温室の中に「お釈迦さまの木」と紹介されていた3種類の木がありました。
ムユウジュ(無憂樹)・・・マメ科の木。お釈迦さまのお母さんが、里帰り出産途中にこの木の花に右手を差し伸べた時に、お釈迦さまが生まれたそうです。何の心配もなく出産されたので、「無憂」なんですね。
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インドボダイジュ・・・お釈迦さま悟りの木で、クワ科の植物です。 苦行で弱った体を村人の供養を受けて元気を回復し、悟りを開かれた時に座った木だそうです。
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サラソウジュ(沙羅双樹)・・・お釈迦さま入滅(にゅうめつ)の木で、フタバガキ科の植物です。
子の木の間に身を横たえられ、最後の説法をされ涅槃に入ったそうです。その時、沙羅双樹は満開で、花びらがお釈迦さまに降りかかったんですって。フタバガキ科の植物です。
祇園精舎の鐘の声・・・のほうの沙羅の木は、ツバキ科のナツツバキです。これも綺麗な白い花を付けますよね。
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最後の写真は「内藤唐辛子」。内藤新宿といえば、宿場町でした。その頃からの東京野菜だそうですよ。
お蕎麦の薬味に欠かせませんもの。
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3月末には満開の桜が見られるかな。新宿御苑を見て、四谷の中央線脇の桜並木、なんでどうでしょうか。楽しみ