「日大・危険タックル、アメリカでは3日でケリがつく」。スタンフォード大のアメフトコーチの見解は?

2018年05月28日 | 事件
「日大・危険タックル、アメリカでは3日でケリがつく」。スタンフォード大のアメフトコーチの見解は?

5/28(月) 15:50配信 ハフポスト日本版
「日大・危険タックル、アメリカでは3日でケリがつく」。スタンフォード大のアメフトコーチの見解は?
インタビューに答える河田剛さん
アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が相手選手に危険なタックルをしてケガをさせた。この問題に関して、米スタンフォード大学アメフトチームで、唯一の日本人コーチ(オフェンシブ・アシスタント)として活躍する河田剛さんは「監督や大学の理事長ら個人の責任追及だけで終わらせず、日本のスポーツのシステムを根本的に見直すときだ」と話す。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

スタンフォード大アメフトチームの写真はこちら

河田さんは、城西大や旧リクルートシーガルズでアメフトの選手やコーチとして活躍。2007年に渡米し、2011年よりスタンフォード大のアメフトチームの攻撃面を支えている。


アメリカでは、選手へのリスペクトがあり、ルール違反が起きたら、一般企業と同じように厳しい対応を取るという。日本は、古い体質が残る「体育会系スポーツ」と決別することは出来るのか。

日大の危険タックル問題から見える、日本のスポーツ界の課題を河田さんに聞いた。

「日大・危険タックル、アメリカでは3日でケリがつく」。スタンフォード大のアメフトコーチの見解は?
スタンフォード大のアメフトチームの選手に指示する河田さん(中央奥)
プロか、ボランティアか
日大の選手は定期戦で、1プレー目で無防備な関学大の選手に背後からタックルし、その後もラフプレーを続けて5プレー目で退場処分となった。本人は記者会見で「監督やコーチから指示があった」と説明しているが、監督やコーチ側は「けがをさせることを目的としては正直言っていない」などと否定。両者の言い分が食い違っている。

一連の問題に対して河田さんは、「アメリカであれば、ガバナンスがしっかりしているのでこんなことが起きるのはありえない」と話す。その理由についてこう説明する。

「あれほどラフプレーであれば、1回目の反則で審判が一発退場にします」

「チームが所属するリーグ側が、悪質なラフプレーをしたチームの監督・ヘッドコーチに対して、多額の罰金や試合出場停止など厳しい処分を課します。ラフプレーが起きてから、3日以内にはけりがついているでしょう」

アメリカではリーグに権威があり、スタンフォード大が所属するPAC12リーグのコミッショナーの年棒は数億円。審判も1試合数十万円の報酬を受け取っているという。その分、リーグ・試合運営上の影響力や責任も大きく、チーム側に対して説明を求めたり厳しい処分を課したりすることができるという。

一方で、日本の学生スポーツの場合はどうか。

「アメフト関東学生連盟のトップや審判の報酬は、ほぼゼロです。審判は休日を返上して、ボランティアでやっています。ボランティアでやっている以上、チーム側へ影響力やガバナンスが機能しているとは言えませんし、問題が起きても厳しい対応に臨むことが難しいでしょう」

関東学生アメリカンフットボール連盟によると、理事や役員に対する報酬はなく、理事会などに参加した際の交通費だけが支給される。日本アメリカンフットボール協会によると、審判への日当も、交通費を含めて1試合数千円程度で、ほとんどが他の仕事しながらボランティアで行なっている。

日本では、スポーツが、企業や大学の「PR」のひとつと見られてはいても、きちんとした地位が与えられず、問題が起きても自浄作用が働かない、と河田さんは見る。一般社会とは切り離された、ガラパゴス的なスポーツ業界の姿が浮き彫りになっている。


社会から取り残されたスポーツ界
タックルをした選手は記者会見で「やるしかないという状況でした」と語っている。アメフト部から退部の意向を示し、「今後アメフトをする権利は自分にはない」と競技からの引退も表明。日本代表クラスの実力を持った、将来ある若者の未来が奪われてしまう可能性がある。

河田さんは、メリーランド大学アメフトチームのヘッドコーチD.J.ダーキン氏から言われた言葉を紹介しながら、指導者の立場としてこう話す。

「いくら指示されたとは言え、ここまでするのは、選手が相当追い込まれていたとしか思えません。威圧や脅しで選手をコントロールしようとするのは、自分にコミュニケーション能力がないと言っているようなもので、自傷行為です」

