岐阜県恵那郡明智町にある 『大正村』
その一角に 『ひろはまかずとし』 の 『心のしおり庵』 があります。
そして、先週末、私はそこで2泊3日を過ごしました。
金曜日、ヒサミと一緒に行って、お掃除してお店づくりして…
土曜日の朝、玄関に大きなお花が欲しいと思い、はさみと新聞紙を持って表に出ました。
するとちょうどその時、お店の前にお姉さん(私よりも)が!
「おはようございます!」
「おはようございます!」
「すみませんが、近くにススキが沢山あるところ、ありませんか?」
「ススキ?ススキなんて何処にでもあるがね。」
「昨夜この道を向うの方まで車で走ってもらったんですけど、ず~っと向うに行かないと、なかったんです。」
「そりゃ、この通りにはないわ~。うらのみちにはいらんきゃ。」
「裏の道?どうやっていけばいいんですか?」
「私が、今から家に帰るで、裏道を一緒に歩いてあげるわ。」
「ありがとうございます!どこかのお家のじゃなくて、切っても大丈夫なところがありますか?」
「何処のを切ってもススキなら怒られんと思うけどねえ。どうするの?」
「はい、大きな瓶に活けてお店の玄関に置きたいんです!
あ の 私、やすこって言います。」
「私はみちこ。」
「みち子さんって、美智子さまと同じお名前なんですね~。」
なんて話ながら歩いていると、
さすが、裏道の土手には私の大好きなお花というか草がい~っぱい!!
「あ の ここら辺の、切っても良いですかね?」
「ああ、こんなんでいいなら私の家にもあるよ。ほら!」
と、そこはもう、みちこさんのお家でした。
横の細い通路を抜けると、裏の物干しの下に一面広がっているのは、
なんと! 背丈が1メートル近くある
ホトトギス 
「わあ!! ホトトギス! これ、私の母が大好きなお花なんです!切ってもいいんですか?」
「いいよ、欲しいだけ切れば。」
「ええ~っ!いっぱい欲しいんですけど…みんな切っちゃってもいいの?」
「いいよ~、さっぱりしていいがね~。」
大喜びで、シャキシャキ切ってると
「ここに彼岸花もあるで。まだ少しなら咲いとるよ。」
「わお!これも切っていい? 全部?」
「向うに、ほれ、水引き草もあるよ。」
「ええ~っ!! こんなにきれいな、大きな水引き草なんて、初めて見るよ~~!!」
と、もう、狂喜乱舞状態で、思いっきり切って、
「みちこさん、たくさん切らせてもらいました。ありがとうございます。ごちそう様でした!」
「いいええ、そんなもんで良かったら、いつでもどうぞ!」

いきなり、思いっきり大好きなお花を抱えられないくらい貰っちゃって…
もう、ルンルンの私(笑)

こんなにいっぱい!!
まず、大きな瓶に投げ入れて水揚げさせて…
お店にある売り物の骨董品の湯飲み、花瓶、茶わん蒸し茶わん…等々に
思い思いのお花を活けて…

骨董、古着の商いをしていらっしゃるA嬢の持って来てくれた古着をほどきながら…
ほどいた着物の布で、今度はちくちく、チクチクと針を運び…
コースターやティッシュカバー等々を作りながらのお店番。
今まで私の味わったことのない、素敵な時間

素敵な時間は良いんだけど…
お店の2階で寝るのですが、まだ、ガスの配管がされてなくて…
このお家ではまだ、お湯が使えないのです
でも、それを知ってるA嬢が電気ポットを持って来てくれて、
オーストラリアにいる頃にず~っと食べたかった(オーストラリアには、多分、売ってない)、焼きそばUFOを作ることが出来ました!

そして、ここには冷蔵庫も、電子レンジも無く!
晩ごはんは、UFO、お豆腐(調味料も無いので…そのまま)、チェリートマト、アボカド、バナナ、野菜ジュース。
多分…普通の人は…
「こんなの、晩ごはん?食べた気がしないよ。っていうか、お豆腐そのままなんて食べられないよ~!」って言うんだろうけど…
私には、『全然平気の大好きごはん!』

そして、これまたA嬢の用意してくれた、フカフカ羽毛布団で、
幸せな眠ることが出来ました。
すっごく古いお家で、階段はギシギシ言うし…
テレビもラジオもないし…
家のすぐ裏は古い石垣で…
電気を消すと、本当に真っ暗だし、何の音も聞こえないし…
天井の隅には蜘蛛の巣張ってるし…
多分…普通の人は…
「退屈だし、気持ち悪いし、怖くて寝られないよ~!」って言うんだろうけど…
私には 『とっても快適超熟睡!』


