音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムのローカルシニアライフ
音楽&トルコ&日常を綴る

心地いい音

2008-02-20 | 音楽
かいほう弦
弦を指で押さえないそのままの音のこと。
ヴァイオリンの4本の弦、低い方からソレラミ

ヴァイオリン本体をもつことはさほど難しくないが
弓をちゃんと持つには時間がかかる。
でも、形が出来てない手からもちゃんとかいほう弦はなってくれるので
1回目のレッスンから音をだしてもらっている。

先日、ある初心者の生徒さんのときに
かいほう弦のラを弾いてもらっていた。
時々、私がアドバイスをしながら
何回も繰り返す。

その何回かに1回、すごくいい音がなる。
『○○さん、それ、今の音ですよ!!わかります?」
「えー、わかります!!」
ふたりして、いい音が出たことで嬉しくなる

それから、こうおっしゃったのだ。
「耳元で、すごく心地いい音がきこえます!」

心地いい音

日頃私はそういう心地よさを感じてるかな。
美しい音、響く音、きれいな音....
いいかたにこだわるわけではないが、
そういう表現をされる音も、低い音も、淋しい音も、小さな音も
すべて自分が心地いいって思えてこそ
自分の音として、人に伝わるだけの音になる。

曲、演奏、譜面、テクニック、からだの状態....
いろいろ考えて取り組んでいるつもりだが、
演奏の時に一番大事な「音」そのものにもっと集中すべき。

そのためには、もっともっと洗練した上等の耳にならないと。
F講師のいう、めきき。
音に関していうと「みみきき!」
言い換えたらまさに、プロの耳。

関係ないけど、『MIMIKIKI」ってカワイイよね?
プロのMIMIKIKIですぅーとかなんとか言っちゃったりしてー
あっ、すみません、関係ないですぅ

今回も、大事なことをお弟子さんのひと言から気づかされた。
レッスンって技術だけをこちらから教えるものじゃないこと
またまた思い知らされる。
ありがとうございます!

本日のお題

ちょっと、お茶々。茶碗で茶飲みしちゃだめ。

このカツゼツ、好き!!
だって、うちの犬のことをおチャチャって呼ぶ時もあるので
気持がこもっちゃう~ワン!

3日前の写真
うちから15分ぐらいのところ。

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