「指導者が選手に関わるせいぜい3、4年間は、その人の人生から見たらごく一部です。人生が大きな円だとしたら、その中の一つの点のようなものです。それだけしか関わらないのに、選手の人生を奪う権利などありません」

「日大の内田前監督や井上奨コーチは、度を越したパワハラがおかしいと感じる機会がなかった。残念ながら、認識していなかったのではないかとも思ってしまいます」。

威圧的な態度で部下らに接するパワハラは、大きな社会問題となっている。企業では管理職の研修も開かれ、問題が発覚したら加害者が厳しく処分される。日本のスポーツ界は、そうした社会やビジネスの「常識」と切り離されている点が特徴だ、と河田さんは指摘する。

「社会やビジネスでの常識が、スポーツの世界には遅れて入ってきます。それは、スポーツの地位が低いからです。アメリカでは、有名企業のCEOがスポーツ球団経営の打診を受けたりします。そうすることで、ビジネス界の知識や常識がスポーツ界にも浸透し、逆にスポーツのいいところがビジネスにも活かされ、双方向です。ところが日本は一方通行で、変化もすごく遅い」

レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨選手がパワハラの告発状を提出した問題では、栄和人監督や、監督が所属する至学館大学の谷岡郁子学長がパワハラを否定すると受け止められる発言をした。日本のスポーツ界は、パワハラへの認識が甘いとされる。

他の国のスポーツ事情を「知るのが大事」
河田さんによると、日本の部活や学生スポーツは、選手を一つの競技に特化させる「ガラパゴス型の育成」に特徴があるという。指導者がスポーツの楽しさを伝えるよりも、生徒や学生を「教育」しようとする傾向もみられ、非科学的な指導やハラスメントの温床になっている面が指摘されている。

一方、アメリカでは小さいころから、選手がほかの競技やスポーツ以外の分野も学ぶ仕組みがある。そうすることで、選手が自分に向いているスポーツを考えて選ぶ機会を作りだし、問題のある指導に気づくきっかけにもなる。

「アメリカのアスリートは小さい頃から、数カ月に一度、プレーする種目を変えることが多い。アメフト選手が野球やサッカー経験者であることも珍しくありません。ベースボールやサッカーなど複数の指導者を見て育つので、ある競技でパワハラ的な振る舞いをした監督やコーチがいたら、おかしいと気づく。そこには健全な競争が生まれ、おかしな指導者がいたら、選手間で情報が出回りみんなにシェアされます。日本ではモンスターペアレントと言われてしまうかもしれませんが、問題があれば親が指導者に文句を言うこともありますね」

「またスポーツだけでなく、ビジネスなど他のことも学ぶよう教育を受けています。日本のアスリートは一つのスポーツにしか出会えないので、自分に本当に向いているスポーツや分野に出会う権利を奪われています」

プロ、学生を問わず、日本スポーツ界における暴力・パワハラ問題が後を絶たない。こうした“体育会系“の体質は、どうやったら変えていけるか。河田さんはこう話す。

「知ることが大事だと思います。例えば日本の有名大学のラグビー部は、ラグビーが盛んなオーストラリア、ニュージランドなどに視察に行きます。ところが、そのオーストラリアやニュージランドのラグビー界のトップは、アメリカに行って情報収集をします。ラグビーの強豪国ではありませんが、アメリカがスポーツビジネスの先進国だからです。日本のスポーツ界では、暴力やパワハラが未だに恒常的な問題となっており、ガラパゴス化しています。スポーツ先進国と言われる国々で何が起きているのかを知るべきです」

浜田理央 / ハフポスト日本版

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“走る2億円”ハーレー限定モデルがやばい ダイヤ360個に指輪、高級腕時計を埋め込んだ石油王仕様

2018年05月28日 | モーターサイクルメーカーなど
“走る2億円”ハーレー限定モデルがやばい ダイヤ360個に指輪、高級腕時計を埋め込んだ石油王仕様
5/28(月) 19:10配信 ねとらぼ
“走る2億円”ハーレー限定モデルがやばい ダイヤ360個に指輪、高級腕時計を埋め込んだ石油王仕様
ハーレー・ダビッドソン「ソフテイルスリムS」をベースにした2億円の限定モデル
 アメリカンバイクの代名詞的存在であるハーレー・ダビッドソンと、スイスの腕時計&ジュエリーブランド・Bucherer(ブヘラ)がコラボした超豪華な限定バイクが発表されています。お値段、なんと2億円超え!

