つづき:
人数制限がなされている売り場へと続く行列に並ぶこと10分、
ようやくファンシーの巣窟、パン/スイーツ売り場への立ち入りが許可された。
幸いにも対面販売では無い。
行列った以上、看板商品を買わなくては損した気分になる為、『天使のチョコリング』を買うつもりではいたのだが、
ケーキ屋にありがちな“ショーケースに入った商品を指差し、名前と個数を告げるシステム”の場合、
羞恥心を見破られること無く『天使のチョコリング』と発音出来るかどうか不安だったのだ、ファンシー国外に住む中年男わ。
以前、他のファンシー国で、
「『森の妖精の舞踏会』を2つ、それから『恋人達のメヌエット』を1つ下さい。」と注文した直後、
極度に赤面→貧血になって倒れた中年男を見て以来、商品選びにはナーバスになっているのだ。
「『2級ボイラー技師の残業手当』を大盛りで」とか
「『マグロ漁師のサイコロ遊戯』を『堀内孝雄ドリンク』とのセットで」とかなら楽しく注文出来るのだが。
パイ生地にクラッシュしたチョコとナッツを練りこみ、直径10cm程の円筒に成形、
ソレをドーナツ状に丸めて焼き上げたモノが『天使のチョコリング』の正体である。
買って一口食べたものの、それ以降、誰も手をつけない(美味しいんだけど重い:胸焼けることこの上無い)。
ので無理矢理独りで食う。
日曜日の夕食後/月曜日の朝食/その夜のデザート/翌火曜日の朝食として食べ、ようやく完食となった。
ファンシー国民ズは2個3個と買い求めていたのだが、、ファンシー国に滞在し続ける苦労を思い知らされた一日であった。 【完】
「ペコちゃんのほっぺ」という不二家のお菓子をもらった事があります。
しかも、数が少量でした。
メルヘンな名前でも数が多いと多少は
ワイルドさを感じますが、
メルヘン+少量=気の毒。。。
「あべ静江のうなじ」、
「からしレンコンの片思い」なんて商品が欲しいところです。
天使のチョコリングのひとつやふたつ、
やみっつやよっつくらい・・・
楽勝なんですけど(*゜∀゜)?
胸やけってなんですか(*゜∀゜)それオイシイノ?
みたいなw
サンちゃんならアッ!っという間に「国王」まで上り詰めそうです。
「むねやけ」って、「青葉城恋唄」「仙八先生」のことですよね?