機動隊員に唾、公務執行妨害容疑で逮捕 辺野古で抗議中
2/20(月)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、機動隊員の顔につばを吐いたとして、沖縄県警は20日、抗議運動に参加していた住所職業不詳の男(59)を公務執行妨害の疑いで逮捕した。調べに黙秘しているという。
昨年12月の埋め立て工事再開後、抗議運動を巡って逮捕者が出たのは初めて。
名護署によると、機動隊が反対派を強制的に排除する際に、両腕を押さえられた男が機動隊員につばを吐いた疑いがある。顔が近づいた状態で怒鳴り合っており、機動隊員が「つばが飛んでいる」と指摘したところ、男が故意につばを吐いたという。
反対派は「逮捕までする理由が分からない」として、男が勾留されている名護署前で約1時間の抗議活動をした。