【写真10枚】ダイヤモンド指輪、高級腕時計を収納する透明ドーム金庫とは

 限定モデル「Bucherer BLUE EDITION Harley-Davidson」は、排気量1888cc、100馬力を誇るVツインエンジンを搭載し、最高速度は時速188キロのハーレー・ダビッドソン「ソフテイルスリムS」をベースに、約1年かけて開発。

 ブヘラ・グループが長年培ってきた高級腕時計とジュエリーのノウハウを注ぎ込んで作られました。

 全体に銀メッキを施したボディは深みのあるメタリックブルーに輝き、各所に使われているネジにもローズゴールドのメッキが施され、いつまでも眺めていたくなるような艶を感じます。

 すでに十分すぎるほどゴージャスな仕上がりですが、ブヘラはまだまだ物足りないといわんばかりに、なんと360個ものダイヤモンド(総計32.962カラット)を使用!

 さらに、タンク上部には2つの透明なドーム状の“金庫”を用意し、5.4カラットのダイヤモンドを使ったリングと、ブヘラの時計「トラベルテックII(約170万円)」を埋め込むという暴挙に出ました。

 ブヘラは完成した限定モデルを「最高の仕上がり」だと豪語していますが、何が彼らをここまで駆り立てたのか……まるで理解できない。

 「Bucherer BLUE EDITION Harley-Davidson」はブヘラ公式ショップ限定販売で、価格は188.8万スイスフラン。日本円にして約2.1億円となり、仮に金利ゼロで毎月10万円のローンを組んだとしても約175年かかる計算……スーパーカーならぬスーパーバイクですね。
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無銭飲食で58歳医師逮捕 ギョーザ代など支払わず…「家に金ある。なぜ逮捕するのか」と否認 札幌市北区

2018年05月28日 | 事件
無銭飲食で58歳医師逮捕 ギョーザ代など支払わず…「家に金ある。なぜ逮捕するのか」と否認 札幌市北区
5/28(月) 10:55配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 5月27日未明、札幌市北区の飲食店で、酒などを注文しながら代金約8000円を支払わなかったとして58歳の医師が詐欺の現行犯で逮捕されました。

 逮捕されたのは、札幌市北区の医師、清水篤(58)容疑者です。

 清水容疑者は、札幌市北区の飲食店で27日午前1時過ぎ、焼酎のボトルや、ギョーザなど8360円相当を注文しておきながら支払わずに出たところを従業員らに取り押さえられました。

 警察によりますと、逮捕当時、清水容疑者は酒に酔っていて、所持金は約1000円でした。

 警察の調べに対し、「警察は家に金があるのを知っているのになぜ逮捕するのか」などと話し容疑を否認しています。

 警察は、詳しい事情を調べています。
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なぜスズキはバイク販売店の再編を進めないの?

2018年05月28日 | モーターサイクルメーカーなど
なぜスズキはバイク販売店の再編を進めないの?
5/28(月) 11:45配信 ニュースイッチ
なぜスズキはバイク販売店の再編を進めないの?
自社のスーパースポーツバイクでイベントに参加した鈴木俊宏社長
スズキ二輪事業本部長・西河雅宏氏に聞く「現状でいかにお客さまと接していくのかを考える」
 ―2輪車市場の現状をどう見ていますか。
 「国内は販売台数が下がり続け、成熟市場となっている。スクーターは移動の足、スポーツバイクやクルーザーなどは趣味の品というように、2輪車の中でも市場が2極化している。海外市場は地域によって伸びが違う。今後、海外の地域によっては日本と同じように市場が成熟化、2極化する可能性もある。国内と海外どちらの市場も対応できるようなモデルを発売できるよう事業基盤を強化する」

 ―18年度前半、浜松工場(浜松市北区)が稼働します。
 「浜松工場では、従来別だった組み立てとエンジン製造を一体化し、30%生産性を高める。一体化で開発や製造など各専門分野の人材交流を促して開発のスピードを上げ、グローバル展開できるモデルづくりも目指す」

