音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

教えあえる関係

2008-02-13 | こだわり
数才年上の愛弟子Qさんはとにかくすごい
ヴァイオリンは教えているが、それ以外は教わることの方が多く
頼りになる存在のひとりだ。

あるとき、Qがトライアスリートということを知った。
なんであんな死にそうなことをやるのか
今もいくら聞いても理解出来ないが、とにかく私は尊敬してる。
昨日はマラソン大会があったらしく
年代別で優勝。
やっぱ、すげー、鉄人の女!

最初に聞いた時から、トライアスリートの過酷なトレーニングの話には
惹き付けられた。
ちょうど、演奏面で悩みがあったので、
なにか参考に出来ないかと思った。
それで相談したところ、腕立て、腹筋、背筋をセットにした筋トレを
すすめてもらった。
かれこれ2年前から私はほぼ毎日、こつこつとやり出し
今や定着。
(自慢じゃないが、それまで、筋肉なんて皆無の私)

今日も腿の内側は自転車のたちこぎで鍛えられることを
教えてもらう。
はい、師匠、がんばりまーす、私はいつもカワイイ弟子

また、Qには、コンサートや主催イベントの手伝いをしてもらうことも
たびたびで私は必ず、終了後ダメだしをお願いする。
けっこう毒舌、辛口、ようしゃなし。

髪型、服装、くつ、話し方、
あかん時は、ばしっ~~と叩かれる
いや、叩かない、鋭く指摘される。

ある時、司会をしたが、はいてた靴、NG!
確かに足先は油断してたから、反省しかり。
ごめんなさーい、素直に認める。
やっぱりかわいい弟子なのでーす

演奏面でも、へたくその時は容赦なくヘタと言ってくれる(涙)
しかし、そんな言葉も、私は真摯に受け止め深く深く反省する。
練習します、師匠!
それにつきます、ししょーーーー
なんて、健気だ....(感動)

音楽のこと、クラシック業界のこと、レッスンのこと
違った視点からの意見を聞きたいときは、
Qさまさま!

指導者業をしているが、雇われてるわけではないので
独りよがりの教え方になる危険性はいつも感じる。
社会とかけ離れる人間になっていく可能性もある。
(え?もうかけ離れてるって!?)

だからこそ、こういう存在の方を頼りにする。
嬉しいことに、最近、新たな業界の老若男女、増えつつあ~~る

特に、大人のお弟子さんは、私が教える立場だが、
反対に教えられることが必ずあり、まさに「教えあえる関係」
「教わりにきてるのに、こっちが教えてばっかり!」
っていわれそう

そうならないように、指導面ではもちろんだが、
人間的にも高めるのだ。
この気持はいつも持ち続けていきたい
う~~~ん、これも忘れがちたが....(メモメモ)

本日のお題
大変達者な足袋屋さん。太鼓の変わりにたらいをタンタンたたいて
啖呵を(たんか)をきった。
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