緊急ニュース=フィリピンロカルガバメントに対する抗議、戦いをする!!

2018年03月05日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
緊急ニュース=フィリピンロカルガバメントに対する抗議、戦いをする!!

前から書いてるが<<旅客事業に対する、理不尽な締め付け=地方議会に対する>>戦いを始める。

今回は、事業主の台数制限、、一人5台まで、、オーバーするのは<<直系親族の名義以外認めない>>という条例を新しい市長や議員が可決した事に他する反対運動を<<事業主が組合作り行動する>>

前の市長時代は<<台数規制前に登録したのは除外する>>だったが<<新市長では、遡及的に台数制限をかぶせてきた>>


それから、もう5年以上になるが<<しない営業許可も名義変更禁止>>という理不尽な条例を可決した。

これにより財産権として無効となった<<財産権の侵害>>

これについては反対運動がなかった不思議、、、、、流石に今回は、皆、切れたのだ!!!!


何しろ、後進国では突然、信じられない法律の不意打ちが有り<<おちおち、生活してられない>>糞状態だ。


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交通トラブルで暴行...77歳男を逮捕 三重

2018年03月05日 | 事件
交通トラブルで暴行...77歳男を逮捕 三重
3/5(月) 12:17配信 Fuji News Network

Fuji News Network

[ 前の映像 | 次の映像 ]
三重・四日市市で、前を走る車の運転が遅いと腹を立て、交通トラブルを起こし、相手の男性に暴行を加えたなどとして、77歳の男が逮捕された。

時速30kmの制限速度を守り、住宅街を走る車。

すると突然、後ろから、反対車線に大きく膨らんで追い越してきた1台の車が、道路をふさいで停止。
車の中から降りてきたのは、高齢の男。

容疑者「わざと、ゆっくり走っとんのか!?」
被害者「あそこ時速30km規制ですよ?」
容疑者「「バカたれ!」
被害者「危ないです、危ないです」

逮捕されたのは、菰野(こもの)町の無職・松岡紀彰容疑者(77)で、2018年1月、四日市市内の県道で、20代の男性と交通トラブルになり、車を道路上に急停車させたうえ、車の中に手を入れるなどした疑いが持たれている。

ドライブレコーダーに犯行の様子が映っていたことから、松岡容疑者が特定され、調べに対し、「ノロノロ運転に腹が立った」、「車内に手を入れたりはしていない」と、容疑を一部否認しているという。

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「定期券ケースが体に当たり腹立った」 40歳男、電車内で小1女児の腹殴る 

2018年03月05日 | 事件
「定期券ケースが体に当たり腹立った」 40歳男、電車内で小1女児の腹殴る 
3/1(木) 18:48配信 神戸新聞NEXT
「定期券ケースが体に当たり腹立った」 40歳男、電車内で小1女児の腹殴る 
兵庫県警有馬署=神戸市北区藤原台北町6
 電車内で小学1年生の女児(7)の腹部を殴ったとして、兵庫県警有馬署は1日、暴行の疑いで、神戸市北区の自称アルバイトの男(40)を逮捕した。

 逮捕容疑は2月23日午後3時半前、神戸電鉄岡場-田尾寺駅間を走行中の電車内で、同区に住む女児の腹部を拳で殴った疑い。同署の調べに「女児がランドセルにぶら下げていた定期券入りのケースが体に当たり、腹が立った」と容疑を認めているという。

 同署によると、女児は下校途中で、岡場駅から乗車し、車内を移動中に、突然男に腹部を殴られたという。
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兵庫・篠山市 「ブレーキ踏み間違え」事故で2人重軽傷

2018年03月05日 | 政治社会問題
横断中の女性死亡 軽トラックにはねられ、頭などを強く打つ 運転の男「急ブレーキ間に合わず」/志木
3/4(日) 22:17配信 埼玉新聞
 3日午後6時5分ごろ、埼玉県志木市館2丁目の市道で、自転車を押して道路を横断中の同所、無職重岡タツさん(85)が軽トラックにはねられた。重岡さんは、頭などを強く打ち、約2時間半後に搬送先の病院で死亡。朝霞署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、軽トラックを運転していた新座市新座2丁目、塗装業の男(74)を現行犯逮捕した。

 同署によると、男は容疑を認め、「女性が歩いているのを見つけて急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と供述しているという。同署で容疑を同法違反(過失致死)に切り替え、事故原因を調べている。



兵庫・篠山市 「ブレーキ踏み間違え」事故で2人重軽傷
3/5(月) 0:53配信 関西テレビ

関西テレビ

4日午後、兵庫県篠山市で車が横断歩道の歩行者をひく事故があり、2人がけがをしました。

運転していた74歳の女は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。

4日午後1時20分ごろ、篠山市黒岡で、交差点の角にある信用金庫の駐車場に停めようとした車が運転を誤り、横断歩道を渡っていた70歳の女性と35歳の男性をひきました。

女性は顔の骨を折る重傷、男性は軽傷を負いましたが、2人とも命に別状はないということです。

警察は車を運転していた多谷くに子容疑者(74)を過失運転致傷で現行犯逮捕しました。

多谷容疑者は調べに対し、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。

警察は事故の詳しい状況を調べています。



コンビニに車突っ込む 「ブレーキとアクセル踏み間違えた」
3/1(木) 20:34配信 関西テレビ

関西テレビ

1日午後、大阪府堺市で車がコンビニエンスストアに突っ込み1人がけがをしました。
運転していた47歳の主婦は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しています。

