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奈良)「5年で8組」結婚・定住へサポーター 上牧町
2017年1月31日03時00分
5年で8組のカップルの結婚・定住を――。上牧町がこんな目標に向かって動き出した。結婚や恋愛に関する若者の相談に乗り、背中を押す「マリッジサポーター」を養成し、持続可能な地域づくりを目指す。
「恋愛や結婚はコストパフォーマンスが悪い、と考える人も多い。そんな価値観をスイッチするのも、私たち年配者の使命かなと思います」
22日、町の会議室。40~60代の男女6人が真剣な面持ちで講義を受けていた。マリッジサポーター養成講座の初日。話し手は、大和郡山市のNPO法人「日本結婚教育協会」の棚橋美枝子代表(53)だ。
夫婦の悩みを聞いてきた棚橋さんは、若い世代の結婚をめぐる現状を紹介。「出会いがない、恋愛の仕方が分からないという彼らに、身近な大人ができることはたくさんある」と語りかけた。受講生の女性(59)は「幸せの形は結婚だけではなく、人それぞれ。でも、望んでいる人のご縁は、結べたら」と話す。
町は高度成長期、住宅開発が進んだ。1960年代に4千人台だった人口は2004年、5倍以上の2万5577人に。しかし、その後は減り、民間研究機関の試算で「消滅可能性都市」とされた。
女性1人が生涯で産むと見込まれる子の数を表す合計特殊出生率は、全国平均の1・38、県平均の1・29に対し、上牧町は1・09(いずれも08~12年)。危機感を強める町は、中学生までの医療費助成など、子育て支援に取り組む。
ただ、周辺市町村にも同様の施策があり、今中富夫町長(66)は「近隣の自治体から移り住む人はいても、人口の移動があるばかりで根本的な解決にならない」。町民の力も借りて、結婚・定住するカップルを増やそうと考えた。
サポーターの養成講座は5日間。県内外の講師から「男女の性」「親子関係が結婚に与える影響」などの講義を受ける。2月12日には町主催の出会いのイベントで、参加者への助言の仕方を学ぶ。
婚活イベントを開く自治体は少なくないが、職員がその後もフォローし続けることは難しい。サポーターには自らイベントを開いたり、交際中の相談に応じたりして結婚を後押しする役割を担ってもらう。住民が関わることで、地域のつながりを深める狙いもある。
町福祉課の担当者は「本気で取り組むべく数値目標も掲げた。住み続けたい、子育てをしたいと思える魅力的な町づくりをしたい」と力を込める。
火曜朝は寒い 10度近く低くなる所も
2017年1月30日 18時36分
月曜は暖かい朝
ただ、30日夜には平地でも「降れば雪」となるような冷たい空気が流れ込んで、本州をすっぽりと覆います。このため気温はグングン下がり、日本海側で雨が降っている所も次第に雪に変わるでしょう。