京セラ美術館に行ってきました。鳥羽離宮跡の発掘品や肖像画などが展示されています。
白河上皇の鳥羽離宮造営~鳥羽上皇崩御まで・・・「京セラ美術館のこのあたりが!こうだったのか!」と興味深く見せてくれます。
合わせて読むと、これまた楽しい!井上靖「後白河院」。全くの偶然ですが、図書館でみつけてしまいました。(本に呼ばれた??)
美術館で白河→鳥羽の時代を想像し、本を読んで崇徳・後白河と辿れました。
百人一首「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思う」
崇徳さんの歌を教科書で読んだときは「なんて激烈な恋の歌なんだ!」と思いました。
が、激烈なのは彼の人生の方なんですね。父親に疎まれ、皇位につけず、流された土地で亡くなっちゃうのだから。
「後白河院」、昭和50年発行ですが、全く古さを感じません。むしろ新しいかも。
歴史音痴な私でも楽しく読めました!(どろどろの人間模様がドラマチック!)
宮尾登美子「錦」、西陣織のお話です。大阪~京都を舞台に明治から昭和まで。
本を読むと、「キャスティング」してしまいます。この役はあの俳優さんかなあ・・・って
今日も暑くて湿度が高かった! でも夏は辛いものが美味しいですよね!