閉幕！ バンクーバー

フィギュア女子シングルですっかり終わった気になっていたバンクーバー。
最後の最後にパシュート銀メダルおめでとうございます。

それにしてもフリーの戦いもまたすごかったですね。
真央ちゃんトリプルアクセル全部成功してよかったです。
でも演技としはミスがあったので、あの悔し涙は心に響きました。
翌日は笑顔が戻ってよかったよかった。
キムヨナの演技はこれまた素晴らしくて、魅入ってしまいました。
彼女の金メダルについては異論はありません。
でももうちょっとトリプルアクセルの評価が高くならないもんかと思ってしまいました。
ここにきて初めて心からプルシェンコの言葉に納得しました(笑)。
競技ってむずかしいですね。
キムヨナも、試合直後はこのまま勝ち逃げは許さんと思っていましたが、
彼女の背負うものを考えたらプロ転向でもいい気がしてきました。

ジョアニー・ロシェットも、少しひやひやしましたが無事に終わって何よりです。
３位にとどまってくれてよかった～。
個人的に東洋人で表彰台を占めるような真似はさせてくれない気がしていました。
だから長洲さんの得点が出るのが遅かったのだと穿った見方をしてしまいます。
長洲さんのフリーはこれまたキュートでしなやかでした。
４年後が楽しみです。

鈴木さんにも胸が打たれました。
元気いっぱいの、リンクに立てた喜びの演技。
本当に終わってしまうのがもったいないくらいです。
もうどの選手にも感情移入してしまって涙腺がゆるくなってしまいます。

安藤さんも素敵でしたね。
すごい色とデザインの衣装でしたが、似合っていたと思います。
大舞台もなんのその。素敵な演技でした。
安藤さんとは対照的に、イタリアのコストナーはいたたまれなかった。
最後まで演技ができないんじゃないかと思いました。
でも会場のお客さんが盛り上げようと手拍子をしていたのが印象的でした。

気になったのが韓国のもうひとりの選手。
演技うんぬんというより、フリーの曲が「レ・ミゼラブル」でした。
彼女の年齢と演技の雰囲気にはまるで合っていない物語なのですが…。
音楽の理解点みたいなものも付いていたそうなので、曲調重視で採点されるのですね。
でも物語のある音楽はちょっと内容も合わせて欲しいなぁと思ってしまいました。
その他にも、楽しみな次世代選手がたくさんいますね。

とうとう閉幕の冬季オリンピック。
また４年後を楽しみにしています。