蓮を撮るのに丁度良い小雨降る日になりました。
主婦の私にとっては早いお出かけでしたが、電車に乗りました。
カメラ仲間さんの集まりで、楽しみな会です。
皆さん上等なプロ仕様のカメラですが、私は一人デジカメです。
自分の能力を等身大に知り尽くしていますので、背伸びすることもないし、
口だけ達者と自他共に認めていますので、
自分なりにこの会に溶け込み皆さんの作品を見ているうちに理解できる範囲で
吸収出来ているのか最近建て物も倒れそうでない!とか、
何とかみられると言って下さるしブロ友さんからも綺麗です!
というコメントも稀ですが頂きます。
写真とは・・・!?と食事中も禅問答の様な討論をします!
結論は出ませんが皆さんそれぞれの団体に属したつわもの揃いですが、
ユーモアの中から如何に自分のものにするかそれぞれが私にアドバス下さいます。
有難い事だと思っています。
今日はハスの花とカイツブリの赤ちゃんの撮影会でした。
お昼に頂いた箱入り料理
カイツブリ
赤ちゃん1匹だと思ったら2匹いました。
お父さんが餌を運んできます。手前が抱卵する巣です。
今日は蓮を主体にしました。
今日の 11948 歩
さすが芭蕉翁はフットワークが軽やかだとずっと思っていました。
やはり俳人はかくあるべきやと今更ながら。
撮影会ではあっても、何処か俳諧の心にも通じているような、みほ女史を想像します。
今ハ昔、折々に琵琶湖を訪ねました。鳰はよく見かけましたが、浮巣はよくは分からなかったです。勿論、写真などでは見ましたが。
画像を拝見して、むべなるかな。いや、浮巣なるかなと思ふことしきりでした。
我が蔵書に水上勉さんの「鳰の浮巣に」があります。京都を舞台にしてある女性の生き様を描いています。面白いので何度も読み返した覚えがあります。
他にも近江の女性エッセイスト?の作品「鳰の浮巣」があります。これも、もう随分以前のものですが、書庫にあります。いま、著者のお名前を確認しに行くのが面倒なので、またの機会に。
私の「心のふるさとマザーレイク・ビワ」。そして鳰(ニオ)を眺めていたことを想ひ出して、何だか目頭が熱くなるひと時でした。
ご健勝を念じます。今宵これにて。
五月雨に鳰の浮巣を見にゆかん 芭蕉
の句を頂き
鳰がゐて鳰の海とは昔より 虚子
を思い出しました。
昨日沢山の方たちとカメラを手に見ていました。
カイツブリ浮き寝のひまもなかりけり 子規
って感じでした。
カメラを持つと俳句が出来なくなりました。
カメラ目線では心が入りません。
じっと眺めてこその句作りを実感しています。
水上さんの「鳰の浮巣に」読んで見たくなりました。