
以前、荻原浩の「噂」を読んだという記事を書きましたが、あまりに期待が大きかったせいか消化不良になってしまいました。
そこで、同じく荻原浩の「神様からひと言」に挑戦しました。
食品会社に勤める佐倉凉平は販促会議でトラブルを起こし、「お客様相談室」に異動する破目に。そこは社内のリストラ要員と言われる部署でお客からのクレーム電話の対応が仕事だ。
私生活でも一緒に暮らしていた女性が突然姿を消し、神に見放されたかに見えた凉平。しかし、個性的なお客様相談室のメンバーに触発され、次第に生き生きしてくる。果たして神様は凉平に声をかけてくれるのか!!
難癖をつけるお客とのやり取りはなかなか面白い。テンポのいい舞台を見ているようで一気に読めてしまう文章です。
ミステリーより「涙と笑いの人間模様」の方が得意なんじゃないかしら。これはやっぱり「明日の記憶」を読むしかないかな。
そこで、同じく荻原浩の「神様からひと言」に挑戦しました。
食品会社に勤める佐倉凉平は販促会議でトラブルを起こし、「お客様相談室」に異動する破目に。そこは社内のリストラ要員と言われる部署でお客からのクレーム電話の対応が仕事だ。
私生活でも一緒に暮らしていた女性が突然姿を消し、神に見放されたかに見えた凉平。しかし、個性的なお客様相談室のメンバーに触発され、次第に生き生きしてくる。果たして神様は凉平に声をかけてくれるのか!!
難癖をつけるお客とのやり取りはなかなか面白い。テンポのいい舞台を見ているようで一気に読めてしまう文章です。
ミステリーより「涙と笑いの人間模様」の方が得意なんじゃないかしら。これはやっぱり「明日の記憶」を読むしかないかな。
著者のコメントによると、知人が自殺したとのこと。それを聞いて感じたことをこの本に書いているとのこと。著者は「何があっても生きていてこそだ。
死んだら何にもならない。必ず、生きろ!」と言うメッセージを全編にわたり書いていたように思われます。もちろん、そんな重たいメッセージは表に出ないように、オブラートに包まれています。
電車で声を殺して笑う部分もあるので、おすすめの一冊です。
文章には何か魂のようなものがあるんしょうね。
電車の中で笑いを押し殺しているサラリーマンは想像するとちょっと面白い!!
私の友人(男性)は電車の中で「塩狩峠」を読んで泣いてしまい、どうごまかしていいか困ったなんて言ってました。
泣くよりはいいかな?どっちも変??