 ―ホンダや川崎重工業は国内販売店網の再編を進めています。スズキの販売戦略は。
「当社にはスズキバイクショップをはじめとする販売店網がある。すぐに再編しようとは考えていない。当社グループおよび各店舗が作りあげてきたものを生かし、現状でいかにお客さまと接していくのかを考える」

 ―2月に東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドを統括する部署を新設しました。
 「統括部署は、これらの地域に根付いた製品を発売し、事業成長を目指すために設けた。成長に特別な方法はなく、地道に進める。販売面はインド・東南アジアとも排気量126cc以上の趣味性の高い2輪車の販売店網を整備したい。ラインアップや従業員が提供するメンテナンスサービスを充実させる」

 ―燃料電池2輪車など次世代バイクの開発にも取り組んでいます。
 「燃料電池2輪車は公道走行を展開しているが水素のインフラ整備に課題がある。課題解決は国などと手を取り合って進める。ロボットや人工知能(AI)関連技術の搭載は、米シリコンバレーの拠点で収集した情報をもとに、開発の方向性を定めたい」




むかし~~高校生になり免許取り(試験場で2回目合格)買ったのがスズキGT250。

本当はSL350が欲しかったが、川の向こうにスズキデーラーがあり特価145000円でヘルメットのおまけ。

スズキはチープな感じ、、タイヤはイノウエタイヤ(ーー;)ホンダはダンロップだった。

1年位で事故をやり(女運転の安全無視の軽自動車が路地から出てきてメインロード走行の自分が衝突=救急車搬送入院)

保険屋が前奏扱いにしなかったので修理できたので下に出して「ハスラー250」を買った。これは良かった!!

卒業して警察学校に入り、その後、父親が勝手に知り合いに売って私に事後承諾求めた。仕方ない。

所轄配属されて「カワサキRS650」新車を買った。それから糞警察を退職して100台近く乗った。

現在海外生活でスズキは125SCOOTERとスズキの乗用車を所有している(他は、糞ホンダや馬鹿カワサキ、キムコビクスクなど)



なんと言ってもハーレーが一番!!

50台位扱った(この頃は自分でアメリカから空輸していた。新規車検を通す)サイドバルブからパンヘッド。アーリーショベル、ショベル、エボと自分でも乗り、販売もして喜ばれた。

カワサキはZL900,ZX11などで性能が良かった。その記憶で、海外でアジアモデルを買ったらトンデモ糞バイクだった。失敗した。ヤマハが一番だった。

今後はヤマハしか買いません。


ホンダは、最低の地獄!!!!!

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東京五輪マスコット 名前を7月イベントで公表

2018年05月28日 | 日記
東京五輪マスコット 名前を7月イベントで公表
5/28(月) 14:08配信 日刊スポーツ
東京五輪マスコット 名前を7月イベントで公表
作者の谷口亮氏とマスコット(18年4月)
 2020年東京五輪(オリンピック)・パラリンピック大会組織委員会は28日、マスコット審査会を開催し、名前の公表を7月の五輪開幕2年前を盛り上げる一連のイベントの中で行うと発表した。これまでは6月中に公表する予定だった。発表イベントと同時に、マスコットのグッズ販売も行う予定だという。

【写真】東京2020大会マスコットに選ばれ笑顔を見せる作者の谷口亮さん

 会議の中で、名前の候補案の順位を決定。先月10案に絞った後、国内商標調査と英語(英、米それぞれ)、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、アラビア語、中国語、韓国語に照らし合わせ、中傷、差別やハレンチな意味が含まれていないかをチェックした。

 それぞれ8案が残り、この日の投票で五輪、パラそれぞれ1~8位を決めた。出席した12人の委員が1位=3点、2位=2点、3位=1点で投票した。生駒芳子座長は「接戦だった」と語った。

 今後、国際オリンピック委員会(IOC)が国際商標調査を行う。それを通過したもので、投票上位の中から、名前が決まる。






五輪ムダムダ君 がいいな~~

2兆円垂れ流し君 もいいな~~
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90歳運転の乗用車、歩行者6人はね1人死亡 茅ケ崎

2018年05月28日 | 事件
90歳運転の乗用車、歩行者6人はね1人死亡 茅ケ崎
5/28(月) 12:23配信 朝日新聞デジタル
90歳運転の乗用車、歩行者6人はね1人死亡 茅ケ崎
事故を起こした車を調べる神奈川県警の捜査員=2018年5月28日午後0時45分、神奈川県茅ケ崎市、遠藤雄二撮影
 28日午前10時55分ごろ、神奈川県茅ケ崎市元町の国道1号で、90歳の女性が運転する乗用車が、横断歩道を渡っていた4人をはねた後、歩道に突っ込んでさらに2人をはねた。6人は病院に運ばれたが、50代の女性1人が死亡し、2人が重傷、残る3人もけがを負った。運転した女性も軽いけがをした。県警は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで詳しい状況を調べている。

高齢ドライバー、どんな事故が多いの?

