ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

またまた明け方の夢

2011-06-16 05:10:12 | カトリックの信仰
多分、ある修道院の中。

イエスの像があった。いつも見慣れている像なのだが(と言って今はっきりとみ心の像だったとか、善き牧者の像だったとか、復活のイエスとか昇天のイエスとか)具体的なシーンは思い出せない。でもふと足元を見たら缶の中に墨汁と太い筆が入っていて、思わず墨をたっぷり含んだ筆を像に向けていた。ポッテリとした墨が正面の上部にかかり、飛び散り…こっちにもと左に筆を向け、こっちにもと上の方に向けて…あっと気がついたらイエスは肩から墨をかぶり、上から滴る墨にしずくが足元に広がってきた。えっ~~そんな沢山の墨じゃないでしょ! どうして??と思ううちに更にに水たまりのようにポタポタと落ちてくる。

そこへ黒いハビット(修道服)を着たシスターが数人の人たちを連れて案内し始める。私のいた像の前を何事もないように素通りして隣のブース(なぜかブース)に行き、そこにあったピエタ像の説明を熱心にして(私も好きです、ピエタ像は!)十字架からおろされたイエスを母マリアが膝に抱いている、その像を見るたびにわが胸にやっと戻ったイエスを抱ける母の哀しみを語るのを涙して聞いている人たちの後ろで、隣りで私の仕出かしたありさまをどうやってシスターに伝えたらいいのかおろおろしている私。

シスターがやっと気づいて下さった。ハッと口を押さえて声も上げられないシスターの顔……。イエスの像の周りに墨は飛び散り、墨の水たまりはある。なにもいい訳できない私。申し訳なさでどうしたらいいか居場所もない。

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ないじゃない! 墨の缶も筆もないじゃない! これは夢?? 何もなかったじゃない!! 

午前4時半。やっと目が覚めて時計を見て夢だったことに安堵した。本当にホッとした。 あ~良かった。  でも後味の悪い夢でした。

紫陽花

2011-06-15 22:49:28 | 日々の出来事
この頃、目について仕方がない。で、立ち止まってはカメラを向けている。
人さまのお宅の玄関先だったりすると慌てているせいか沢山のアジサイを撮っているつもりだったけれどアップに耐える画像はこれだけ。

            


紫陽花も場所によっていろいろ、種類によっていろいろ。最初見たときに切りだと思ったものが時間を経て、えっと驚く位大輪になっていてびっくりしたり、色が変化していたり、奥が深いなぁと思う。

紫陽花のの有名な場所も一杯あるが、確かに沢山咲いていると色様々で目を奪われるに違いない。でも人々人がぞろぞろといるところは歩きたくないなぁ。って行きたい気持ちも満々(笑)
つい、紫陽花の見どころ検索をかけてみたりする。


この脱力感

2011-06-07 23:05:26 | 日々の出来事
ここのところ、やる気な~いというか疲れているのか、なんでだろうかなぁと原因を思いめぐらす。

・先週までかなり毎晩夜更かしして(暇さえあれば朝からも)目が疲れるほど本を読んでいたこと・・・仕事関連の本はまだ残っているけれど、夢中になれる小説をまた手に入れたい衝動に駆られています。でも哀しいかな体がついていかないようでもある。

・何でこの時期に内閣不信任案??とかなり熱くなっていたこと。・・・不信任案が可決になるのは避けて欲しかったけれど、今の状態が良くなったとは思えず、さりとて今大騒ぎしている「大連立」はまたまたそれはないだろうと思える。なんにしても震災関連、家計予算じゃなくて国家予算なんだから色々な所に支障が出てくるのが目に見えていることは、ドンドン与野党協力して進めていかないといけないのじゃないのかなぁ。
 昨日あたりから、母が菅さんだって一生懸命やっているのに何でもダメなんじゃなくて、できない首相を支えて協力する人がなぜいないのかなぁと言いだした。まだ衆議院は絶対与党なのだから、与党内で協力してない知恵をふり霜っていい案だしたら皆の気持ちは変わるのに、って。ごもっとも。

・気になる原発問題・・・日曜のNHKスペシャル「原発危機 事故はなぜ深刻化したか」をみて、ますます人災だったと思う。震災以来NHKの報道を見ていて、なんか変?と感じていたけれどこのところ原発物で教育TVのETV特集やこのスペシャル見てNHKも骨太なものできるじゃんと思った。
 もとNHKにいた方にその感想を伝えたら、チラッと内輪のやり取りを教えてくれた。「報道は情報を得るために官僚に癒着しないと飯の食いあげということ。これからはETVやNスペのような制作スタッフの方向性…」などなど書かれていて、フ~ンと思いはしたがなんだか疲れる話でもある。
ここで疲れちゃいかん、いかん。何も解決していないのだからと奮い立たせる。

・プツ、プツっと心か頭か体の奥の方から湧き出ているまとまらない思いがいつもあって、きっと休まらない部分があるんだろうな、とそこまでは分かっている・・・まだまだ続く。

