ユリ科ホトトギス属。 多年草。 ユテンソウ(油点草)という別名は、若葉に油シミのような班が入ることから付けられました。また、和名のホトトギスは花に入った紫の斑点が鳥のホトトギス(杜鵑)の胸の模様に似ていることに由来します。 ホトトギスは現在までに19種程が確認されており、そのうち10種は日本だけで育っているものです。原産国も日本や台湾などアジアのイメージが強いホトトギスですが、様々な色や模様を持つ品種があります。 例えば、ヤマホトトギス、キバナホトトギス、タイワンホトトギス(原産台湾)など。 繁殖は種まき(2~3月)、挿し木(5~6月)、株分け(2~3月)で行ないます。 原産地:日本、台湾、朝鮮半島(東アジア)。 日本固有の花で、夏の終わりから秋にかけて斑点模様の花を咲かせます。 たれもが一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。主に岩場の斜面のような湿った環境を好んだり、他の植物との競争に弱いため、園芸では鉢植えなどで親しまれています。 鳥類のホトトギスが「霊鳥」とされていたことにちなんで、花のホトトギスもまた格調高い花として茶花や活け花に古くからよく用いられています。 開花期:7月~10月。 ホトトギスは細い茎をすっと伸ばした先に、濃い紫色の斑点が入った小さな花を上向きに咲かせます。草丈は1m以下で、1つの枝から1~3輪ほど分枝して開花する性質があります。 10月9日の誕生花。 花言葉:「永遠にあなたのもの」、「秘めた意思」、「永遠の若さ」。
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ホトトギス (10月15日自宅)
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