折々のうま-当たらぬでもなし

競馬記事で埋めちゃうから、随想に心打たれた人はブックマークだ。

馬券工学の不毛の論争に答える(指標としての複勝中央値)

2013年04月19日 05時51分13秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
平均は異常値に引っ張られてしまうことは前回話した。
新たな指標は何がいいのだろう。
それでは答えよう。

私の昨年の24Rの本命(◎)の複勝回収率は123%だ。
いわゆる中央値は110円。
上位25パーセンタイルは150円。
75パーセンタイルは0円だ。
半分近くは110円に張り付いているので納得だし、
上位25%150円はいいのか悪いのか分からない。

仮に半数以上の的中がないと中央値は0になる。
中央値が120円となれば、かなりの水準である。
上位25%で200円となれば、私はその人の予想に乗りたい。

回収率を上げるには大穴を狙えばよいが、
中央値はそうはいかない。
まず半数は当てなければ0だ。
穴党が不利かというとそうでもない。
追い込んで、あるいは逃げ粘って、2、3着という穴馬は多い。

安定性の指標として中央値は群を抜いている。
馬単回収率より、複勝中央値だろう。
問題は公表できる人(数字が0でない人)が果たして何人いるかだ。
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馬券工学の不毛の論争に答える(回収率までもが我々を欺く)

2013年04月19日 05時15分20秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
去年の購入額ベースの回収率は24レースで133%だった。
いわゆる単勝(◎)の回収率は227%で、自分でもビックリだ。
単勝に転向した方がいいのか。
それでは答えよう。

中身を分析すると、マイルチャンピオンシップでのサダムパテックの1,050円と
JCダートでのニホンピロアワーズの1,990円が押し上げていることが分かった。
この2つを除けば100%まで低下する。
本命が単勝で10倍を超えたときだけ勝負した方がいいということだ。

もっとも私はパドック派から嘲られているのだが、
原則公開買い目の10時前後購入である。
人気順ほどではないが、確定オッズまでは動いていく。
G1では馬体重は木曜日に公開されているし、調教状態である程度判断できる。
しかし、先日の桜花賞、皐月賞のような乗り替わりは本当に困るのである。
されど、公開予想はかくも厳しく、有料サイトに負けないを謳う以上は、
パドックを見たところで変えるわけにはいかない。
自らに課した十字架を背負うつもりだ。

G1ではダート、マイル・スプリント、天皇賞・春、菊花賞、以外は、
通用する馬のレベルがある程度固まっていることが多い。
パドックごときでどうこうということは少なく、
馬体重を極端に落としてくる厩舎も少ない。
これはG1での話で、条件戦あたりを開催場で買うときは別だ。
日頃の運動不足解消もあるが、中央競馬のツヤツヤの馬体を見るのは気持ちがいい。

最後に単勝10倍というのは私の目安だ。
ことさら穴党という方には何の目安にもならない。
10万馬券は狙わなければ取れないが、力んではいけないのである。
教訓として「回収率までもが我々を欺く」
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