これは事故直後に撮影された写真です。
車が前向きでガラスを突き破って店内に進入し、商品が散乱しています。

1日午後2時半ごろ、堺市西区の「ローソン堺鳳北町八丁店」で、買い物に来た47歳の主婦が運転する軽自動車が駐車する際に店に突っ込みました。

【事故直後の状況を目撃した人】
「『バッシャーン』ってごっつい音がして、ガラスが割れてて、見たらコンビニの中に車が入ってました」

この事故で、店の外にいた30代の女性がガラス片で左の足首を切るけがをしました。

運転していた主婦は「ブレーキを踏もうとしたら、間違えてアクセルを踏んだ」と話していて、警察が詳しい状況を調べています。


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フランスでもうまくいかなかった...自転車シェアサービスがまた終了

2018年03月04日 | 政治社会問題
フランスでもうまくいかなかった...自転車シェアサービスがまた終了
3/3(土) 23:11配信 ギズモード・ジャパン
フランスでもうまくいかなかった...自転車シェアサービスがまた終了
フランスでもうまくいかなかった...自転車シェアサービスがまた終了
借りたものはちゃんと返さないと、もう借りることすらできなくなくなっちゃう...。

好きな場所で自転車を乗り捨てできる、ドックレス型自転車シェアサービスが世界中でトレンドとなりつつあるなか「Gobee」はフランスでのサービス終了をアナウンスしました。サービスが始まってから半年程しか経っていないのに、一体何があったのでしょう。

【画像】フランスでもうまくいかなかった...自転車シェアサービスがまた終了

英ガーディアン紙によれば、なんとGobeeはフランス国内でこれまでに1,000台以上の自転車が盗まれ、3,200台は破損し、6,500台は修理が必要…という状態に直面していたとのこと。

「12月~1月にかけて、我々の保有車両の大量破壊が未成年者の新たな娯楽になったみたいです」とGobee。公式サイトでは、会社名とグッバイをかけて「GOBEE-BYE...」という一言から始まっていて、一段とせつなさが漂っています。

ドックレス型自転車シェアサービスがうまくいかない例は、実はこれが初めてではありません。

中国では何千もの廃棄された自転車の山が報告されていて、ドックレスのシェアリングバイクサービス「Wukong Bikes」は5か月間で90%の自転車がなくなり、サービス終了に追い込まれました(自転車にGPSシステムをつけていなかったのだそうです)。

イギリスでは「Obike」が、歩道に放置された自転車が問題になりロンドンにある複数の営業拠点を閉店するという結果に。同社はオーストラリアでも同様の状況に直面したといいます。ドックレスであるがゆえに、公共の自転車置き場を占領してほかの自転車利用者を困らせたり、道端に投げ捨てられたりすることもあったと指摘されています。

アメリカでは「Spin」が、ニューヨーク市内でのドックレス自転車シェアの導入に向けて運輸省と対立することがありました。その一方で、すでにサービスが利用されているシアトルからは、使いづらさや料金の変更など不満の声もあるようですが。

Googleについては(バイクシェアリングサービスではありませんが)従業員用のレンタル自転車が1週間で100台なくなったことが明らかになっています。

「ひと握りの人たちによって、この有望なプロジェクトが台無しになったと思うと残念です」と、Gobeeはガーディアンの取材に「これ以上はもう不可能だという結論に達しなければならず、私たちには全国的にサービスを終了するほかに選択肢はありませんでした」と答えています。

もはやこのビジネスに性善説は通用しないのでしょうか...。たとえば、フランスや近隣諸国はスーパーのショッピングカートだって、デポジットとしてコインを挿入し、使い終わったら所定の位置に戻さないと返金されないシステムをとっています。

借りたものをちゃんと返せないのはこのビジネスに限らず、たとえば期限までに返却しないといけない図書館の本やレンタルDVDとも、ちょっぴり似たようなことである気がします。これが前出のような盗難、破壊行為、通行妨害となればもちろん話は別ですが...。

ドックレス型の良いところのひとつは、レンタサイクルの面倒な部分(借りた場所に返しにいかないといけない等)がないぶん、手に届きやすいこと。これまで環境や健康問題を背景に「自動車よりも自転車を」と社会的に推進されてきたなかで、自転車シェアサービスは理想的で、なかでもドックレス型が便利であることは改めて指摘するまでもありません。

「手軽に借りることができて、ちゃんと返さないといけない」というサービスの利便性と利用上の義務を共存させることはできないのでしょうか? どうすればドックレス型自転車シェアはサービスとして持続可能になるのか...みなさんは、どんなルールや仕組みが必要だと思いますか?



Image: Getty
Source: The Guardian

Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文]
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底なし厚顔無恥の文大統領、慰安婦・竹島問題で“妄言”連発 心根腐りきった“大嘘つき手法”

2018年03月03日 | 朝鮮エベンキ族
底なし厚顔無恥の文大統領、慰安婦・竹島問題で“妄言”連発 心根腐りきった“大嘘つき手法”
3/3(土) 16:56配信 夕刊フジ
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、また妄言・寝言を繰り出した。ソウルで1日行った演説で、慰安婦問題について、「加害者である日本政府が『終わった』と口にしてはならない」と発言。韓国が不法占拠する島根県・竹島についても、「日本の朝鮮半島侵奪で最初に強制占領された地であり、われわれ固有の領土だ」と言い放ったのだ。歴史を無視し、国家間の約束を反故にする、大嘘つきの「反日」大統領に対し、日本政府は猛烈に怒っている。

 文氏は1日、日本による朝鮮半島統治下の1919年に起きた「3・1独立運動」の記念式典で演説した。

 まず、慰安婦問題に言及し、冒頭の言葉とともに「戦時の反人倫的な人権犯罪行為は『終わった』という言葉で覆い隠せない」と発言した。2015年の日韓合意は「最終的かつ不可逆的な解決」を確認している。度しがたい“蒸し返し”というしかない。

 文氏は加えて、日本固有の領土である竹島を「韓国領だ」と強弁したうえで、「日本がこの事実を否定していることは、帝国主義の侵略に対する反省を拒否していることにほかならない」と、歴史的にも国際法上も異常な主張を表明した。