夢に悩んで…

2011-06-02 22:22:23 | 日々の出来事
明け方夢を見た。

今でも東日本大震災の被災地の中で、一日の食事がおにぎり二個とパン一個の配給の所がある。「未だに温かいご飯を食べたい」という暮らしをなさっている方々がいる。学校給食でパンと牛乳だけだという地域もあるとニュースでみたからか。

夢の中で、その地域に暖かいものを提供するにはどうしたらいいかを一生懸命考えていた。これだったら道具がなくても食べやすくできるだろうか、材料はどうしたらいいだろうか、現地では組み立てるだけの工法がある建築と同じに食材も現場では暖めるだけだったらどんな献立ができるだろうか…とか。

レトルト食品は本当に飽きているだろうから、ぜいたくではなくても手づくりの味にこだわりたいとか。定番のカレー、焼きそば、ラーメン、うどんはきっとボランティアで色々な人が作るイベントがあっても、それぞれの味があっていいのだろうな。結局そこいら辺に落ち着くのが誰にでも口にあうものなのかな。

お料理好きな私はお料理でもてなしてあげたいなとか、隣に座るしかできないからそんな場もありかなぁとか、片付け苦手だけれど人のだったらできるかなぁとか…

夢が夢で消えてしまわないように本気で考え続けたい。

5月の読書歴

2011-06-02 00:00:25 | 日々の出来事
★母の買ってきた本から―
宮部みゆき 「ICO」-霧の城‐上下 講談社文庫
 面白かった。宮部みゆきの2008年の作品、夢中になって読んでいたら母は「そんなに面白い?」と言ったのだが、ぐいぐい引き付けられた物語の展開は映画を見ているようだった。優しい言葉に心がキュンとなり哲学する言葉に思いを深め、単純にアクションにハラハラした。興味があれば、図書館で借りてもいいかも。

★仕事がらみで買ってきた―
梅田望夫×平野啓一郎 「ウェブ人間論」 新潮新書
 これもまた異質な二人の対談からなるウェブ論、とても興味深く思っていたよりずっと面白かった。感想は後日もう少し詳しく書きたい。

★時間つぶしに寄った本屋で目について―
宮部みゆき 「かまいたち」 新潮文庫
 宮部みゆき初期の頃の時代小説短編集。短編は気楽に読めていいわ。この本も半日で読み切った。
宮部みゆき 「返事はいらない」 新潮文庫
 現代推理小説短編集。これもまた一気に読んでしまった。

しばらく宮部みゆきはいいわ。

★いつか孫にあげるのために買いおいた児童書―
「はじめてのにっぽんちずえほん」 ピエブックス
 以前買ったにほんちずえほんより、面白そう…
「・・・・・・」もう手元になくて題名が思い出せない。
「もりのなか」マリー・ホール・エッツ 福音館書店
「ぞうくんのさんぽ」なかのひろたか 福音館書店
「なぞなぞ ようちえん」 ポプラ社
  この頃なぞなぞあそびを持ちかけられるので種を仕入れる為に(笑)

多いか少ないかは分からないけれど、まぁまぁ読めたかな。4月はほとんど本を読み進めなかったし~~。活字はいいなと思う。

控えている本たち・・・
☆東北大震災支援の気持ちも込めて買った
山浦玄嗣 「気仙語訳聖書」 四福音書 四冊
 訳者は大船渡で被災、出版社も津波をかぶったのだが倉庫を片付け荷物を仕分けてその被害度に応じてA~Dランクに分けた聖書が、《津波を乗り越えた聖書》として新聞に取り上げられたらしい。私は仕事で山浦氏と講演依頼交渉でお話をした。仲介をして頂いた出版社社長さんに《津波を乗り越えた聖書》の話を伺い注文。ヨハネ福音書のみともいえず、全四冊いただいた。
 届いて気がついたが、私は気仙語を知らないので読むのはすごく困難を要することだということ。それでおまけのCDを聞き始めている。心地よい。先日再度山浦氏と話す機会を得て「聖書を購入させて頂いたのだけれど読めないことに気づきました」と言ったら「気仙語はこちらの人も読めません。書き言葉ではないので聞いてください。そして聖書にある解説を読んで下さい」と言われました。ポツポツと聞きながら、読み進めようと思っているところです。
 山浦氏にお願いした「立ちのぼる日本人の祈り」は11月12日に真生会館学習センターの講座で聞いて頂けます。

☆こちらも仕事がらみで注文した本が届いた
「ウェブログの心理」 山下清美さん他
 こちらも講演依頼をした山下さんの本。講師探しの中で見つけた本を依頼してから読むのはありだろうか。正直に注文中ですと伝えたのでありか。
 10月22日「ネット社会におけるつながりと孤独」という演題でお願いしました。日記やおしゃべりと関連づけてネットが人と人の支え合いのツールとなりうるかを話して下さることになりました。明日あたりから読み始める予定。