GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「メンターを探せ!」(6)「親友夫婦&ハローワーク」編

2012年05月13日 | Weblog
 今日の堺CCでのラウンドも記憶に残る凄いゴルフとなった。最初の驚愕は、ご一緒に回った女性のYさん(3/7に初めてラウンドした当会員の女性)のチップインバーディーだ。ロングホールの4打目を直接カップインさせた。打ち上げだったので誰もカップに入った瞬間を見ていない。グリーンまで130ヤードの登り。Yサンはウッドを持ち、打ったボールは少しトップ気味になった。しかし、その分転がりが良くグリーンまで駆け上がり、ピンに絡んだように見えた。4人がグリーンに上がったがYさんのボールが見あたらず、グリーン奥まで探したがやはり見あたらない。O君が「入ってるんちゃうか?」と途方もないことを言い出した。Yさんはグリーン奥から急いで、ピンまで近づいた。カップをのぞき込んで「入ってるー!」と叫んだ。私たち3人も飛び上がって喜んだ。
 次の驚愕は私の2回のチップインパー。グリーンエッジからの15、20ヤードの距離をなんと2回も入れたのだ。前回のようなトップでピンに当たって入るようなまぐれではない。3人の目の前で、落としどころにキッチリ落とし、登りのラインをと少し下りのスライスライン読み切ってイメージ通りに放り込めた。これで堺CCでのラウンドは5回目だが6回もチップインパーができたのだ。こんなにラッキーが続くことはない。練習の賜物だ、強くそう感じた。

(メンター●「練習は裏切らない」)

<結果報告>
 私:95(47.48)、O君:121(59.62)、O君の細君:102(53.49)、Yさん:99(45.54)
 *Yさんは生まれて初めて100を切り、
  99という生涯で最高のスコアを記録したことも付け加えておく。

    

    

 O君とは中学2年時、同級になり友達になった。3年も同じクラス。その後同じ高校に進学し、3年間同じクラスだった。互いに浪人したが、最も長く一緒に時間を過ごし親友となった。彼の性格を2文字で表現すると「堅実」だ。私のような好奇心旺盛でキョロキョロするような男ではなく、新しいことに飛びつくような人間でもない。 最大の長所は、付き合えば引き合うほど優しさが沁みいってくる、そんな誠実な性格だ。

 アリストテレスは「性格は宿命」(●メンター)と語っているが、一緒にゴルフをやってみて、アリストテレスの言葉が正しいことを改めて確認した。私の助言を素直に聞く耳を持っていた。あの素直さは、中学の頃から全然変わらない。だから吸収合併・リストラという激戦の金融業界で、上司に気に入られ、生き残って来られたのだと思う。素直である限り、人は伸び続けることが可能なのだ。そして誠実さは人に必ず伝わる。きっと、彼は今、そのことを実感しているに違いない。

先日ハローワークの若い担当者の方が、どれも欠かせない「採用の3拍子」を語った。
1)人柄 2)能力 3)体力(健康)(●メンター)

O君にこの3拍子を当てはめると、
1)人柄(10点満点)、
2)能力(9点 堅実で誠実な性格は銀行マン、特に信用金庫には絶対に欠かせない)
3)体力(8点)
某事務所に勤める奥さんのMさんにも当てはめてみる。
1)人柄(12点の満点以上)頭が良く素直で優しく包容力もある。
2)能力(10点 事務所の所長がきっと手離さないはず)
3)体力(11点 今日のゴルフで200ヤードショットを連発。私も驚愕した。
     あとは寄せとパットを練習すれば、すぐに平均100切りは確実)

 ハーフ後の食事タイム、プレー終了後のゴルフ談義で、私は<グッドラック節>を炸裂させてしまった。あんなに饒舌になったことは殆ど記憶にない。Yさんもとても素直な方で、私の話に耳を傾けてくれた。3人の素直な聞き手が、私を饒舌にさせた。最高の聞き手、つまり聞く耳を持つ能力の持ち主だったのだ。そして、彼等も様々なことを語ってくれた。まさしく久闊に叙する時となった。

「聞き上手な素直さを相手に示せ。
  そうすれば相手は自分の本音を勝手に語り出す」

                                             (グッドラック●メンター)