でね、日曜日の朝、ヒサミがお弁当を作ってお迎えに来てくれたの!
何にもない生活も楽しいけど…
やっぱ、ヒサミのお弁当は
最高
たった2泊しただけなんだけど、なんか何年も下界から離れていて気がして、
『浦島太郎気分』で、感動しながら美味しく頂きました
今週19日にまた、この大正村に行きます!
なので週末はこのお店に私がいます!
是非是非遊びにいらしてくださいね
その一角に 『ひろはまかずとし』 の 『心のしおり庵』 があります。
そして、先週末、私はそこで2泊3日を過ごしました。
金曜日、ヒサミと一緒に行って、お掃除してお店づくりして…
土曜日の朝、玄関に大きなお花が欲しいと思い、はさみと新聞紙を持って表に出ました。
するとちょうどその時、お店の前にお姉さん(私よりも)が!
「おはようございます!」
「おはようございます!」
「すみませんが、近くにススキが沢山あるところ、ありませんか?」
「ススキ?ススキなんて何処にでもあるがね。」
「昨夜この道を向うの方まで車で走ってもらったんですけど、ず~っと向うに行かないと、なかったんです。」
「そりゃ、この通りにはないわ~。うらのみちにはいらんきゃ。」
「裏の道?どうやっていけばいいんですか?」
「私が、今から家に帰るで、裏道を一緒に歩いてあげるわ。」
「ありがとうございます!どこかのお家のじゃなくて、切っても大丈夫なところがありますか?」
「何処のを切ってもススキなら怒られんと思うけどねえ。どうするの?」
「はい、大きな瓶に活けてお店の玄関に置きたいんです!
あ の 私、やすこって言います。」
「私はみちこ。」
「みち子さんって、美智子さまと同じお名前なんですね~。」
なんて話ながら歩いていると、
さすが、裏道の土手には私の大好きなお花というか草がい~っぱい!!
「あ の ここら辺の、切っても良いですかね?」
「ああ、こんなんでいいなら私の家にもあるよ。ほら!」
と、そこはもう、みちこさんのお家でした。
横の細い通路を抜けると、裏の物干しの下に一面広がっているのは、
なんと! 背丈が1メートル近くある


「わあ!! ホトトギス! これ、私の母が大好きなお花なんです!切ってもいいんですか?」
「いいよ、欲しいだけ切れば。」
「ええ~っ!いっぱい欲しいんですけど…みんな切っちゃってもいいの?」
「いいよ~、さっぱりしていいがね~。」
大喜びで、シャキシャキ切ってると
「ここに彼岸花もあるで。まだ少しなら咲いとるよ。」
「わお!これも切っていい? 全部?」
「向うに、ほれ、水引き草もあるよ。」
「ええ~っ!! こんなにきれいな、大きな水引き草なんて、初めて見るよ~~!!」
と、もう、狂喜乱舞状態で、思いっきり切って、
「みちこさん、たくさん切らせてもらいました。ありがとうございます。ごちそう様でした!」
「いいええ、そんなもんで良かったら、いつでもどうぞ!」

いきなり、思いっきり大好きなお花を抱えられないくらい貰っちゃって…
もう、ルンルンの私(笑)

こんなにいっぱい!!
まず、大きな瓶に投げ入れて水揚げさせて…
お店にある売り物の骨董品の湯飲み、花瓶、茶わん蒸し茶わん…等々に
思い思いのお花を活けて…

骨董、古着の商いをしていらっしゃるA嬢の持って来てくれた古着をほどきながら…
ほどいた着物の布で、今度はちくちく、チクチクと針を運び…
コースターやティッシュカバー等々を作りながらのお店番。
今まで私の味わったことのない、素敵な時間


素敵な時間は良いんだけど…
お店の2階で寝るのですが、まだ、ガスの配管がされてなくて…
このお家ではまだ、お湯が使えないのです

でも、それを知ってるA嬢が電気ポットを持って来てくれて、
オーストラリアにいる頃にず~っと食べたかった(オーストラリアには、多分、売ってない)、焼きそばUFOを作ることが出来ました!

そして、ここには冷蔵庫も、電子レンジも無く!
晩ごはんは、UFO、お豆腐(調味料も無いので…そのまま)、チェリートマト、アボカド、バナナ、野菜ジュース。
多分…普通の人は…
「こんなの、晩ごはん?食べた気がしないよ。っていうか、お豆腐そのままなんて食べられないよ~!」って言うんだろうけど…
私には、『全然平気の大好きごはん!』


そして、これまたA嬢の用意してくれた、フカフカ羽毛布団で、
幸せな眠ることが出来ました。
すっごく古いお家で、階段はギシギシ言うし…
テレビもラジオもないし…
家のすぐ裏は古い石垣で…
電気を消すと、本当に真っ暗だし、何の音も聞こえないし…
天井の隅には蜘蛛の巣張ってるし…
多分…普通の人は…
「退屈だし、気持ち悪いし、怖くて寝られないよ~!」って言うんだろうけど…
私には 『とっても快適超熟睡!』



でね、日曜日の朝、ヒサミがお弁当を作ってお迎えに来てくれたの!
何にもない生活も楽しいけど…
やっぱ、ヒサミのお弁当は


たった2泊しただけなんだけど、なんか何年も下界から離れていて気がして、
『浦島太郎気分』で、感動しながら美味しく頂きました

今週19日にまた、この大正村に行きます!
なので週末はこのお店に私がいます!
是非是非遊びにいらしてくださいね
