昨日は母が手術でしたので、待っているときのために本を用意しました。宮部みゆきの「名もなき毒」です。
大企業の広報室に勤める主人公はアルバイトの女性が起こすトラブルに悩まされます。さらに関東近辺の無差別毒殺事件の被害者遺族と知り合い、次第に事件にはまっていきます。一方、トラベルメーカーの女性との関わりも悪くなる一方・・・。
主人公は実は勤務する会社の会長の娘婿、会社の経営には関わらな . . . 本文を読む
久しぶりに堂場瞬一を読みました。文春文庫書き下ろしだそうで「アナザーフェイス」という作品です。主人公は30代のちょっと疲れてるけど、いい男。
内容は「鳴沢了」のシリーズほどではないけど、まあ面白かった。子供が誘拐される事件で、自身も同じ年ごろの子供を男手ひとつで育てている主人公がかっこよく解決していきます。
ところで、誘拐される子供の名前が「貴也」、主人公の息子が「優斗」なんですが、
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DVDを見て涙した後なのでどのくらい素直に読めるか心配でしたが、よりわかりやすく、透明感のある文章が印象的でした。
舞台は瀬戸内海に面した町。映画では長野でした。どちらもすてきなところですね。
映画はよくできていたんだなと改めて感じました。最も原作を先に読んだらまた違った感想をもったかもしれませんが・・・。
いずれにしても杏子という女性は聡明な人だと思いました。そして彼女の息子も。
人を . . . 本文を読む
以前、荻原浩の「噂」を読んだという記事を書きましたが、あまりに期待が大きかったせいか消化不良になってしまいました。
そこで、同じく荻原浩の「神様からひと言」に挑戦しました。
食品会社に勤める佐倉凉平は販促会議でトラブルを起こし、「お客様相談室」に異動する破目に。そこは社内のリストラ要員と言われる部署でお客からのクレーム電話の対応が仕事だ。
私生活でも一緒に暮らしていた女性が突然姿を消 . . . 本文を読む
書店で「えんぴつで~~~」シリーズを見つけました。面白そうなのでどれか買おうと思って眺めていると「徒然草」を発見。単元が短いし、どこからでもできるからこれにしようと思ったら、なんと色違いで2種類あるのです。
なんで??と思ったら一つの方のタイトルは
「文具付き愛蔵版 えんぴつで徒然草」
「文具」・・・・つまり、「鉛筆」と「消しゴム」と「下敷き」がついているのです。
そんなものはい . . . 本文を読む
荻原浩の「噂」 (「噂」2はこちら)を読み終えました。前半はなかなか面白かったけど、後半(犯人が分かる頃)からなんだか興味が半減してきてしまいました。
特に「衝撃のラスト1行に瞠目」のコピーは大げさ。数ページ前から見当がつきます。「衝撃」は「衝撃」なんですが、後味が悪いというか・・・。それは勘弁してよ!という思いです。それに私としてはこの部分がなければ、「面白いミステリー」の第一候補だったの . . . 本文を読む
「読書」のカテゴリに入れましたが、まだ読んでいません。
昨日ラジオをつけたらちょうど本の紹介をしていました。荻原浩の「噂」という本でした。書名も著者も聞いたことがなかったのですが、「明日の記憶」の作者と聞いてちょっと気になりました。
ところが、この「噂」は「明日の記憶」とは全く違ったミステリーなんだそうです。
ある香水メーカーが宣伝のために女子高生を使って「噂」を流す。「ニューヨー . . . 本文を読む
倉敷への往復の新幹線で読もうとリリー・フランキーの「東京タワー」と廣淵先生がブログ(View of the world -Masuhiko Hirobuchi-「人は細胞ひとつ作れない」)で紹介していた「ありがとう、おかげさま」の2冊を持っていきました。
先に「東京タワー」を読み出したので先が気になって新幹線の中ではほとんど「東京タワー」を読んでいました。「ありがとう、おかげさま」は今読んで . . . 本文を読む
読書のカテゴリに入れていいかどうか・・・。漫画です。
中学校の頃夢中で読んだのが、萩尾望都!もちろん「ポーの一族」(これについては改めて)。その後、漫画と遠ざかって実に数十年ぶりに読んだのが「イグアナの娘」。
レンタルビデオ屋さんに行ったらコミックのコーナーがあったので何気なく見ていたら「萩尾望都」の名がたった1冊。小学校の頃はマーガレットという雑誌でいろんな作家のものを読んでしましたが . . . 本文を読む