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪で、北朝鮮との「南北融和」に傾斜しすぎたため、文政権の支持率は急落している。「反日」カードを切って、国民の期待をつなぎ止める思惑なのか。国際外交の基本を知らない、心根の腐りきった“大嘘つきの手法”というべきだ。

 菅義偉官房長官は1日の記者会見で、文氏の演説について「日韓合意に反し、まったく受け入れられず、極めて遺憾だ」と強い不快感を示した。政府高官は「言ったことと違う。ゴールを全く反対側に動かした」と憤っている。当然だ。

 日韓関係は氷河期に突入した。許し難い隣国政府にどう対処すべきか。

 拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「韓国には『日本には何をやっても許される』という甘えと侮蔑が定着している。日本側は『慰安婦問題は、吉田清治氏の虚構だった』『朝日新聞がそれを広めた』と指摘すべきだった。韓国には言葉だけでなく、経済的な対抗措置を取るなど、厳しく臨むべきだ」と話している。
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Ninja ZX-10R、トランスミッションギヤ破損で走行不能となる恐れ リコール

2018年03月03日 | モーターサイクル整備関係
Ninja ZX-10R、トランスミッションギヤ破損で走行不能となる恐れ リコール
3/3(土) 15:30配信 レスポンス
Ninja ZX-10R、トランスミッションギヤ破損で走行不能となる恐れ リコール
改善箇所
輸入車の卸販売のブライトは2月28日、カワサキ『Ninja ZX-10R/ZX-10RR』のギヤに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2016年3月24日~2018年2月26日に輸入された845台。

[関連写真]

トランスミッションギヤの強度が不足しているため、変速時にギヤに過度の衝撃が加わるとアウトプットギヤが破損することがある。そのため、ギヤが変速できなくなり、走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、アウトプットギヤ2速、3速、4速、およびインプットギヤ2速を対策品に交換する。

不具合および事故は起きていない。業務提携会社からの情報により届け出た。


カワサキはダメだ!!!!


海外では粗悪アジアモデルで災難だ。

カワサキとホンダは二度と買わない。
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伊調馨選手のパワハラ問題で告発人を直撃 レスリング協会との食い違いの真相を激白

2018年03月03日 | 事件
伊調馨選手のパワハラ問題で告発人を直撃 レスリング協会との食い違いの真相を激白〈dot.〉
3/2(金) 17:50配信 AERA dot.
伊調馨選手のパワハラ問題で告発人を直撃 レスリング協会との食い違いの真相を激白〈dot.〉
北京五輪のレスリング女子63キロ級で金メダルを獲得し、栄和人コーチ(当時・右下)に担がれる伊調馨選手=2008年8月 (c)朝日新聞社
 日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)が五輪4連覇の伊調馨選手(33)に対し、パワハラを行ったと告発する文書が内閣府の公益認定等委員会に提出され、その内容を週刊文春が大々的に報じ、波紋が広がっている。日本レスリング協会は5日にも伊調選手と栄氏を事情聴取するという。

【写真】内閣府に提出された告発状はこちら

 問題の告発状は、貞友義典弁護士の名前で内閣府に提出された。告発状では、伊調選手が、栄氏など協会幹部から練習場を使わせない、コーチを外すなどの嫌がらせを受けていたことが書かれている。東京五輪で5連覇を目指す伊調選手が練習すらまともにできない現状に、心配するレスリング関係者が告発状の作成に協力したという。

 一方、同協会はパワハラや練習場を使わせないなどの事実を全否定。伊調本人も所属するALSOKを通じて「告発状については一切、関わっておりません」との声明を発表するなど、真相は「藪の中」。

 2020年の東京五輪を控え、金メダルの量産が期待される同協会は大混乱に陥っている。AERA dot.編集部では告発状を提出した貞友義典弁護士を直撃。真相を60分にわたって激白した。

* * *
──なぜ、貞友弁護士が内閣府の公益認定等委員会に告発状を出したのですか。

 伊調さんへの長年にわたるパワハラ行為は、複数の五輪出場選手や協会関係者から話を聞いて知りました。みなさん伊調さんの練習さえできない状況をとても心配していました。

 私は、税金から多額の助成を受けている日本レスリング協会があまりにもひどい行為をしているので、管轄する内閣府に通報するべきだと考えました。ですが、関係者の名前が協会に伝わると、告発した側に被害が及ぶかもしれません。また、教え子や後輩選手にもパワハラが広がる可能性もあるため、関係者たちは告発を非常に怖がっていました。

 そこで、私が告発人になることで関係者に了解をいただき、まずは昨年12月14日付で「ご要請及びご質問」と題した文書を内閣府に提出しました。しかし、内閣府からは十分な回答が得られなかったため、告発状を作成し、今年1月18日付で提出しました。


告発状では、「A」と「B」と書かれた二人がこの問題についてのヒアリングに協力すると書いていますが、すでに報道されている通り、Aさんは伊調さんのコーチです。

──伊調選手は告発には関わっていないのですか。

 まったく関わっていません。姉の千春さんにも連絡をとっていません。ただ、伊調さんの状況については、告発に関わった人以外にも心配している関係者が多数います。

 本来であれば直接被害を受けた方が告発することが最善で、伊調さんに話を聞くべきだったと思う人もいるかもしれません。しかし、報道されているパワハラの事実をみればわかるように、伊調さんを含めて関係者が協会に対して直接的に声をあげることは無理です。

 告発に関わることは、東京五輪で5連覇を目指す伊調さんに害が及ぶかもしれません。そこで、私が告発人になることで、協会関係者から来るであろう批判を受けて立つことにしたのです。

