正恩氏との会談「もう遅すぎる」…北発射に怒り
読売新聞 2/24(金) 14:50配信
【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は23日、ロイター通信のインタビューで、12日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、「非常に怒りを感じる」と述べた。
そのうえで日本や韓国とミサイル防衛を強化する考えを表明した。
北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させていることについては、「非常に危険な状況だ」と指摘。「中国はその気になれば、とても簡単に解決できる」と述べ、北朝鮮の後ろ盾となっている中国が圧力を強化すべきだと主張した。
大統領選中、一時意欲を示した金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との直接会談は「もう遅すぎる。我々は彼がやってきたことに非常に怒っている」と語った。
また、トランプ氏は就任後、初めて核戦力の増強について発言し、「米国が核戦力で他国に後れを取ることはない」と述べ、ロシアに対抗し、核戦力強化を進める方針を強調した。