見て来ました!「永遠のゼロ」
泣けました、一杯泣いちゃいました。
『生き残った者たちは、物語を続けなければいけない…』
このセリフが今も胸の中で木霊しています。
「再び戦争を始めてならない」このことに異を唱える人はいないでしょう。
太平洋戦争の総戦死者212万(戦死148万、病死・餓死64万)、この他に民間人犠牲者が70万人と言われています。
昭和20年(1945)の全人口は、約7,200万人(男性:3,390万人、女性:3,810万)なので全人口の約4%もの人が亡くなったことになります。
この膨大な数にも背筋が凍り付きますが、恐ろしいのはこの戦争末期、戦いを継続するために<特攻>と呼ばれる体当たり作戦が立てられ、この狂気の作戦をほとんどの人々が黙認したことです。生き残った者たちが続けなければならない物語とは、この狂気を将来の人達に伝えなければならないこと、そして、これからは<永遠に戦死者数を0>にしていかなければならいないと映画を見終わって思いました。