中1の息子の国語の期末試験の範囲に「矛盾」とあったので・・・。
「矛盾」・・・物事のつじつまが合わないこと
楚の国の人に盾(たて)と矛(ほこ)を売っている者がいた。
その盾を自慢して言うには
「この盾はとても堅く、突き通すことができる物はない。」
さらに、矛を自慢して言うには
「この矛はとても鋭く、どんな物でも突き通してしまう。」
ある人が尋ねた。
「では、あなたのその矛であなたのその盾を突いたらどうなりますか?」
たしかにどんな結果になっても困る状況ではありますが、実際にやってみたらどうなるんでしょうか?
よく考えてみると、盾が矛の一突きで割れてしまったら言い訳が立たないけど、盾が割れなければ「まだ突きが足りない」という言い訳が立ちますよね。
まあ、いずれにしてもつじつまが合わないことに変わりはないけど・・・。
韓非は中国戦国時代の思想家で法によって国を治めることを説いた人です。従って徳により治めようとした儒教の孔子・孟子とは考えを異にしました。この「矛盾」も孔子が徳のある王と称えた2人の王「尭・舜」を批判したのだそうです。
「矛盾」・・・物事のつじつまが合わないこと
楚の国の人に盾(たて)と矛(ほこ)を売っている者がいた。
その盾を自慢して言うには
「この盾はとても堅く、突き通すことができる物はない。」
さらに、矛を自慢して言うには
「この矛はとても鋭く、どんな物でも突き通してしまう。」
ある人が尋ねた。
「では、あなたのその矛であなたのその盾を突いたらどうなりますか?」
たしかにどんな結果になっても困る状況ではありますが、実際にやってみたらどうなるんでしょうか?
よく考えてみると、盾が矛の一突きで割れてしまったら言い訳が立たないけど、盾が割れなければ「まだ突きが足りない」という言い訳が立ちますよね。
まあ、いずれにしてもつじつまが合わないことに変わりはないけど・・・。
韓非は中国戦国時代の思想家で法によって国を治めることを説いた人です。従って徳により治めようとした儒教の孔子・孟子とは考えを異にしました。この「矛盾」も孔子が徳のある王と称えた2人の王「尭・舜」を批判したのだそうです。
HANAさんもよく調べて、すごいな~
実は私も、けっこう調べるの好きなんです。
百科事典とかすぐ見るの。
その割に、忘れるのが、まぁ~・・早くて・・(~_~;)
困ったもんです・・・
学生の頃教えてもらった気がします。
なんだか懐かしく思い出しました。
当然すぐ忘れます。でも、高校の時担任の先生に
「ざるだって水を出しっぱなしにしていれば多少は水がたまる。お前たちも常に勉強していれば少しは残るものもあるだろう。」
と言われたのがとても印象に残っています。
ただ、若いうちは水の量が多かったけど、今はね・・・。
息子の教科書を見ながらアレンジしたんだけど、
「盾と矛」の順番でよかったのかな?
「矛盾」なら「矛と盾」だよね。まあ、どっちでもいいか・・・。
ちょっといい加減な所もありますが、お許しを・・・。
アメリカ、ソ連を始めとして、イギリス、フランスと、日本を除く多くの国々が武器輸出を中心に利益を上げていました。
今もそうですが・・・。
その売り方が、先ず矛を売り、暫くしてその矛に耐える盾を売り、暫くして、その盾をうち破る矛をうる。
武器商人そのものです。
それが大国の輸出の基本であり、それで大国は繁栄をしている。
そして、それらが売れる為には、世界の何処かで戦争が起きている必要がある。
無ければ何処かに起こせばよい・・・。
しかるに日本は、それをする事無しに、世界一の輸出大国となったなんてね。
懐かしい言葉です。(笑)
「矛と盾」の言葉を耳にするに付け、過去のココムや現在のワッセナーアレンジメントを厳守する先進国は、日本人だけと、胸を張りたいですね。
なるほど「矛盾」の楚の人はすごすごと引き下がったけれど、最初からその気で売る人(国)もいるわけですね。
そういう状況を自ら作るよう仕向けていくなんて・・・。