楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

降りしきる雪とネオン

2006-12-03 22:43:00 | 芸術
降りしきる雪の中、ネオンの街、すすきの。


この季節がこの街の絶景である。
昔と何も変わらない。
ひげのニッカはもう30年以上もこの街を見続けている。
朝まで過ごした思い出の深夜喫茶はあそこだ!
私のそして--の、ほのかな青春がこの街には埋まっている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹色の雪

2006-12-03 22:31:33 | 自然
ポカポカ陽気の東京から凍てつく札幌へ。
午後7時。会議が終わって外へ出た。
北大キャンパスの暗がりに降りしきる雪。
街灯の下、雪が虹色!

思わずシャッターを切った。


北の街は、風景のこの突然のジャンプがたまらない。
この静寂と美しさが全てを覆い尽くす。
あす朝は一面銀世界だね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賢帝

2006-12-03 22:21:40 | 読書
ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉

新潮社

このアイテムの詳細を見る

東京-札幌の機中、やっと読み終える。
ネロ皇帝という、カエサル以降の血のつながりが途絶え、混乱のあと新たな血によって栄えるローマ帝国。
トリアヌスーハドリアヌスーアントニウス、この三代を賢帝の時代と塩野七生はよぶ。それはちょうど日本の戦後60年と同じ長さの平和な時。それはとてつもなく退屈な時代。
支配される側にとっての賢帝とは「安全」と「食:を保証してくれ、何も変えない「保守」。
そして賢帝の人物像は_Virtus. 日本語では「徳」と訳すのがいいという。
そして、2,000年後。この原理はなにも変わっていない。
ちなみに、その時日本は、たったの一言でしか残ってはいない。倭国。
最近、かの核実験をやった国が怒りに任せて、日本を「倭」と呼んだ。
遠い海の果てに、人に委せておけばいい(「倭は字面から行くとそういう蔑称:そんな話どこにも書いてはいなし、教えられてもいない、しかしそれ以外に考えられない。誰か知っている人がいれば教えて欲しい)島だったのである。文明の中心、大中華からみれば。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする