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8月23~24日関西では京都を中心に仏教の宗教行事で地蔵盆は、地蔵菩薩の縁日で、一般的には、その中、寺院に祀られている地蔵ではなく、道神信仰と結びついた「路傍や街角のお地蔵さん」いわゆる「辻地蔵」が対象となっている古くから伝わる日本の風習の1つで50年ほど前に京都で初めて知ったが神戸でも古くからある町並みにある小さなお地蔵さんに花をや提灯をかざり、子供とお母さん、お年寄りを中心に行われるているが、現在住んでいる六甲の山裾のマンションの付近にはその行事は無いとと思っていた。ところが、同じ町会名の1丁目に日本最大の「馬頭観音像」で知られる妙光院(天台宗)で「地蔵まつりが24日13時から行わることを知ったので行ってみた。歩いて15分弱のところである。妙光院に近づくと木魚の音が聞えきたが地蔵尊への読経が始まったようだ。
入り口門扉には菊の御紋章があり皇族に関係があるようだ。馬頭観音像へ上がる石の階段中段の東側に立派な地蔵尊があり、沢山のお供え物(菓子類)があり、僧侶が読経しお年寄りが手を合わせていたが子供の姿は見当たらなかった。
あまりにも暑さを感じたので読経の最中だったが手を合わせ下山した。妙光院の道路の向いは灘区青谷町で50㍍ほど南に京福寺でも地蔵祭りの仏事が行われていたが、この寺院では子供たちが大勢、地蔵尊前でお母さん達と並んでいた。
読経はすぐ終わり、こども達が、お供え物のお下がりの菓子を沢山持って出てきたが、次は妙光院へと向かって行った。成るほど子供たちはお下がりの貰える順番をよく知っているのだ。
こども達が去った後読経をあげていた地蔵菩薩(子安地蔵)は、よく見ると赤ん坊を抱いている。幼児を抱えたお母さんに住職が「この子にみ佛のご加護をあらん事を!」と幼児に経を唱え御札を張り付けるように見えた。京都でみた道祖神信仰と結びついた「路傍や街角のお地蔵さん」いわゆる「辻地蔵まつり」とは違った寺院での「地蔵まつり」であった。
地域・地方によってお祭り・行事の仕方が違うようですね。
お下がりを子供たちに振舞う習慣を知らなかったです。
地蔵盆は京都の洛中の町会単位で「辻地蔵」の地蔵盆が盛んで大阪、神戸でも旧市街地でさかんに行われたそうです。四国は仏教王国、地蔵菩薩像をまつった寺もあり盛んだと思いますが、我が世代の子供は戦中、戦後の食糧難時代で地蔵盆とこでは無かったようです。
近畿の古い町には町会の境に地蔵盆辻地蔵があり京都は勿論の事、子供のためにやっているようです。
でも、現代は子供の菓子は溢れるほどあり、子供は興味が無さそうです。
辻地蔵盆はユネスコでも日本の民俗文化財などに該当されているようです。
こんなお祭りが有る事などまるで知りませんでした
たまには御参りしなければいけませんね 色々勉強致しました・・・
コメント
妙光「院へは1月の初観音へ詣でたことはありますが寺院での地蔵まつり」があるのは知りませんでした。
京都で知った地蔵盆は町内の辻地蔵(婦女と子供のための)地蔵祭りでした。