──告発状を出してからの内閣府の反応は。

 返事がないのでこちらから電話をかけたのですが、内閣府の担当者は「調査は終了した」「協会のガバナンスには問題ない」と答えるだけでした(編集部注:内閣府は発言を否定)。「今後の参考にします」とも言っていましたが、告発状でヒアリングを受ける意志があると伝えていたAさんとBさんに、内閣府は話を聞くこともしていません。

──問題発覚後、内閣府は「調査をする」と言っています。

 報道が出て、菅義偉官房長官が3月1日の記者会見で調査の可能性を示唆したから、方針を変更したのではないでしょうか。少なくとも私が電話をかけた時は、ヒアリングをする様子はまったくありませんでした。

──3月2日には、協会が伊調選手と栄氏にヒアリングを実施することを表明しました。協会はパワハラの事実を否定しています。

 練習場を使わせない、コーチを外すなどのパワハラ行為について、正式に決定した文書は存在しないでしょう。だからといって、パワハラの事実がなかったわけではありません。伊調さんが練習場所として使用していた警視庁では、リオで4連覇を達成した後、マットを新調するために伊調さんとAコーチの名前で要請を出してもらい、マットが一新されました。しかし、伊調さんはそのマットで練習できていないのです。何か力が働かなくてはそんなことは起こりえないのです。パワハラの事実は明らかです。

──なるほど。パワハラ以外にはどんな問題点がありますか。

 報道が出た後、栄氏が伊調さんにパワハラをした理由について「コーチとしての面子をつぶされた」とか「教え子が離れたことへの嫉妬」などといった解説がありましたが、私はそう考えていません。

 栄氏は2010年にモスクワで、A氏に対してコーチを辞めろと言った際に「伊調が辞めても他の選手が育っているからいい」と言っていたそうです。これが事実であれば、どういう意味なのか。伊調さんを引退に追い込むためにA氏にコーチをするなと言ったことになります。自らの方針に従う選手以外は必要ない、栄氏に近い選手しか日本代表に選ばれないことになりかねません。

──協会は、A氏が伊調選手のコーチをすることは禁止しておらず、委嘱している男子フリースタイルチームの育成・強化がおろそかにならないように指導しただけだ、と説明しています。

 Aコーチの指導がおろそかになっていたという事実はありません。むしろ、Aコーチの影響で強くなった伊調さんを見て、特に女子選手から「Aコーチの指導を受けたい」との申し出もあった。選手にとって、優秀なコーチから指導を受けたいと考えるのは当然のことですが、その願いはつぶされてきました。協会には多くの問題がありますが、内閣府も報道が出るまでは「ガバナンスに問題はない」と結論を出していました。そのことも問題ではないでしょうか。


* * *
 日本レスリング協会の見解の骨子は以下の通り。

「当協会が伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はございません。同様に、当協会が田南部力コーチに対し、伊調選手への指導をしないよう不当な圧力をかけた事実もございません。(略)当協会として、伊調選手に対し、男子代表合宿への参加を禁止したこともございません。(略)これも当然のことではありますが、当協会が、警視庁レスリング部に対して、伊調選手を練習に参加させないことや、田南部コーチを指導から外すよう働きかけた事実もございません」

(AERA dot.編集部 西岡千史)
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米国務省の半島担当からコリアン除外を歓迎 -

2018年03月02日 | 政治社会問題
米国務省の半島担当からコリアン除外を歓迎 --- 八幡 和郎
3/2(金) 17:24配信 アゴラ
米国務省の半島担当からコリアン除外を歓迎 --- 八幡 和郎
ジョセフ・ユン氏(Wikipedia:アゴラ編集部)
アメリカの対北朝鮮交渉の責任者を務めていたジョセフ・ユン北朝鮮政策特別代表が、退任した。朗報である。

基本的にある地域を担当する外交官にその国にルーツなどを持つ人を当てることは好ましくないと思う。情報漏洩などの危険性が高すぎる。とくにアジアではそうだ。この辞任やチャー氏の駐韓大使任命撤回は良いことだ。

ジョセフ・ユンは駐マレーシア大使を務めたのち、2016年にオバマ大統領に北朝鮮政策特別代表に任命された。マレーシアが北朝鮮と密接な関係があることは金正男暗殺事件でも承知の通りだ。

ニューズ・ウィーク(https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9634.php)によれば「北朝鮮の核問題の平和的解決には、われわれの方針が非常に重要だ。これまで何度も言ったように、われわれは対話を望んでいる」「すべての選択肢は机上にある。そのなかには、軍事的選択も入れざるをえない」「私は(軍事行動の)時期が近いとは思わない」と記者団に語ったという。

最大限の圧力といういっぽうでこれでは、迫力がない。

駐韓大使も空席のままだ。ブッシュ政権下でNSCアジア部長だったビクター・チャだろうといわれてきたが、ワシントン・ポスト紙に北朝鮮に対する先制攻撃に強く反対する論説を寄稿したので候補から外れた。

中国人や韓国人は、永住権をもっていようが、帰化しようが、母国への愛着が強いようだ(AP通信、朝鮮日報の記事を紹介したサーチナの記事参照(http://news.searchina.net/id/1529019?page=1))。日本人は、第二次世界大戦のときに、痛い目にあったこともあっている。そこで、多くの日系人がアメリカ軍に志願したし、あえてアメリカ人であることを強調し、極端には、マイク・ホンダのように反日をウリにする行き過ぎたのもいる。

しかし、中国人や韓国人は母国がアメリカと戦った経験をもたないからまだ踏み絵を踏んでいないのだ。

アメリカ独立戦争や米英戦争を経験した英国系、二回の世界大戦で敵国になったドイツ人、第2次世界大戦のときに敵だったイタリア人は卒業しているが、中国人や韓国人はそれがないことが非アジア系アメリカ人にはぴんとこないのだろうか警戒心が弱すぎる。半島関係の要職をコリアンが独占しているなど危なくて仕方ない。

