浅間山が噴火、1800m以上の噴煙 気象庁が入山規制
気象庁は、7日午後10時8分に長野と群馬の両県にまたがる浅間山の山頂火口で小規模の噴火が発生し、噴火警戒レベルを5段階のうち1(活火山であることに留意)から3(入山規制)に引き上げた、と発表した。浅間山での噴火発生は2015年6月以来。
同庁によると、火口縁上から1800メートル以上の噴煙が上がり、大きな噴石が火口から約200メートル先に到達。噴火は約20分続いたという。同庁は火口から約4キロの範囲に噴石や火砕流の警戒を出した。
この噴火で北方向に火山灰が流され、群馬県長野原町、嬬恋村、長野県軽井沢町、御代田町に少量の降灰が予想されるという。