 茅ケ崎署によると、現場は茅ケ崎駅や市役所の近く。乗用車が国道沿いの車整備業者から左折して出た直後だった。現場は片側1車線の直線道路で、信号は車側が赤だったとの目撃情報があるという。

 この整備業者によると、運転していた女性は事故前、旅行の土産を渡すために訪れたという。車検や点検などで、社長はこの女性と数十年の付き合いだという。年に数回会った時は、「耳も遠くないし、会話も普通にできていた」といい、特に問題は感じていなかったという。「運転も荒くないし、ノロノロしているわけでもなく、ごく普通だった」と話した。

 現場近くのレンタカー会社に勤務する20代男性は、パトカーや救急車のサイレンを聞き、事故に気づいた。現場付近には50人以上が集まり、「何が起きたのか」と騒然とした雰囲気だったという。中には、青ざめた顔で座り込む人もいた。周囲の人からは「運転者は取り乱したりすることはなく、運転席に座って警察の聴取を受けていたようだ」と聞いたという。





これは酷いな、、、

年寄りには専用車として「霊柩車に衝突防止装置義務化して後ろに棺桶載せた」モデルを義務化しなさい。

軽自動車でもお宮型霊柩車をつくり、棺桶クルマを牽引して乗るように義務化すべきである。
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元社員が実名で語る「ぼくがユニクロを辞めた理由」

2018年05月28日 | 日記
要するに過剰な欲望=世界を制覇する=などという欲望が自滅を招く。

適正規模で事業をして地元に利益還元するという考えがない。マスプロダクト過剰状態なのでマニュアルかいないと駄目。

あるレベル=閾値をこえると自滅へ向かうのがサイエンスの答え。これは業界ごとに異なる。

野望を持てば持つほど自滅が待つということ。

逆に何も創造性がない企業だと、これまた衰退が待つ。



元社員が実名で語る「ぼくがユニクロを辞めた理由」
5/28(月) 7:00配信 文春オンライン
元社員が実名で語る「ぼくがユニクロを辞めた理由」
松本涼さん ©松本輝一/文藝春秋
 ユニクロに関する著作で裁判、取材拒否に遭い、それならばと新宿のビックロなどユニクロの3店舗で勤務し、潜入ルポを発表したジャーナリスト・横田増生氏。かたや大学新卒でユニクロに入社し、退社するまでの経緯をYou Tubeで実名で公表している松本涼氏。異色の2人が、内側から見たユニクロの“リアル”を語り尽くす。

ユニクロ感謝祭はお客様に感謝していない!?

◆◆◆

横田 僕は毎日、ユニクロサーチをやってるんです。

松本 そうなんですか(笑)。

横田 GoogleやYahoo!やYouTubeで、「ユニクロ」「ヤマト」「佐川」などという企業名を日々検索していて、あるときYouTubeで松本さんの動画を発見したんです。僕はこれまでユニクロについて2冊の本( 『ユニクロ潜入一年』 、 『ユニクロ帝国の光と影』 )を書いていますが、元ユニクロの社員で実名と顔を出して発信している人は松本さんが初めてだと思います。他にはまったくいません。

松本 まったく?

