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ニシキギ科ニシキギ属。落葉低木、または、小高木。 雌雄異株、古くなると幹には縦に裂け目が目立つ。 新芽は山菜として利用される。天ぷらやおひたしなどに向く。材質が強い上によくしなるため、古来より弓の材料として知られ、名前の由来ともなった。この木で作られた弓のことや、単なる弓の美称も真弓という。和紙の材料にもなったが楮にとって代わられた。現在は印鑑や櫛の材料となっている。 別名:ヤマニシキ(山錦木)、カワクマツヅラ、オトコマユミ、カワラマユミ。 原産地:日本、中国。日本と中国の林の中に自生する。日本では北海道~九州にかけて分布、海外では朝鮮半島、サハリンにも分布する。秋には果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれ、盆栽に仕立てられることもある。 高さ3~6m程になる。 開花期:5月~6月。 花は初夏、新しい梢の根本近くにつく、薄い緑で4弁の小花。果実は枝にぶら下がるように付き、小さく角ばった4裂の姿. 果実の色は品種により白、薄紅色、濃い紅色と異なるが、どれも熟すと果皮が四つに割れ鮮烈な赤い実4つ現れる。 市販のマユミはメス株しか出回っていないが、メス木1本でも果実がなる。 10月24日、10月31日の誕生花。 花言葉:「真心」、「あなたの魅力を心に刻む」、「艶めき」。
写真
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マユミ(真弓)11月7日浅川土手