といっても、彼らだって、自分がアメリカ人であり、アメリカに忠誠を誓うといっているし、また、その出自はおおやけになっているから、ある種、監視対象だ。

それでは、日本はどうかといえば、先祖や親戚に外国人がいたり、ひどいときには本人が帰化していて公務員や政治家になって国家機密に触れていても、そのこと自体が公になっていないのだから、アメリカとはまったく違う。

国家公務員や政治家ではありえないが、国籍を持たない人も隠れて日本人のような顔をして活躍し、あちらの人に悪いことをしたのだから、日本人は、慰安婦問題で謝るべきだ、北朝鮮とは話し合いをすべきだとテレビで主張しているのが実は国籍がない人だなんていう喜劇も珍しくない。日韓二重国籍は珍しいが、なかには、ハーフなどで二重国籍の人がいても、それをオープンにしない。

いつもいっていることだが、私は外国系の日本人が政治家であろうが公務員としてであろうが、日本で活躍することにはまったく否定的でない。

ただ、欧米などでは、そういう場合に、その事実は公になっているし、それを前提に現在国籍を持つ国家への忠誠や文化への愛着をおおいに自分でも強調している。それなしにすませることができる日本は異常だと思う。

あるいは、ロシアがアメリカの世論への工作をかけていることに厳しい法的対応までしているのだが、日本はマスコミの主流が工作などしなくても、彼らのいうがままなのだからお話にならない。

そのあたりも、拙著『「立憲民主党」「朝日新聞」という名の偽リベラル』(ワニブックス)(http://amzn.to/2BQbWyU)では、かなり詳しくしっかり書いた。くりかえし言うが、私は日本が閉鎖的な国であることなど支持しない。ただ、欧米などで普通にオープンになっている情報はオープンであるべきだ、警戒すべきだと思われていることには、同様に国際的常識に従った注意をはらうべきだというだけだ。

八幡 和郎
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平昌でも露呈、欧米えこひいきの冬季五輪採点

2018年03月02日 | 日記
平昌でも露呈、欧米えこひいきの冬季五輪採点
3/2(金) 6:00配信 JBpress
 「バンブーシーリング」――。グラスシーリング(ガラスの天井)ならぬ、その名の通り、「竹の天井」(バンブー、すなわち竹はアジアを象徴しているという)といわれている。

 (文中敬称略)

 米国や欧州などでアジア系の人間が上に登りつめようとすると、その“見えない”竹の天井で、成功や出世の道が閉ざされたり、バッシングやハラスメントを受けたりすることをいう。

 「世界の平和・平等・公平」を謳うオリンピックも、例外ではない。

■ 貴族のスポーツ

 アルプスの最高峰モンブランの麓にある高級リゾート地、シャモニー・モンブラン(フランス)で約100年前に開かれた冬の祭典を発祥とする冬季オリンピック。

 特にヨーロッパの「貴族のスポーツ」の祭典として始まった冬のオリンピックには、この見えない「バンブーシーリング」が立ちはだかってきた。

 貴族のスポーツゆえ、とにかく、このウインタースポーツにはお金がかかる。資金面の上でも、贅沢なスポーツで、世界でも一部の人間しかできないスポーツばかりが集められている世界的に超リッチな競技大会だからだ。

 中でも、ヨーロッパの「美」の基準が色濃く残るフィギュアスケートでは象徴的だ。冬季オリンピックだけでなく、世界選手権でも長年、ロシアや米国が牛耳ってきた。

 その歴史を塗り替えるがごとく、割って入ったのが、日本の荒川静香だ。荒川静香は、2004年の世界選手権で優勝。断トツの強さだった。

 「3回転ルッツ+3回転トウループ+2回転ループ」「3回転サルコウ+3回転トウループ」のコンビネーションジャンプをノーミスで完璧な演技を披露。技術点では「6.0点満点」を獲得し、ロシアや米国などの強豪欧米勢を押さえ、「世界の氷の女王」に君臨した。

 女子シングルで、旧採点システムにおいて、6.0点満点を獲得したのは、それまで世界で、ロシアのスルツカヤと伊藤みどりのたった2人だけだったのだ。名実共に「世界一の女王の天下無敵」な演技だったわけだ。


 しかし、この後、喜びも束の間、世界の氷の女王・荒川に悪夢が訪れる。

 「荒川潰し」である。

 同シーズン直後に開催された国際スケート連盟(ISU)の採点セミナーで、仰天する規定変更のプレゼンが開かれた。世界選手権を制したばかりの荒川の映像が「回転不足ジャンプ」と判断され、“悪い”お手本として示されたのだ。

 直前の世界選手権で「6点満点」を出しておいて、優勝させた選手に「失格」の烙印を押す。誰もがその信じ難いISUの決定の真意を疑わざるを得なかった。

■ 荒川静香の大決断

 さらに、荒川は強靭な体幹に、極めてしなやかな筋肉から織り成される、大きく背中を反らした「レイバック・イナバウアー」で、その芸術性を高く、評価されていた。

 イナバウアーをする選手はいるが、大きく体を反らせた「レイバック・イナバウアー」は、荒川の“特許”と言っていいほど、「イナバウアー」は彼女の代名詞となっていた。

 しかし、この荒川の「十八番」のイナバウアーも、公式試合から加点対象から外された。そして、迎えた2006年のイタリア・トリノでの冬季オリンピック。

 荒川はISUの度重なる採点システムに翻弄され、世界選手権以降、スランプに落ち込んでいたが、加点対象にならない「レイバック・イナバウアー」をあえて入れ込み、さらにもう1つの大きな決断を下していた。

 フリーの曲目を、『幻想即興曲』から、2004年の世界選手権以来から封印してきた『トゥーランドット』に変えた。

 「フィギュアスケーターの中には、技を競うことを目的として、観客の心に響かないような演技をする人もいる。でも、私はそれではいけないと思っていた。高い技を出しながら、観ている人の心にもメッセージをぶつけたかった」