横田 私の知る限りゼロです。ユニクロの元社員や現役社員を大勢知っていますが、みんな名前は出さないし、身元が分からないよう話を少しぼかしてほしいと言います。ところが松本さんは、堂々と「僕がユニクロを辞めた理由」「ユニクロとはこんな企業」などとしゃべっていたので驚きました。そしたら今年の3月、僕の『ユニクロ潜入一年』を紹介する動画を上げてくれて( https://www.youtube.com/watch?v=ctjcxDoWyQ0&t=180s )、「元ユニクロの社員から見てもリアルな本ですね」とかおっしゃってた。それで、僕が連絡してみたわけです。

松本 そんなにみんな実名でしゃべってないんですか。僕、ちょっと怖くなってきたんですけど(笑)。

バイトにまで守秘義務契約を求める
横田 本にも書きましたが、バイトであってもユニクロで働くときには守秘義務契約にサインさせられるので、辞めた後も何も話してはいけないと思っている人が多いんです。ですが、ぜんぜん大丈夫と僕は考えています。何も生産計画とか出店計画とか、発売前の商品についてとか、漏れたらダメージになるような企業秘密を明かそうというわけじゃない。自分がどんなふうに働いていたか、労働環境はどうだったか、どう感じたかなんて、守秘義務にあたらないですよ。松本さんもネットで発信されていて、ユニクロから何か言われたことはないんじゃないですか。

松本 ないです。何か言われたこともないし、許可を取ったこともない。ユニクロとは退職後、一切やり取りはないです。

横田 そうですよね。大丈夫ですよ、全国のユニクロOBや現役社員の皆さん(笑)。 そもそも松本さんは、どうしてユニクロに入社されたんですか。

内定者バイト時代は自主的に学んだが
松本 上智大学外国語学部のロシア語学科を出て、新卒でユニクロに入社しました。広告会社や商社に入りたいと思っていましたが就活がダメで、ユニクロは第3~第4志望だったんです。もともと洋服が好きでユニクロの服も好き、ユニクロとGUを受けてみたら、両方に受かった。それで、もしかして自分はファーストリテイリングに向いているのかもしれないと思ったんですね。8月に内定をもらい、9月から内定者アルバイトに入りました。4カ月くらいアルバイトしました。

横田 9月から年末年始にかけてって、ちょうど最繁忙期ですね。会社にバイトしろって言われたんですか。

松本 強制されたわけではないんですが、「やっておいたほうがいいよ」という感じでしたね。入社前に繁忙期を経験していると、いい経験になるということで。

横田 そこは11月の創業感謝祭や1月の年明けのセールがあって、年間でユニクロが一番忙しい時期です。300人くらいの内定者が働いてくれれば、ユニクロとしてはありがたいですよね。

松本 実は僕が内定者アルバイトをしていたのは新宿の某店です。

横田 おお! 僕はビックロに潜入していたのでお隣ですね。

松本 そうなんです。僕がいたのは前の年ですけれど。僕は内定者アルバイトのときはけっこう頑張っていたんです。自主的に学ぶ姿勢で、そのうちミシン補正もやらせてもらえました。

横田 それはすごいですね。普通は活気出し(声出し)からレジを打って、フィッティングルームに行って、それから補正ですから、早くとも2~3年くらいかかりますよね。

松本 意欲を認められたところがあったようです。で、入社してから最初は兵庫県の大型店に配属されたんですが、そこで間もなく調子がよくなくなってきました。

ユニクロが合わなかった理由
横田 アルバイトでは良かったのに、なぜなんですかね。

松本 働いてみて思ったのは、結局僕はユニクロには合わなかったということです。全国に800店舗もあるような大企業ですから、どうしてもマネジメントの仕方がマニュアル至上主義になる。それを受け入れられる人もいますが、僕は受け入れられなかった。あらゆる出来事の最適解が既にマニュアル化されているんです。これが起きたらこうする、というのが全部決まっている。結局、ユニクロで働くということは、そのマニュアルを頭に叩きこんで、いかに早く効率よくやるかっていうことに尽きるんです。

横田 そうですね。

松本 ユニクロの価値観としては、マニュアルを押さえたうえで効率よく工夫し、いかに早く問題を解決するかが重要です。でも僕は、その勝負に乗れなかった。モチベーションをもってそこに向かえないので、次第になんで自分はここにいるんだろう、時間の無駄ではないかと思えてきちゃったんです。

休憩時間に「マニュアル動画を見ておけ」
横田 マニュアルはほんとうに多い。たとえば新商品だったジョガーパンツが発売された時などに、お客様にどう商品を説明するか、売り込みポイントは何かといった動画があって、休憩時間に見ておけと言われたりする。それじゃ休憩時間じゃないじゃないかと思いますけど。

松本 そうそう(笑)。ここをお客様にアピールしてとか。

横田 畳み方はこうでとか。ユニクロが力を入れている新商品が出てきたら必ずといっていいほどありますね。

松本 ヒートテックなども毎年新しい機能が追加されるので、そのたびに新しいマニュアルが来ます。

横田 社員は、今でもユニクロ23箇条(経営理念を箇条書きにしたもの)を覚えなきゃいけないんですか。

松本 暗誦できるまで覚えて、口頭で店長にテストしてもらいます。

横田 まだ覚えてますか?

