おーい!おかん!

~京都・山・自然・お神輿大好き~

お腹の調子

2021-05-29 | その他
ストレスまみれの生活になって、先が見えない、見る余裕すらない・・・
そういう時って、お腹の調子が悪くなることあります。
私は10歳ごろから20代後半まで、お腹の調子が良いことはほぼありませんでした。
特に、中学校から20代前半までは最悪。お腹に生活がのっとられていました。
今思えば「過敏性腸症候群」だったのだと思います。
その頃は過敏性腸症候群という病名は、現在ほど広まっていませんでした。今でも理解してくれる人は少ないかもしれません。
本当につらいんです。思春期の子には特に。学校ではトイレで個室にこもるなんてできません。いじめやからかいのネタを提供するようなものです。
親にも訴えましたが、相手にされず。
毎日の腹痛や便通異常、お腹の張りで苦しんでいました。少ないお小遣いで薬を買ったりもしました。
もちろん授業に集中なんてできません。トイレを我慢する時間ですから、拷問でした。
集中できないから成績は下がる、連絡事項も漏れだらけ。忘れ物も多い。
よく登校拒否にならなかったと思いますが、辛いことほど子供は親に言えないことがあるのです。
いじめにも通じますが、親を心配させたくない、情けない子供だと思われたくない・・・言っても無駄だろう、と。
で、お父さん・お母さんにお願いです。いじめと同様に「お腹」も気にしてあげてください。
心はお腹につながっています。ストレスで円形脱毛症になったり、抜毛したりするのと同じです。
子供が辛いことがある、と話しをしてきたら、まず聞いてあげてください。
自分の考えや提案はいっさいなしで、ただ相槌をうって、もっと聞かせて、と言ってあげてください。
そして、力になりたい、どうしてほしい?と聞いてみてください。
「話したって無駄」ラベルを張られる親は悲しいです。そして、そんな親だと感じてしまったら、子供はどんな大人になるでしょう。
一番身近な大人が「信頼できない人間の見本」になってしまいます。
心からくる体の不調は回復が難しいです。大人は自分で工夫のしようもありますが、子供はそれができません。
せめて「しんどい」という声をだせる場所を、子供には持ってほしい。そう思います。