 荒川は競技前にこう話していた。それはまさに、氷の女王の座の奪還を目指し、決死の覚悟で、スケート界に真っ向から挑戦を突きつけるものだった。


 『トゥーランドット』は、イタリア人のプッチーニ作曲の世界を代表するオペラ。イタリア人の世界的テノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティの十八番で、トリノオリンピック開会式では、彼がそのアリア「誰も寝てはならぬ」を熱唱、イタリアを代表する国民的な曲として知られる。

 イタリア人がよく知っている曲だからこそ、本当は難しい。彼らの心の奥底に熱く、深く響く表現者としての高度な演技が求められるからだった。

 「ビンチェーロ(私は勝利する)!」(イタリア語)と雄たけびをあげる最後の歌詞とともに、完璧な演技でフィニッシュしたかつての氷の女王、荒川に会場は、同オリンピックを通じ、初めてのスタンディングオベーションで、その華麗な勇姿を心から称えた。

 「ブラボー(最高だ! )」の声が鳴り響き会場が大きく揺れるその瞬間は、荒川が不死鳥のごとく、氷上に女王となって再び帰ってきた瞬間でもあった。

■ 10年経ってもバンブーシーリングが露呈

 日本はちょうど真夜中だったが、メダルが1つも取れず劣勢を強いられていた日本勢に、最後の最後で1点の輝かしい光を当て、荒川の世界一の舞いが、唯一のメダルを日本にもたらしたことでも、記憶に新しい人は多いだろう。

 「ロシアと米国以外の金は、採点の不公平さから無理」と言われてきたが、アジア選手として、五輪フィギュアスケート史上初のオリンピック制覇という偉業を成し遂げた荒川。

 欧米勢が独占するISU組織、スケート関係競技者に、日本人の真の強さを見せつけた瞬間でもあった。筆者も、今でも、その瞬間を思い出すと胸が熱くなる思いを抑えられない。

 あれから、10年以上が過ぎた今、オリンピックのフィギュアスケート界には、残念ながら、いまだこのバンブーシーリングが露呈する。

 平昌オリンピックでは、団体予選で日本のエース、宮原知子が結果的に4位となったものの、日本だけでなく、世界から次々と不満の声が上がった。

 「ミヤハラ(得点)は盗まれたとしか言いようがない」「心から感動した。あのスコアには全く正義が感じられない」「陰謀だ。ジャッジたちは自分が何をしているのか、分かっているのか」


 映画「SAYURI」の美しい旋律に合わせ、完璧な演技で終えたと感じた宮原は、満面に笑顔でガッツポーズ。高得点が期待されたが得点が発表され、宮原は「え? ホント?」とばかり、一瞬、唖然とした表情で、納得がいかなかった様子が、世界に映し出された。

 ISUによると、冒頭のジャンプの「回転不足」が原因というが、2004年の世界選手権で優勝したのにもかかわらず、あとでISUによって、「回転不足」だったと逆転評価、汚点をつけられたのも、不可解ながら、日本の荒川だった。

 今回の団体戦採点結果については、スケート王国のロシアの世界女王、エフゲニア・メドベージェワが世界歴代最高得点をマーク、世界を驚かす中、日本のエースの舞いに対する評価も世界で議論を呼んでいるのは確かだ。

■ 採点に誠実さなんて10%もない! 

 筆者は子供の頃、少しフィギュアスケートをかじり、新聞記者時代に取材した経験からだが、フィギュアスケートの採点システムほど、毎年のように基準が変わり、複雑化しているのはスポーツ界でも珍しい。

 フィギュアスケート界では、2002年冬季オリンピックでの「ソルトレイク・スキャンダル」といわれる不正採点事件以来、採点基準の明確化など採点方式での不正防止に努めてきた。

 しかし、トリノオリンピックをはじめ、世界選手権などで長年、ジャッジを務めてきたベルギー人のパトリック・イベンスは、「ソルトレイク事件以降も、採点方法が公正、公平になったとは思わない。ズルをする方法はいくらでもある」と明言。

 ジャッジの採点の誠実さについても、「誠実さだって?  10%ぐらいではないか」と平然と答える。

 日本の荒川も、「本来、フィギュアスケートは人の主観が入る。ジャッジも人間なので、選手の名前や演技内容に引っ張られる。世界のトップクラスになると、少々のミスがあって失敗しても下位になることがないのはそのため」と明かす。

 さらに、「また、ジャッジにはフィギュアスケートの未経験者もいる。基準を細かくすればするほど、明確じゃない部分が目立ってしまう」とその問題点を指摘。主観が分かれる「回転不足」などは代表的だ。

 さらに、ソルトレイク・スキャンダル以降、ジャッジ別に国籍と点数が出る方式が変更された。


 これについても、「ソルトレイクオリンピックで判定に対する疑惑が明らかになって以降、国同士での採点の裏取引を防止するため、ジャッジの匿名化が行われた。

 しかし、仮に不可解な点数を出せば、プロである以上、そのジャッジが責められるのは当然のこと。反対に、現行のように点数の出所を曖昧にしたら、全くジャッジ能力は問われなくなってしまう。

 不正回避と言うが、選手よりジャッジを守るためのルール改正だ」と競技者、指導者のプロとしての批判は、的を射ており、しかも重く痛烈だ。

■ 2回も転倒しながら銀メダルに「恥ずかしい」

 また、現行のシステムでは、技を認定する専門家がいて、そのジャッジが決めた技の基礎点に対して、他の審判が マイナス3からプラス3までの幅で評価することになっている。

