「本籍地の移籍」手続きをすませる

午後28/23℃
　昨夕台風１６号は温帯低気圧となり九州から雨雲が偏西風で神戸も昨夜から雨が降り出した。　今月、「傘寿の同窓会」故郷の新発田へ帰ったが本籍地がまだ新発田籍だったので戸籍を移動させるため戸籍謄本の交付を受け昨日、区役所へ移動手続きを済ませた。戸籍法の事は良く解らないが日常生活上、銀行、法務局など幾つかの申請手続きで戸籍謄本（抄本）の添付する必要の書類がある。。新発田市から交付を受けた謄本を見ると子どもは女の子ばかりで嫁がせたので除籍となり、我が女房殿と二人きりの記載となっている。　戸籍謄本または抄本が必要なのは一般的なのはパスポートの申請だがパスポート申請は三度申請しているが、その都度、新発田市役所から郵送で申請交付を受け不便を感じていた。　現在、持っているパスポートの有効期限はあと2年ほどあるが、この歳になって海外へ行くことも無いだろうし、謄本（抄本）が必要な時は、あの世へ行く時だろうし本籍地が遠隔地にあると、やはり不便で迷惑をかけるので昨日区役所へ行き移籍手続きを終えた。　手続き中、我輩より少々年配の老夫婦が古い青焼きの戸籍謄本を持って移籍手続き申請していたが謄本が５０年以上のもので有効期限切れで移籍手続き不能なのである。　老夫婦が係員に相談していたのは戦後の地方自治法の改正で市町村の廃置分合や行政区画の変更、平成の市町村大合併で広域化して何処の町の役場から新しい戸籍謄本を取り寄せたいいのかの相談だった。　我輩も新発田市役所で記憶にある本籍地を記入し、提出したが、やはり間違っており訂正印を押して交付を受けた。区役所での本籍地移籍変更手続きは難なく受理された。
　今後は越後新発田籍から摂津国八部郷の神戸籍（平安時代の平清盛、織豊時代と徳川幕府の大阪城代が領有の天領）となったのである。　江戸時代までは姓の無い農工商の一般庶民は特に侠客などは仁義を切り（自己紹介）、自分の出身地や生まれの紹介を「上州（上野国：現、群馬県）国定村（現、伊勢崎市）の忠治で・・・」の仕切り口上では講談などでよく知られている。　明治時代になると、国民全員が姓をつようになってから戸籍法ができたが現代生活では戸籍を求められることは殆んどないのである。　現在の世界では戸籍法があるのは中国と日本だけだそうである。　なお、本籍の地は日本国内で国の区画行政地域で番地の表示がある所は何所でもよいと戸籍の係りの職員から説明を聞いた。（マンション住まいの人はマンションの号数は含まれない。）

（ずんだ餡のお萩、検索イメージ画像）

　本籍の変更・移動手続きを終え三宮の地下街のスーパーに立ち寄り、好物の「ずんだお萩」探したが、彼岸の中日は作ったが、今日は作っていないと店員は言っていた。

 

　やむなく、上画像のお萩を買い、家に帰り昼食としたが「きな粉のお萩」の中には粒餡が入っていて久しぶりに食べるお萩は美味しい。　戦中、戦後の砂糖や甘味料が無い時代に母親が塩粒餡のお萩を作ってくれたが、これも懐かしいが「塩餡お萩」なるものは、もはや店頭には無いだろう。　今日、太平洋上の南鳥島近海で熱帯低気圧が台風１７号に変わり発生したが週末に自治会の「日帰りバス研修旅行」があるが近畿地方には影響が無いとみているが、どうだろう。