あっ！と言う間の１週間

船を降りたのが５日。
６日、記者会見だなんだどたばた。深夜帰京。
７日、ほったらかしであったマスターの発表会本番!
よくやった！師のいない中で.事前チェックする暇はゼロ！
親のない子は良く育つの見本だ！君らはもう一人前で生きてゆける！
最高！すごいね集団の力と、人間の底力。
８日、あわてて、再び帰港地へとんぼ返り。
９日、国際シンポ。懇親会。寒ー！
１０日、再び、やっと帰京。以降２ヶ月ぶりの爆睡！。
１１日、目が覚めたら午後３時であった。
ざっと１８時間は寝たか！
これから、現実世界復帰のためのリハビリが必要だ。
まずは、明日締め切りの、学会要旨提出から。


２月４日、航海最終日の日没。それまでの嵐が嘘のようにおさまり、明日の入港を待ちわびているのに答えるような鮮やかな日没でした。

４０時間不眠

最後の船なのに降りる前に片付けねばならない仕事が山とあり、おまけに陸の締め切りも重なってほぼ４０時間寝ていない！
みな下船を楽しみに港の明かりを見ながら寝静まっている。
聞こえるのはエンジンの「ぼんぼん」だけだ。
終わった！
朝まで６時間寝れる！
寝るぞ！
おやすみ

最後の最後まで深夜勤務

朝だ！もう７週間も休みなく、深夜がつづいている。
しかし、それもこれが最後？明日朝には船を下りる。
しかし、それまでに終えなければならない仕事が山とある！
今日やってくるであろう大量のレポート。
それらにすべて目を通し、そしてあさってのマスコミ対応の準備。
明日の夜は終了の大宴会。
もうぼろぼろだ！
最後の最後までいろいろある。
とくに巨大科学と個人と、科学における独創の関係は実に複雑であり、そのことをめぐってぐるり海の向こうと大量のメイルでのやりとりがつづく。
この課題は古いようではあるが、実は科学の進展のスピードがとてつもない段階となっている今、実に現代そして未来のの問題なのである。
情報社会におけるオープン資源と著作権の問題に似ているが、科学の世界は個人の独創の競争によって進んできたこととどう調和させるのか、という本質的問題を科学におけるオープン資源問題には含んでいるからである。科学哲学の新しい課題だ。これを明確にできた巨大科学は破竹の勢いでいくだろう。失敗する科学は、乗り越えられていくだろう。
実践を伴っているので、実に緊張する課題だ。
いちサイエンティストの方がはるかに楽だぞ！
あすは降りて飲むぞ！