞があります。





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「フラワーショウ!」

2019年11月26日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はビビアン・デ・コルシィ。
ガーデニング世界大会「チェルシー・フラワーショー」に挑む、実話のドラマ映画です。
主演・出演は、エマ・グリーンウェル、トム・ヒューズ、クリスティン・マルツィアーノ。


「私は、ヨーロッパの北西、アイルランドに生まれ、人と自然は共に生きると教えられてきた
サンザシが、自然の素晴らしさを教えてくれた」
--------------------------------
スケッチブックに絵を描くメアリーは、特に自然を生かすイラストが得意でした。
ある日、スケッチブックを持ち、ガーデニングデザイナーのシャーロットを訪ねます。
ノートを見たシャーロットは見習い期間なら、とメアリーを助手に雇いメアリーは舞い上がります。
しかし、メアリーのたくさんの庭のイラストはシャーロットのものとして使われ、間もなくメアリーはお払い箱になってしまったのです。
落ち込むメアリーに、友人は「頭の中にイラストがあるじゃない」と励まします。
メアリーは自分がデザインした庭で世界を変える夢を捨て切れず、「チェルシー・フラワーショー」に応募します。
すると、2000人の中の8枠に、メアリーのイメージの庭は入る事が出来たのです。
しかし、電気も止められる金欠状態のメアリーは、前途多難だったのです・・・

**************************************************************
当選の応募用紙には、
「出展が決まりました
80日後に施行開始です
その後 3週間で完成させて下さい
おめでとうございます」
と書かれていました。

※※※ チェルシー・フラワーショー 豆知識 ※※※

毎年、英国ロンドン・チェルシーで開催され、100年以上の歴史を誇る権威のあるガーデニング&フラワーショーです。
世界中からの著名な園芸家たちが集い、競って最先端のガーデンデザインを出展します。
毎年15万人以上もの観客が訪れる世界的な祭典です。

今年5月、「チェルシー・フラワーショー」のガーデンデザインコンテストで、日本から出展した2つの庭が金賞を受賞しています。

石原和幸氏の「グリーン・スイッチ」 8年連続11個目の金賞を受賞!!
若手庭園デザイナー:柏倉一統氏と佐藤未季氏の「漢方の庭」 初出展で金賞受賞!!



「グリーン・スイッチ」

「漢方の庭」

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「ミッション:8ミニッツ」

2019年11月26日 | SF映画
2011年公開の映画の紹介です

監督はダンカン・ジョーンズ。
SF・サスペンス映画です。
主演・出演は、ジェイク・ジレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト。


スティーブンスが気がつくと、シカゴ行きの列車の中にいて、向かいの女性が話しかけてきます。
女性はスティーブンスを知っているふうでしたが、ショーンと呼びかけます。
スティーブンスが席を立って洗面所の鏡を見ると別人の顔だったのです。
直後、列車は爆発します。
次に目を覚ますとスティーブンスは操縦席のような暗い場所にいて、モニター画面の女性・グッドウィンに呼びかけられます。
時間をかけてスティーブンスは状況を思い出し、グッドウィンは改めてミッションについて話します。
列車の爆発で死亡したショーンの脳に残っていた8分の記憶を基に、爆破犯人を見つける事です。
何度か8分間を体験するうち、、スティーブンスは爆弾を見つけます。
向かいの女性・クリスティーナを外に連れ出して爆破から守りますが、暗い部屋に戻ると犯人を見つけて阻止しないと無駄だという事を知るのです。
そして8分間の中で戦争に出ていたはずの自分は、どうなったかクリスティーナに調べてもらいます。
クリスティーナの答えに、スティーブンスは愕然とするのです・・・

**********************************************
この映画は、
テレビドキュメンタリー『The Nuclear Boy Scout』の少年をもとにベン・リプリーが脚本を書き、

ベン・リプリーは製作会社に売り込み、

主演のジェイク・ジレンホールが脚本を読み、『月に囚われた男』の監督・ダンカン・ジョーンズに話を持ち掛け、

速い展開の脚本を気に入ったジョーンズ監督は映画を作り始めた
という流れがあったようです。

「一番気の毒だったのは○○○○だったね」
というコメントも。
誰のことかは、ご覧頂いて。






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「ニードフル・シングス」

2019年11月25日 | スリラー・ミステリー映画
1994年公開の映画の紹介です

監督はフレイザー・C・ヘストン。
スティーブン・キング原作の、ホラーというよりミステリーな映画です。
主演・出演は、マックス・フォン・シドー、エド・ハリス、ボニー・ベデリア。


アメリカの小さな町、キャッスルロック。
新しい店が開店する話で、人々の噂は持ちきりでした。
保安官のアランは、ネティのカフェにやってきて、そこで働くポリーに指輪を渡し、ポリーは感激します。
骨董品店とわかると、また噂が広まり、ある日少年・ブライアンが店を訪れます。
店主は初老のリーラントで、ブライアンに何が欲しいか訪ね、高額で手に入らない野球選手のカードを店の奥から出してきます。
ブライアンの所持品は95セントで、残りについてはリーラントの頼みごとを聞く事でブライアンはカードを手にして帰ります。
その後、ブライアンは変わり者のウィルマの家にいたずらをし、ウィルマはネティの仕業と激怒します。
そのネティは、やはりリーラントから希望の品を受け取り、代わりに行政委員の家にいたずらをします。
そして帰宅したネティは、酷い悪事をされていて仰天する始末です。
殺し合いにまで発展すると、アランは事件を調べ始めます。
しかし、ポリーも、大変な悩みを抱えてリーラントの店を訪ねていたのです・・

****************************************************
監督はチャールトン・ヘストンの息子さんなんですね。
他に「「アラスカ/小さな冒険者たち」」(1996年製作・劇場未公開)があります。

ポリー役はボニー・ベデリア。
マコーレー・カルキン(「ホーム・アローン」シリーズ)の伯母としても有名ですね。
「旅立ちの季節/プリンス・オブ・ペンシルバニア」(1990)では、インディペンデント・スピリット賞助演女優賞のノミネートがあります。
「ダイ・ハード」(1989)シリーズの出演、近年はテレビ出演が多いようです。






頑張ってます!!
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「トップガン」

2019年11月24日 | トム・クルーズ
1986年公開の映画の紹介です

監督はトニー・スコット。
アメリカ海軍の戦闘機パイロットの青春・アクション映画です。
主演・出演は、トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、ティム・ロビンス、メグ・ライアン。


海軍の空母から2機の戦闘機が飛び立ち、間もなく国籍不明の戦闘機ミグ28の飛行を発見します。
上司からは相手が撃ってきたら撃てという命令で、マーベリックは仕方なく戻ります。
ところがもう一機のパイロットの様子がおかしくなり、マーベリックは再び飛び立ちもう一機を上手く誘導して無事に帰ります。
その後、無茶な操縦だが基地のトップパイロットとして、マーベリックは「トップガン」に行くよう命じられます。
「トップガン」はエリート育成学校で、指導責任者は世界最高のパイロット・バイパー教官です。
翌日の訓練で、教官として現れたのは前日マーベリックがナンパした女性・チャーリーでした。
実践の訓練では、マーベリックとグースは教官を負かしますが、ルールを無視している事で、叱責を受けてしまいました。
戦闘機のシミュレーションの講義でも、マーベリックの理論は認められませんでしたが、後からチャーリーはマーベリックに正解だとこっそり教えます。
同じ訓練生で教科書通りのアイスマンとマーベリックは、成績のトップを競っていました。
ある日の訓練で、アイスマンの戦闘機がマーベリックの前を塞いでマーベリックはいらいらします。
そして急にアイスマンの戦闘機が離脱すると、気流が発生し、マーベリックは操縦不能になってしまったのです・・

************************************************************
この映画の中の『マーベリック』や『アイスマン』は、コールサインというものです。
『チャーリー』『グース』『ヴァイパー』などなど。
・・あだ名の事のようですね。

製作にはアメリカ海軍が全面協力したとか。
実際のミラマー海軍基地や空母「レンジャー」の中での撮影が行われたようです。
そして、この映画公開後は、海軍への志願者が激増したんですねー。





いつもお立ち寄りいただき有難うございます
いつの時代も、映画は面白いっす ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ
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「エル ELLE」

2019年11月24日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年8月公開の映画の紹介です

監督はポール・バーホーベン。
フランス、 ベルギー、ドイツ製作のサスペンス映画です。
主演イザベル・ユペールは、アカデミー賞・主演女優賞にノミネートされています。


真っ黒の画面が映し出され、女性の悲壮な声が続きます。
映しだされると、全身黒づくめの覆面をかぶった男がズボンをあげ出て行きます。
被害に会ったミシェルは少し放心状態の後、砕けたガラスの破片を片付けバスタブに沈み込みます。
ゲーム会社の社長を務めるミシェルはパリ郊外の豪邸に一人で暮らしています。
警察に通報することなく、 翌日には何事もなかったかのようにミシェルは出勤します。
ミシェルには大量殺人を犯した服役中の父親がいて、心は閉ざされたままです。
間もなく犯人からメールが届き、身近な人物と思われ、ミシェルは信頼できる社員に、犯人を探しを依頼します。
元夫や隣人、同僚で親友の夫、仕事に不満を抱く部下、高齢の母の若い結婚相手など、ミシェルの周りには様々な男性がいます。
しかし数日後、再び黒ずくめの覆面男が家に侵入してきたのです・・・

*******************************************************
「原題」の『Elle』はフランス語で「彼女」を意味します。

この映画のキャッチコピーは

”犯人よりも危険なのは彼女だった”

