ロイヤルモータースとその仲間たち

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ハイキングおじさんの「こころの風景」

2019-12-10 15:29:56 | ハイキングおじさんの「ひとりごと」
NHKの「こころの風景」火野正平さんがチャリンコで尋ねる番組に応募したものです。

ハイキングおじさんの「こころの風景」(原風景)は臼杵川に架かる日豊本線の川上にある中洲(今あるかどうか?)から見る鉄橋です。

毎年、夏休みに2週間ほど母の実家に帰省していました。
母の実家は臼杵川に架かる日豊本線の川上にある臼杵市市浜で前は臼杵川の堤防までおばあちゃんの畑が続いていました。
この臼杵川で水泳ができるようになり現在も水泳の大会に出ています。

5歳ごろ上臼杵駅から人力車(観光用ではありません)で母の実家に行った思い出があります。
約60年前、汽車(SL・観光用ではない)が上臼杵駅出てすぐにトンネル入り抜けると臼杵川の鉄橋を渡ります。トンネルに入る前にポ~と汽笛を鳴らします。
橋を誰か渡っていないかの注意です。 近道をするため汽車が来ない時鉄橋を渡る不届き者がいたようです。
その音が聞こえたら臼杵川で遊んでいた私たちは鉄橋を見ました。
汽車が煙を吐きながらトンネルを抜け鉄橋を渡ると乗客は新鮮な空気を入れるため窓を一斉に開けます。
汽車が通り過ぎた後、トンネルから煙が出てきます。
私が小学3年生の時、大分に住んでいる従兄弟の「こう兄ちゃん」(高校生・家が火事で焼け出され苦学のすえパイロットになりました)が母の実家から大分に帰る汽車で臼杵川を渡ると手動でドアが開きデッキに降りて取っ手を持ち右手でサヨナラの手を振ります。 僕たちは臼杵川の中州から、おばあちゃんは土手から手を振っていたことを今も鮮明に思い出します。

今はおばあちゃんも母も亡くなり、その土地は40年前に売却され現在は宅地になっていると聞きました。

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