 そのことに対しても、「マイナス3に、プラス1・・・。評価がなぜこんなにばらばらに分かれるのか私にも分からない」と苦笑する。

 改善されてこうなのだから、こうした欧米主導、人種差別的な運営の中でオリンピックで金メダルを獲得した荒川の凄さは欧米勢には脅威だったに違いない。

 米国の主要メディアは、トリノオリンピックでコーエンが2回も転倒したのに、銀メダルとなったことを「shame! (恥ずかしい)」と報道してたことは、その採点の偏重さを物語っている。さもなければ、村主章枝(トリノオリンピック4位入賞)選手がメダルを取っていたかもしれない。

 一方、今回の平昌オリンピックでは、羽生結弦選手が66年ぶりに、五輪連覇を成し遂げた。 世界の羽生が今あるのは、荒川のおかげでもある。

 2004年に仙台の拠点リンクが経営難で閉鎖されたが、荒川のトリノ金獲得で、フィギュアブームが再燃。同リンクが再開されたからだ。

 しかし、今も国内の有数選手が自由に練習できるリンクは、関西大や中京大内のアリーナなど限られており、環境が充実している欧米諸国に比べ、日本にはスケートリンクが極端に少なく、助成金も少ない。

 そんな逆境の中、第2、第3の荒川や羽生を育成するには、自治体や企業、国の後方支援拡大が必至だ。

 日本が誇る技術や、「こけたら、起き上がる!」逆境の精神力を日本列島で支えてこそ、欧米偏重のスポーツ界を揺るがす日本独自のポテンシャルを世界の舞台で発揮できると信じている――。

 (取材・文 末永 恵)

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カーリング女子の「韓国のいちごおいしい」発言の裏事情 ---

2018年03月02日 | 朝鮮エベンキ族
カーリング女子の「韓国のいちごおいしい」発言の裏事情 --- 黒坂 岳央
3/1(木) 16:11配信 アゴラ
カーリング女子の「韓国のいちごおいしい」発言の裏事情 --- 黒坂 岳央
テレビ朝日「モーニングバード」より:編集部
こんにちは!肥後庵の黒坂です。

平昌オリンピックでカーリング女子が「韓国のいちごおいしい」とコメントをしたことがネット上で大きな話題を呼んでいます。

後半戦の作戦会議と、栄養補給を兼ねてフルーツを食べる姿が「もぐもぐタイム」と呼ばれており、そこで食べたいちごに対して「韓国のいちごはおいしい!」とコメントをしているのです。このコメントだけを見るとなんとも微笑ましく思えるのですが、その背後にある実態を知ると、なんとも複雑な気持ちになってしまいます。

日本のいちごはこうして流出する
過去の記事『韓国や中国に狙われる日本のフルーツをどう守るのか?』(http://agora-web.jp/archives/2030759.html)でも詳しく書きましたが、今いちごを始め、様々な日本のフルーツが韓国に流出していることが大きな問題となっています。

農水省の調査によると、韓国のいちご栽培面積の9割以上が日本の品種を基にしたものといわれています。これまで「とちおとめ」「レッドパール」「章姫」といった日本を代表するブランドいちごが無断で持ち出され、韓国で勝手に交配されて「雪香(ソルヒャン)」「梅香(メヒャン)」「錦香(クムヒャン)」というブランドが勝手に作られ販売されています。

こうした問題を見て「なぜ日本のフルーツが流出してしまうのか?簡単に流出させてしまうなんて脇が甘いのではないか!?」そんな疑問と憤りを感じるのではないでしょうか。しかし、流出経緯を知るとそうは責めきれない部分があることがわかります。

2013年6月に放送されたニュースJAPANの番組でその流出経緯が明らかにされています。

愛媛県のいちご農家・西田朝美さんはレッドパールを6年間かけて開発しました。新品種の栽培というのはものすごく大変な作業で、レッドパールに限らず、開発には数年、時にはそれ以上かかることも珍しくありません。そんなレッドパールは皮肉にも開発者の西田さん自身から韓国人の手に渡り、2013年時点では韓国のいちご市場で8割を占めるまでになっています。

なぜ流出してしまったのか?その経緯はこうしたものです。

ある日、西田さんの元へ韓国人農業研究者が訪れ、「レッドパールの苗をほしい」と懇願されたそうです。「これは絶対に渡せない!」と応じる西田さんへ「そこを何とか!」と拝み倒され、断りきれず応じてしまったというのです。しかし、さすがは西田さん、その時にきちんと書面による契約を結んでいます。その契約書には「レッドパールの苗を5年間、有料で栽培できる条件で渡す。また、契約者以外とは許諾契約しない。」ということがしっかりと書かれていました。しかし書面による契約虚しく、その後韓国でレッドパールは一気に広がり一時は8割のシェアを占めるまでに広がってしまいました。

西田さんの元へ訪れたという農業研究者の正体は金重吉(キム・チュンギル)氏です。彼はテレビ番組の取材に対して堪能な日本語で「日本のいちごよりおいしいよ」と悪びれもなく答えており、彼の本棚には日本の農業技術についての本が並んでいます。韓国でレッドパールが広がって大きなシェアを取っていることについて触れると、「知り合いに苗を譲り渡したところ、勝手に栽培したり売ったりし始めた」と金氏は説明しています。つまり、自分の責任ではないよと答えているのです。西田さんの元にロイヤリティが入ってくることは、とうとう最後までなかったそうです。

悲しいことに西田さんは2015年に他界してしまいました。いちごに人生を捧げた西田さんは、韓国のいちご係争の決着を見届けることはありませんでした…。これはあまりにも悲しすぎる結末じゃないですか。おいしいいちごを開発するのに心血注いだ西田さんの努力はもちろんムダではありません。「おいしい!」と自分が作ったいちごを頬張る人々の姿を見て西田さんは幸せだったことでしょう。しかし、その努力を“ドロボウ国の肥やし”にされてしまった事を思うと、グツグツと腸が煮えくり返る思いです。

