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ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

山茶花

2009-11-14 23:18:20 | カトリックの信仰
今年、山茶花が10月半ばから咲きだした、と友人が言っていた。その時も庭の切り花を持ってきてくれた。そして、ひと月近くたって今日も友人は花一輪を職場に飾っていた。彼女は人との関わりの中で細やかな心配りができる人だし、仕事もきちっとまったくミスをしないかに見える…確かにミスなどしていないと思う。神経質という人もいるけれど、こだわりが強いという人もいるけれど、でも私にはできない、いや、持っていない細やかさにずぼらな私はいつもフォローしてもらえて感謝している。ときどき時間に余裕のある時のおしゃべりに彼女の自然への親しみを感じるときがあって、そんな時にはとっても優しい表情になっている。花の名前も種類も、気候のこと、地形のこと、鳥のさえずりのこと…いいなぁと思って聞いている。

 4月から新しい環境に飛び込んで、その後も家の事情で仕事に慣れるどころか、殆ど戦力にならないで秋になった。私もパソコンに強い訳ではないが、仕事上のシステムが10年以上前のバージョンに合わせてできたものが多く、デジタルとアナログが混在していてかえって繁雑な事務処理になっているところが多々ある。だからやっとこの頃、すこしずつ仕事の流れが分かってきた。仲間は「入って間もない人の新鮮な目でおかしいと思うところはどんどん言って欲しい。言ったらいい」という。別の仲間は「チェンジに挑戦はいいけど、そう簡単ではないのが人とのコミュニケーション」という。ミーティングで確認し合ったことが、「鶴の一声」で翌日に外注のITに委託になったりする。目は白黒、気分は振り回されることが多い。

 確かにわずかな人数なのにコミュニケーションがうまく取れていないと私も思う。一人一人ユニークなので、いいところがそれぞれある。人間関係にまつわる色々は人がいる所には、どこにでもあることなので気にならない。というより私はその違いがあるところが面白いと思う。人は違うからこそ、語りあい、分かりあおうとする。仕事だから、そんなに深い関わりは持たなくてもいいかもしれない。でも、気持ちのいい職場の方が、仕事ははかどる、と今までも今でも思ってきたのが私だ。多分、多分、そんな潤滑油のような役割が与えられているのかな、ここでも。

 今日、出会った言葉:隅っこがいい。一番居心地がいい。押し出されたら、そこが隅っこだと思えばいい。そしてできることをして、隅っこにいればいい。楽だから。
 やっぱり、ふわり、ふわりと前向きに…いこう!