【Shallow】
200mm×200mm
今回の展示には、
『飲食店の店内であり、展示位置も決められている』という制約がありました。
・・・ブログ復帰後、何かがオカシイと感じていたのだが、「~ました/です」口調がイカンのだな。
以前のように「~した/だ」に戻す。
制作は、その条件を基に開始した。
具体的には、サイズの割出と額装を含めた展示・プレゼンテーションの方法である。
店内は、入口がある面に対し、『奥に長い形状』になっている。
その長い面の1辺~カウンター席の背面にあたる、が展示のメインとなるスペース。
その前後には個室/テーブル席となる空間があり、展示可能な壁面が各部屋2面ずつある。
・・・この説明ではよくワカラナイと言う人は、
『リンゴを縦半分に切った断面』を想像してみて欲しい。
人の言うことなど簡単に信じてはいけない、という事がお解りいただけると思う。
それらとは別に、
20cm×20cm×奥行き15cmの飾り棚が12個設けられた壁があり、以上が展示スペースの全てだ。
今回、一番頭を悩まされたのが『飾り棚』の使い方である。
男兄弟の長男でありながら、「二郎」という名をつけられてしまった男の人生と同じくらい悩み苦しんだ筈だ。
「額装したポストカードサイズの作品を展示しようか」
「それだととても小さくなるし、空きスペースも中途半端だ」
「でも作品単体ではねぇ、、、なんとか額装した状態で見せられないかな」
「じゃー『リンゴを縦半分に切った断面』を想像してみてはどうだろう」
「帰れっ」
そもそも何故/何を悩んでいたのかと言うと、 ・・・長くなりそうなので、【つづく】
作品のタイトルは【Shallow】。
コチョウランをキャンバスに見立て、色を重ねまくってます。
同じようにして何枚も描いたモノの中で一番キレイにおさまった作品。