キンポウゲ科ヘレボルス(クリスマスローズ)属。 草花、多年性。常緑性で耐寒性は強い。日蔭でも育ちます。 鉢植え栽培で重要なのが植え替えです。根腐れや根詰りを防ぐためです。11月末頃までか、春になって気温が暖かくなる2~3月頃です。植え替えは根をほぐさないこと、水で洗っては絶対にいけません。黒くなっている根があるときは取り除きます。 原産地:ヨーロッパ~西アジア。 日本へは明治の始めに渡来した。 別名:ガーデンハイブリッド、レンテンローズ、ヘレボルス・ヒブリドウス。和名:カンシャクヤク(寒芍薬)。 クリスマスローズの種類は有茎種と無茎種があります。有茎種は茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせます。根茎は未発達で細い根が生えます。 無茎種は葉茎と花柄が根茎から別々に直接出てきます。根茎は丈夫で太い根が生えます。クリスマスローズは株分けで大量に増やすことが出来ません。そのため種で増やしています。しかし、種で殖やしても花色、花の模様が安定せず、同じ花が咲きません。それがクリスマスローズの特徴なのです。同じ花が咲かないからこそ好みの花を見つけて育て、新しく交配する楽しみが出来ることが魅力の一つとなっています。 開花期:10~4月。一重咲きは昔からあり、もっとも一般的な品種です。しかし、最近では八重咲きの品種や、半八重咲きの品種も見られます。花は白、ピンク、黄色、緑、紫、茶、黒、複色。 切り花は40℃の湯に入れ、花の下から茎をたっぷり浸し、そのまま冷えるまで入れておき、湯上げをしたらたっぷり水に浸かるように活ける。 これがクリスマスローズならではの湯上げです。 毒性:根茎に強い毒があり、嘔吐、眩暈、不整脈、心臓麻痺、など、食べない限り大丈夫です。 12月19日の誕生花。 花言葉:「いたわり」、「追憶」、「私を忘れないで」、「私の不安を取り除いて」、「慰め」、「スキャンダル」、「中傷」。
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クリスマスローズ (11月7日自宅)
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