彼女たちが食べているのは日本のいちご
カーリング女子がもぐもぐタイムに食べたいちごは、元々は日本の農家が人生を捧げて愛情込めて育てたいちごを基にしたものです。これをいうと韓国は否定するでしょう。「韓国が開発して、違う名前がついている!」と。しかし、その基になった苗は紛れもなく日本のものに間違いないでしょう。

韓国はいちごの輸出ですでに日本の上をいっています。海外輸出量はなんと日本の4倍!日本のいちごを盗み、許可なく勝手に栽培して他国に売ってお金を稼いでいます。これはいうなれば他所の家にドロボウに入って、家財を売ってお金を稼いでいるようなものではないでしょうか。心血注いで作り上げたおいしいいちごで、ドロボウがお金稼ぎをしているのですから気分のいいものではありません。

「いちごおいしい」発言を批判する人たちへ
ネット上にはカーリング女子を批判するコメントも多く見られました。「無知って怖いね」「メダル獲得を台無しにする問題発言だ」「恥を晒している。大学で何を学んできたのか?」といったものです。

こうした心無いコメントに対して、私から怒りのコメントをさせてください。他人を批判する人たちは、自分たちが食べるものの裏の事情を全て知っているのでしょうか?ありえないですよね?韓国に盗まれたいちごがなんとも不憫で、私を含めて農家さんの頑張りを思って腹が立つのはよく理解できます。しかし、彼女たちは農業専門家ではありません。メダル獲得を夢見て努力をしてきて、何も事情を知らずに元・日本産いちごを「おいしい」と素直にコメントをしているだけです。そんな彼女たちを叩くのは明らかに怒りの矛先が間違っています。

怒りの矛先はドロボウに向けるべきであって、彼女たちではありません。それに彼女たちが食べたいちごは、おいしいに決まっているじゃないですか!日本の農家さんが一生懸命作ったものですから、マズいわけがないのです。ただ、そのいちごをドロボウが「どうぞ召し上がれ」といっているのがなんとも歯がゆく、皮肉です。彼女たちはカーリングで立派にメダルを獲得するという大きな成果を上げてきたのです。見当違いな批判をする暇があるなら、これ以上日本のフルーツが流出しないための対応策を考える方が建設的だと思うのです。

契約を結んでも反故にする、純粋な日本の農家さん(西田さんの例)を拝み倒して苗を取っていく、という何でもありの状態で日本のフルーツを取られないようにする策を講じるのは簡単なことではありません。中国でもシャインマスカットの苗が流出するなど、現在でも日々発生している大きな問題なのです。

私ができることは、こうした問題を記事にして取り上げ一人でも多くの人へ伝えることです。

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」(http://www.higoan.jp/)代表

黒坂 岳央

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伊調がパワハラ被害、栄強化本部長を告発 困惑の栄氏「ちゃんとお話しする」

2018年03月01日 | 事件
伊調がパワハラ被害、栄強化本部長を告発 困惑の栄氏「ちゃんとお話しする」
3/1(木) 5:30配信 スポニチアネックス
伊調がパワハラ被害、栄強化本部長を告発 困惑の栄氏「ちゃんとお話しする」
16年リオネジャネイロ五輪レスリング女子58キロ級で決勝のマットへ向かう伊調と栄強化本部長
 レスリング女子で史上初の五輪4連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞した伊調馨(33=ALSOK)が日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)から繰り返しパワーハラスメントを受けたとして、レスリング関係者が1月に代理人弁護士を通じて、内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出していたことが28日、明らかになった。平昌五輪の日本選手団の活躍で沸いた日本スポーツ界にとって、大きなダメージとなる可能性もある。

【写真】号泣する栄和仁監督に肩車される吉田沙保里

 平昌五輪での日本選手団の大活躍に続き、20年東京五輪マスコットも決定。機運が高まりつつあるタイミングで、指導者とアスリートの軋轢(あつれき)が発覚した。レスリング関係者が五輪4連覇の伊調に対するパワハラに関し、伊調の恩師である栄強化本部長を告発したのは1月のことだった。

 告発状によると、スタート地点は、04年アテネ、08年北京と伊調が五輪連覇を達成したあと。姉の千春さんとともに、一度は現役引退も示唆した伊調はカナダへ留学。帰国後は練習拠点を愛知県大府市の至学館大から東京へと移したが、これに栄氏が激怒したとしている。

 東京に拠点を移したあとの伊調は、近隣の大学や自衛隊への出稽古のほか、男子の合宿にも参加。当時、男子の強化スタッフだった田南部力コーチに指導を仰ぐ形で技術を磨いた。当時、女子強化委員長だった栄氏は、田南部コーチに対し伊調への指導をやめるように忠告。そんな状況でも、伊調は12年ロンドン五輪で3連覇を達成した。

 しかし、ロンドン五輪後、栄氏は3スタイル(フリー、グレコローマン、女子)全てを統括する強化本部長に就任。その後、伊調が男子の全日本合宿に参加することを禁じ、田南部氏が指導拠点としていた警視庁への出入りも禁止したという。希望通りの練習ができない中で、伊調は16年リオデジャネイロ五輪で女性アスリートとして世界初の五輪4連覇を達成し、国民栄誉賞も受賞したのは周知の事実だ。

 日本協会関係者は「告発状に関して内閣府からの問い合わせなどはない」としたが、内容が確かなら“アスリートファースト”をうたう20年東京五輪に向け、由々しき事態といえる。一方で、栄強化本部長はスポニチ本紙の取材に対し「伊調から何かを言われたこともない。五輪4連覇に向け、しっかり見守ってきたつもり。伊調がこんなことを言うとはとても思えない」と話し「ちゃんと皆さんにお話しする機会を改めてつくりたい」と話した。
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