松本 辞めて1年以上になるので、すっかり忘れました(笑)。覚えるのは他にもいろいろあるんです。FRウェイ(FAST RETAILING WAY 〈FRグループ企業理念〉)とか、ビジョンとかステイトメントとか。

店長にならなきゃみたいなプレッシャー
横田 覚えることが多すぎますよね。でもユニクロで偉くなるにはそういうことも受け入れていかなきゃならない。松本さんがYouTubeでおっしゃってたのは、リクルーターの人には入社半年で店長になったという人がけっこういるという話でしたが、実際に入社されていかがでしたか。

松本 新入社員が300人くらいいて、半年で店長になったのは3人でした。おそらく、以前は出店が多かったので、店長が足りなかったんです。

横田 今はむしろ店舗を整理していますよね。数を減らして一店舗あたりの面積を広くしている。だから新しい店長はそんな必要ない。でも、新卒社員には店長にならなきゃみたいなプレッシャーはやはりあるわけですか。

松本 ありますね。「アルバイトじゃないんだぞ」ということは常日頃言われていて、店舗での自分の役割りは何かと常に考えて仕事をしろとは言われていました。

横田 松本さんはグローバル社員(G社員)、いわゆる正社員として入社したわけですよね。他に地域正社員もいる(R社員)。

松本 ええ。勤務地がある程度のエリアに決められていて、その外への異動はないというのがR社員です。

横田 グローバル社員は異動がけっこうあるんですか。

松本 そうですね。人によりますが、2年間異動がないというのはほぼないぐらいじゃないかと思います。早いときは半年くらいで異動します。 結局、僕は入社半年で辞めようと思って、8月の異動で新しく来た店長に最初の面談で「辞めます」と言いました。「気持ちがついていかない」と。ところがその新店長に「お前に絶対に仕事を楽しいと思わせてやる」と説得されたんです。結局、翌年1月まで働きましたが、やはりダメで、結局11ヶ月で退職しました。

辞めようと考えてる頃に「潜入一年」の記事が
横田 創造性の発揮できない職場ということが大きそうですね。ユニクロには下からの現場の改善提案などを吸い上げる仕組みもないですし。

松本 もう成熟期に入っていて、これ以上の何かが生まれる余地がないと感じました。僕がもう辞めようと考えてる頃に、横田さんの「潜入一年」の記事が「週刊文春」に出たんです。

横田 社内はどんな感じでしたか。

松本 また出たぞ、また叩かれたみたいな感じですね。

横田 ユニクロは、「週刊文春」の記事をPDFにして全店舗に送ったらしいですね。

松本 来ましたね。お客様に何か聞かれても、「ちょっと答えられません」みたいに答えてくださいという通達がありました。同僚と話したわけではないですけど、僕は記事を読んで、リアルだな、1年も潜入するってほんとうにすごいなと思いました。

横田 連載の1回目はその直前にあったビックロの2016年の創業感謝祭の様子を書いたんですよね。

松本 僕も兵庫で現場に出ていたので実にリアルな記事でした。

後編につづく
http://bunshun.jp/articles/-/7476

―――

まつもと りょう
1993年長野県生まれ。上智大学を卒業後、株式会社ユニクロに新卒入社するも11ヶ月で退社。現在は長野県長野市のセレクトショップHOWDAYで店長・バイヤーを務める傍ら、YouTuberとしても活動中。2018年5月現在、チャンネル登録者は1.3万人を突破。服とグミと酒をこよなく愛す。服バカの服バカによる服バカのためのファッション業界改革をミッションに、長野から世界へ向けて今日も吠えまくる。
Youtube チャンネル  https://www.youtube.com/channel/UC-ZROlMVRmO-NNN53wSBUaQ

よこた ますお
1965年、福岡県生まれ。アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号。1993年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務め、1999年フリーランスに。

「文春オンライン」編集部

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