なんですね~~~

バーホーベン監督は、主人公ミシェルの難役はニコール・キッドマン!、と確信していたとか。
その他に、ダイアン・レイン、シャロン・ストーン、ジュリアン・ムーア、マリオン・コティヤール、シャーリーズ・セロン、カリス・ファン・ハウテンなどが想定されていたんですね。
ところが誰のOKもなく、イザベル・ユペールが脚本を読んだ時からミシェル役を希望していることがわかって、監督は時間をかけてフランス語を習得したんだとか。

そしてこの映画のイザベル・ユペールの演技は、
「キャリアベストの演技」
と絶賛されたんですね。






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「スノーマン 雪闇の殺人鬼」

2019年11月23日 | スリラー・ミステリー映画
2017年製作、劇場未公開の映画の紹介です

監督はトーマス・アルフレッドソン。
アメリカ合衆国・イギリス・スウェーデンのスリラー映画です。
主演・出演はマイケル・ファスベンダー、レベッカ・ファーガソン、シャルロット・ゲンズブール、バル・キルマー。


ノルウェー、オスロ市。冬。
離れた所に立つ一軒家で、少年が質問に答えられないことで、男は母親を殴ります。
男が出ていくと慌てて母親と少年は車で追いかけます。
しかし母親はわき道に反れ、湖に沈んでいくのです。
車から逃げ出した少年は、「一人にしないで!!」と叫びます。
それから数年後。
ベテラン刑事のハリーは酒びたりで、目を覚ますと公園のベンチで寝ていたりします。
平穏なオスロでしたが、女性の行方不明が多発する事件が続きます。
新人のカトリーヌと組んで、ハリーは事件を調べていきます。
ある時、やはり酒びたりで自殺した元刑事の事件に行きあたります。
ハリーは写真を見て、足元に落ちているコーヒー豆が気になります。
そして、首なしの死体の上に雪だるまの頭が乗せられる場面が映ります。
間もなくその死体を、単独行動のカトリーヌは発見する事になるのです。

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原作はノルウェーの小説家、ジョー・ネスボのハリー・ホーレ刑事シリーズの7作目『Snømannen』です。

ハリー役はマイケル・ファスベンダー。
嫌~な役どころの「それでも夜は明ける」(2014)ではアカデミー助演男優賞にノミネートされています。
「スティーブ・ジョブズ」(2016)ではアカデミー主演男優賞のノミネートがあります。
今年6月「X-MEN: ダーク・フェニックス」が公開しています。






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「アンナ・カレーニナ」

2019年11月23日 | ラブロマンス映画
2013年公開の映画の紹介です

監督はジョー・ライト。
レフ・トルストイの小説が原作の、ラブ・ストーリー映画です。
主演・出演は、キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル。


1874年、帝政ロシア。
サンクトペテルブルクに住むアンナは、モスクワの兄から手紙を受け取ります。
浮気がばれて妻のドリーが悲しんでいるから元気づけて欲しいという内容で、アンナは幼い息子にお土産を買ってくると伝えてモスクワへ行きの汽車に乗ります。
モスクワに到着すると、事故に遭った整備士の為に貴族に資金援助でお金を渡した青年将校がいました。
アンナは端正な顔立ちの青年将校が強く印象に残り、兄の家に着くと、その将校は兄嫁の妹・キティの恋人・ヴロンスキーと知ります。
舞踏会に出席したアンナはそこでヴロンスキーと再会し、ダンスを申し込まれます。
しかし、既に惹かれあっている2人の踊りに、キティは大きく嫉妬するのです。
アンナが帰宅するとヴロンスキーもその場に滞在し、2人の逢瀬は街中が知るところとなるのです。
ある日、ヴロンスキーが参加している競馬で、ヴロンスキーは落馬してしまいます。
「アレクセイ!!」
アンナが叫ぶと、離れたところにいた夫が近付き「ここにいる」とアンナに伝えます。
しかしアンナの目の先にいたのは、同じ名前のアレクセイ・ヴロンスキーだったのです・・・

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この映画は舞台劇のような映し方で、場面転換の際には映像が隣のステージに移動するという独特の手法を用いているんですね。
英国人歴史家オーランドー・ファイジズが語った、
「19世紀のサンクトペテルブルク貴族は、人生を舞台の上で演じているかのようだった」
事に由来しているようです。

世界的なモダンダンス振付師シディ・ラルビ・シェルカウイによるダンスシーンは、とても素敵です。

ヴロンスキー役はアーロン・テイラー=ジョンソン。
この映画からは想像できません(失礼)が、「キック・アス」(2010)シリーズの主演・デイヴです。
「ノクターナル・アニマルズ」(2017)では、 ゴールデングローブ賞/助演男優賞を受賞しています。




いつも応援ありがとうございます
映画は最高!!!

コメント (2)
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